平戸諸島の一部とする場合もある。
五島列島の最北部に位置する。
自然
丘陵地が多い火山島で、豊富な湧水が農業用水として利用されている。
北東部の大浜には自然度の高い砂浜や砂丘があり、カワラハンミョウ、ハラビロハンミョウ、オオヒョウタンゴミムシ、ジムグリツチカメムシなどの希少昆虫が数多く生息する。
スゲ浜にはクロケシタマムシやサナギガイが見られ、砂丘にはハマタマボウキやホタルカズラが自生する。
風力発電所やメガソーラー等の大規模な発電施設の建設が相次いでおり、タカハヤやミナミヌマエビの宇久島個体群や、宇久島固有種の淡水貝類ウクジマミズゴマツボ、宇久島が県内唯一の生息地であるクロケシタマムシ、ニシジョウカイボン宇久島亜種等の在来生物への悪影響が心配されている。