概要
鹿児島県本土からから南方に広がる薩南諸島(南西諸島北部)のうち、奄美大島から与論島までを範囲とする太平洋と東シナ海上の島嶼部。
県庁所在地で最大都市である鹿児島市の南西約370kmから560kmの海域に位置。
旧石器時代にヒトが定住していた遺跡が発掘されており、古代は九州や本州の文明と交易をしながら漁労中心の社会が発達していたと考えられている。
中世に入ってから本格的な農耕社会化が始まり、15世紀中頃に沖縄本島の琉球国の軍事侵攻を受けて支配下に置かれる。
江戸時代の1609年、鹿児島の薩摩藩が軍事侵攻により琉球王国を実質的に支配下に置く。
薩摩藩は事実上の割譲で譲り受けた奄美群島の農業振興に力を入れ、特にサトウキビ栽培が大きく発展していった。
明治維新後の1879年、正式に鹿児島県に編入。
有人島(8島)
瀬戸内町
瀬戸内町
瀬戸内町
※以前は有人島で現在は無人島
宇検村