概要
日本の離島
本土(北海道、本州、四国、九州)を除く島々。離島・本土の違いについて何を問題・議題にするかによって離島の定義は変わる。このため統一的な定義は無いというより、むしろ無理をして定める方が不便である。本土と橋やトンネルで繋がっている島(淡路島など)は離島に含めない場合が多い。他にも、河川・河口の中州(大阪中之島、福岡中洲)、運河などで人工的に水路で分断されている陸地(特に一般住民が住む場合、通常なら計画段階で陸路を維持する橋やトンネルを事前に確保する)、干拓地(八郎潟干拓地など)、人工島(お台場、六甲アイランドなど)も離島扱いするケースは少ない。
例えば本州との物流を問題・議題にするなら、本州から大きく離れている沖縄本島も離島扱いすることが多い。一方で例えば医療格差なら、島内に大学病院すらある沖縄本島を本土扱いしたり、本土から近くても救急車が直接行くことができない島を離島とみなすこともある。このため沖縄本島および沖縄本島と陸路で繋がる島々(古宇利島、勝連半島から海中道路で繋がる島々など)、本土に極めて近く海運が豊富なため陸路こそ無いものの交通面で本土に準ずる島々(伊勢湾内の島々、安芸宮島など)、湖中島(2024年現在の日本で、一般住民が住み陸路がない湖中島は琵琶湖沖島のみ)は、離島扱いするかどうかは論点に左右されるボーダーゾーンである。
沖縄本島を日本離島センターは本土に含めているが、運送会社は基本的に離島料金を請求する。
稀ながら、論点によっては内海の島々(瀬戸内海、天草など)を外洋に浮かぶ他の離島とは別枠に扱う場合もある。
西日本には離島が多く、特に鹿児島県と長崎県は非常に多くの有人離島を抱えている。
主な離島
※pixivに記事がある有人島のみ。