概要
中国、台湾、インドシナ半島、インドなど、アジアの広い範囲に分布しているクワガタムシ。
マルバネクワガタ属の代表種。(なお体長に関してはペラルマトゥスマルバネクワガタというより大型な種がいるものの、後述の甲虫王者ムシキングには登場しておらずマキシムスよりも知名度は低い)
後述の甲虫王者ムシキングでは「オスでも大アゴが短い」と説明されているが、そこまで極端に短いわけではない。というかぶっちゃけそもそもオスの大アゴがあまり大きく伸びないマルバネクワガタの仲間としては普通かちょっと短い程度である。
マルバネクワガタはツヤクワガタ属に近い仲間とされており、生態面でも共通点が見られる。
日本にも奄美群島や沖縄などにアマミマルバネクワガタやオキナワマルバネクワガタなど近縁の固有種が生息している。
その中には種の保存法に基づく国内希少野生動植物種に指定されているものもいるため、本種及び近縁種は特定外来生物に指定され、国内での販売・生きた個体の輸入・飼育が禁止されている。
ペットは責任を持って飼いましょう。本来その地域にいない生き物は逃がしたりしてはいけません。
甲虫王者ムシキングでのマキシムスマルバネクワガタ
2004ファースト拡張パックで初登場。強さ120。性格はアタックタイプ。必殺わざはグー。肩書きは「短くも恐ろしき大アゴ」。超必殺わざは「(スーパー)ハヤテ」。
「甲虫王者ムシキング」に登場する甲虫の中で唯一特定外来生物。ただし、指定されたのは2017年。
- デリカトゥスマルバネクワガタは特定外来生物には指定されておらず、他のマルバネクワガタは在来種・外来種問わず登場しない(アダー完結編含む)。また、特殊わざや昆虫カードで登場するカブトムシ・クワガタムシ以外の甲虫も特定外来生物ではない。
新甲虫王者ムシキングにも参戦。階級はR。必殺わざは旧作と同じ。
関連タグ
- クワガタムシ
- デリカトゥスマルバネクワガタ(同属)
- 甲虫王者ムシキング/新甲虫王者ムシキング
- ヒメカブト(アダー完結編までのムシキングでの必殺わざが同じだった)
- オオクワガタ・ヒラタクワガタ…国産種と外来種の交雑などが危惧されているムシ。