概要
クワガタムシ亜科のネブトクワガタ属の代表種で、内歯が大きく斧のような形状をしているのが特徴で、オノツキネブトクワガタとも言われている。
本属の中では大型の部類に入り、原名亜種は飼育個体で最大57mmのものが記録されている。(クーランネブトクワガタが最大種のため、本種がネブトクワガタ最大種ではない。)
6亜種に分類され、主にモルッカ諸島に分布する原名亜種とニューギニア島西部(イリアンジャヤ)に分布する亜種レオポルディが代表的な2亜種。
標高約450〜750mの温度帯が高めの場所に生息し、木の「うろ」(空洞)をすみかとしている。
ネブトクワガタの仲間は日本にも4種が生息している(いずれもプラティオドンより小型だが)。
甲虫王者ムシキングでのプラティオドンネブトクワガタ
「・・・やるしかないのか。」
2005セカンドプラスで初登場。強さ100のバランスタイプ。必殺わざはグー。肩書きは「アックスボンバー」。超必殺わざは「(スーパー)アクシズスピン」。
なお、アクシズスピンはプロレスラーのムシキング・テリーが考案したものである。
アダー完結編では第2弾「夏レインボー」に登場した他、第5弾「最大最強セレクション」の「最強カスタマイズセレクション」のベースムシに抜擢された。
ネブトクワガタ属のムシが他に登場していないこともあり、ニジイロクワガタ・パプアキンイロクワガタ等のオセアニア出身のムシや、コガシラクワガタ・メンガタクワガタ等の個性的な体型のムシがカスタマイズ用ムシとして登場。
カスタマイズ次第ではラストボスのヘルクレスエクアトリアヌスブルーを一撃で倒すことも可能だった。
新甲虫王者ムシキングにも2016セカンドより参戦。階級はN。必殺技は旧作と同じ。激闘編ではNのムシの中では唯一ステータスが変更されないままでの再録となったが、超神化編ではステータスが変更されている。
本作ではアダー完結編のような強化は施されず数あるNのムシの1種という地味な扱いではあったものの、2016年8月26日にかつてのセガ本社ビルにて行われた大会「激闘ツアー」においては、参加者の1人にプラティオドンネブトクワガタを使ったユーザーがおり話題になったことがある。