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概要

和名はツヤクワガタ属。学名Odontolabisから記事タイトルの名称で呼ばれることもある。
熱帯アジアを中心に分布し、その名の通り光沢のある上翅を持つ種が多い。
約70種が記載されており、体長30mm以下の小型種から100mm以上の大型種まで含まれる。
体色は種類によっては真っ黒だったり、美しい模様をもつものもおり、愛好家から一定の人気を誇る。

幼虫は上半身に比較して下半身が肥大化しているのが特徴。
雑誌『ビー・クワ26号(以下ビークワ)』ではダールマンツヤクワガタの幼虫の生態について載せられており、幼虫は白色腐朽菌によって腐朽が進み、フレーク状となった広葉樹を食して育っていることが記されている。
なお、飼育下では朽木ではなく発酵マット(土)に産卵する。
ちなみに近縁とされるマルバネクワガタ属(Neolucanus)は褐色腐朽菌によって朽ちた木を食して育つ。

大型種は好戦的な種が多く、オニツヤクワガタと呼ばれることもある。
一般的にクワガタムシの雄の大顎は体の大きさに比例して長くなるが、本属は体が大きいのに大顎が短い個体(短歯型)も多く生まれる。短歯型の雄はアルキデスオオヒラタクワガタと並び挟む力が非常に強いことで有名であり、そのニッパーの様な形状をした大顎を使い相手の脚や顎、角を切断してしまうこともある。
多くの種はオオクワガタやノコギリクワガタ等と比較すると暑さに弱い。

日本には本属は分布していないが、近縁のマルバネクワガタ属は数種が南西諸島に分布している。

主な種

以前この項目は全身が黒いグループと色が付くグループと分けられていたが、亜種間や近縁種間でも全身黒色の種と色が付く種が存在するため、並び順は『ビークワ』に準拠するものとする。

ガゼラツヤクワガタ(O gazella)

クギヌキクワガタとも。
マレー半島ボルネオ島インドネシア(スマトラ島ニアス島ジャワ島、ナツナ諸島)、フィリピン(パラバック島)に分布。上翅は黄褐色。雄の大顎は短〜中歯型の個体しか存在しない。左右非対称で、常に左側の大顎が大きい。
2021年現在の最大記録は70.5mm(原名亜種)。
ニアス島のものは上翅も黒くなり、亜種イナエクアイルス(ssp.inaequails)に分類される。

ラティペンニスツヤクワガタ(O latipennis)

オオクギヌキクワガタ、言い易さからラティペニスツヤクワガタとも。
マレーシア、インドネシア、フィリピンに広く分布。
種小名は「幅広い翅」という意味。決してアソコのことではない。
全身黒色で短歯型の個体のみが存在し、大顎はニッパー状に太くなる。
前脚脛節が鋸のようにギザギザしている。
野外最大記録は80.8mm。

キプルツヤクワガタ(O cypri)

ボルネオ島に分布。似た外見の近縁種が数種類存在する。
詳細は当該記事参照。

カステルナウツヤクワガタ(O castelnaudi)

カステルナウディツヤクワガタとも。
マレーシア、インドネシアに分布。大型の短歯型は本属のクワガタの中で最も挟む力が強いとされる。
詳細は当該記事参照。

インペリアリスツヤクワガタ(O imperialis)

ボルネオ島、フィリピン(パラワン島)に分布。帯節(脚の付け根)が赤くなり、上翅は黒く金属光沢を放つ。
詳細は当該記事参照。

スティーブンスツヤクワガタ(O stevensi)

インドネシア(スラウェシ島サンギール諸島)に分布。
長歯型の大顎は直線的で、先端が三叉に分かれ、大顎中央〜先端付近に棒状の細く尖った内歯が1対生える。
また、複眼の後ろが鋭く突出する。
原名亜種は全身黒色の個体と上翅の縁に橙色の模様が乗る個体が見られる。
地域によって内歯位置や大顎上翅の色彩に差異が見られ、4亜種に分類される。
野外最大記録は90.4mm(原名亜種)。

ワラストンツヤクワガタ(O wollastoni)

マレーシア、インドネシア(スマトラ島)に分布。
安価に入手できる種のひとつ。頭が大きく、ルデキン(後述)に似るが上翅の模様は橙色で、上翅中央の黒い部分が広い。
スマトラ島では5〜6月に発生し、ココヤシの花に集まるとのこと。
野外最大記録は79.1mm。

ルデキンツヤクワガタ(O ludekingi)

