概要
会話などにおいて、普段からあまり喋らないことや、口数が少ない人のことである。もしくは馬や牛、犬などに付ける頭絡の一種で、口に装着する「ハミ(銜)」がないタイプのもののことでもある。本記事では「喋らない人」のことについて説明する。
内向的である、思慮深く冷静である、人見知りであるといった性格的な理由から口数が少ない人のことを指す。難聴などの聴覚障害や、喉を痛めた、呼吸器や口腔機能に障害がある、脳の障害が原因の失語症など、病気や障害によって話すことが困難になっている場合とは区別される。
ただし、言葉が滑らかに出にくい吃音などを持っている場合、話すこと、声を発すること自体に苦手意識を持って結果として無口になっている、というケースは考えられる。
創作におけるキャラクター属性の場合、「無口」と言ってもいくつかのタイプに分かれており、例えば
- 物静かな性格である、恥ずかしがり屋であるなどの理由で、自発的に言葉を発することが少ないタイプ
- 演出としてプレイヤーの感情移入を促したり、想像の余地を残したりするため、あえて明確なセリフが当てられていないタイプ→喋らない主人公(アニヲタwikiにおける解説ページ)
- その世界で使われている言葉を知らないなどの理由で、そもそも会話が難しいタイプ
- 本来会話はできるが、能力的な制限やコンプレックスなど何らかの事情で声を出さない(出せない)無言のタイプ
- 何らかの事情により声帯が摘出されたまたは存在しないタイプ
などがある。
クールなライバルキャラや、感情の出しかたをあまり知らない無垢で素直なキャラの表現としてたびたび用いられることがある。
音声付きのメディア(アニメやゲームなど)での場合、声優が当てられないこともある。