ストリアータツヤクワガタ
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すとりあーたつやくわがた
オドントラビス属(ツヤクワガタ属)に分類されるクワガタムシの一種。
ツヤクワガタ属(Odontolabis)の基準種とされている。
野外レコードとして記録されている個体でも53mmと本属に属するクワガタのなかではで小型の種となる。
また、性質も比較的温和である。
羽にスイカのような縞模様があるのが最大の特徴で、明るい茶色の細かい毛が生えて作り出されている。この細かい毛は、胸部、頭部にもまばらに生えている。
その模様からボルネオ島では「ハリマウ(虎)」と呼ばれたり、スジブトツヤクワガタという別名を持つ。
ボルネオ島(マレーシア領)のトゥルスマディ山では、標高600〜1200mのノボタンやアカネの仲間の木の細枝によく止まっているとの記録がある。
幼虫はシロアリが食べた後の泥状となった赤腐れした朽木を食べるとされ、飼育でも同じ赤腐れした朽木を粉砕した「赤枯れマット」が必要となる。
ちなみにマルバネクワガタの仲間の幼虫も似た食性をしている。
よく似た外見のケファロテスツヤクワガタという種がいる。
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