インドネシア(スマトラ島南部)に分布。
上翅の模様は薄黄色で、ワラストンと比較して上翅中央の黒色部分が狭い。
こちらもインドネシアから大量に輸入されるため安価に買うことができ、生態もワラストンに準ずるものと思われる。
2021年現在の最大記録は81.3mm。

ラコダールツヤクワガタ(O lacordairei)

インドネシア(スマトラ島)に分布。
上翅は黄色で合わせ目が黒くなり、頭部に逆三角形の黄色い模様が、腹側にも黄色い模様がある。
詳細は当該記事参照。

クベラツヤクワガタ(O cuvera)

ネパールインドシナ中国に分布。
大顎が細長く、中央先端寄りに先端が二又に割れる内歯を持つ。
上翅は亜種により異なるが赤褐色〜橙色で、黒色の模様が広い。
大型種で、4亜種に分類される。特に中国南部、ベトナムラオス北部、タイ北部に分布する亜種ファラキオーサ(ssp.fallaciosa)が大型になることで有名。
野外最大記録は92.7mm(亜種ファラキオーサ)。

フェモラリスツヤクワガタ(O femoralis)

アカアシオニツヤクワガタとも。
マレーシア、ボルネオ島に分布。上翅は全体が黄色く、頭部の中央も赤みを帯びる。
詳細は当該記事参照。

ブルマイスターツヤクワガタ(O brumeisteri)

インドに分布。飼育個体にて体長109mmの個体が記録されている本属最大種。
詳細は当該記事参照。

アルケスツヤクワガタ(O alces)

フィリピンに分布。詳細は当該記事参照。

シヴァツヤクワガタ(O siva)

シバオニツヤクワガタとも。
インド北部、ネパール、ブータンカンボジアミャンマーベトナム中国台湾に分布。
アルケス、ダールマン(後述)に並ぶ全身黒色になる本属大型種の代表格。
全体的に光沢が強く、太短い。長歯型は大顎の先端と根本のみに内歯を持つ。
アルケスやダールマンとは違い、前胸背板の前縁部は尖らない。
台湾のものは原名亜種よりもスレンダーで、亜種パリー(ssp.parryi)に分類される。
近年のコロナ禍の影響でフィリピンからの生体入荷がほぼ無くなってしまったためアルケス等の代わりに台湾から輸入された本種の流通が急増している。
野外最大記録は92.8mm(原名亜種)。

ダールマンツヤクワガタ(O dalmanni)

マレー半島、インドネシア、フィリピンに分布。
10亜種に分類され、その中でも亜種インターメディアツヤクワガタ(ssp.intermedia)が大型になることで有名。
詳細は当該記事参照。

ストリアータツヤクワガタ(O striatus)

マレーシア、インドネシアに分布。小型種。
上翅に微毛が生え、スイカのような筋模様が乗る。
詳細は当該記事を参照。

甲虫王者ムシキングシリーズでのツヤクワガタ属

11種が登場している。

ラコダールツヤクワガタ

最初期より登場。詳細は当該記事参照。

ブルマイスターツヤクワガタ

2004ファーストより登場。詳細は当該記事参照。

インペリアリスツヤクワガタ 

2004セカンドより登場。詳細は当該記事参照。

キプルツヤクワガタ

2005セカンドプラスより登場。詳細は当該記事参照。

アルケスツヤクワガタ

2006セカンドより登場。詳細は当該記事参照。

スティーブンスツヤクワガタ

2006セカンドより登場。(旧)つよさ120、(新)R。必殺わざはチョキ、「(スーパー)グリーンアロー」。肩書きは「森の魔術師」。

フェモラリスツヤクワガタ

2007ファーストより登場。詳細は当該記事参照。

ラティペニスツヤクワガタ

2007ファーストより登場。つよさ120、必殺わざはグー、「(スーパー)モンキーシュート」。肩書きは「クレイジーモンキー」。
新甲虫王者ムシキングにも登場しているが、その際にはつよさ100相当のNへと降格してしまった。名前のせいで下ネタ絡みのネタで弄られることも多々あったりと、非常に不憫な扱いをされてしまっている。

ストリアータツヤクワガタ

2007ファーストより登場。詳細は当該記事参照。

ガゼラツヤクワガタ

アダー完結編より登場。新作のレアリティはN。必殺技はグーの「トマホーク」。肩書きは「デンジャラスペンチ」。

インターメディアツヤクワガタ

ダールマンツヤヤクワガタの亜種。新甲虫王者ムシキングより登場。詳細は当該記事参照。

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