礼文島

れぶんとう

北海道の沿岸にある有人島の1つを指す。

概要

北海道の稚内沖に浮かぶ島、地図の通り日本最北端の有人島。

北方領土を除けば日本最北の離島となり、観光業も盛ん。気候的な条件により高山植物が咲き乱れ、「花の浮島」の異名でも知られる。

利尻島と隣接しており、互いに観光客をシェアしたり取り合ったりしている状況である。

こう見えてもコンビニ（セイコーマート）がある。

日本最北端の空港（礼文空港）もあるが、2003年に定期便がなくなってしまい、供用休止中（急患輸送のヘリコプターなんかは飛ぶ）。使う人がいないため、バスも来なくなっている。

産業

主要産業は漁業と観光業。

漁業ではウニ、昆布、ホッケなどが有名で高値で取引されている。また、ウニ丼の発祥地としても著名である。

• 奥尻島がご当地キャラとして「うにまる」を推しているが、ライバルなのかどうかは不明。

余談

• 1846年に柳谷万之助という男が移住し、入植者第一号とされているが、彼の子孫こそがWEB漫画家として知られるやしろあずきである。
• ヒレナガゴンドウは現在では北太平洋には生息していないが、過去には生息していた（絶滅した）という数少ない証拠の一つが、礼文島から発見された化石である。
• 絶滅したニホンアシカの最後の公式の記録が存在するのも礼文島であった。
• 絶滅したニホンカワウソ（エゾカワウソ）も生息していた。
• 昔にはヒグマがいたという記録もあり、近代でも時折ヒグマが北海道から礼文島に渡ることがあるとされている。
• 室蘭本線に同名の駅があるが、関連性は全く無い。

関連タグ

利尻島 　やしろあずき