概要
鹿児島県鹿児島郡三島村の三島(上三島)で黒島と竹島の間にある島である。小笠原諸島火山列島の硫黄島との区別のため薩摩硫黄島とも呼ばれる。読みは「いおうじま」で、小笠原と違って「いおうとう」と読まれることはない。人口は約120人、面積は11.7平方km。
硫黄岳(標高703m)がそびえる火山島で、複数の温泉が湧いている。
アクセス
2024年現在はフェリーみしまによる週3~4便の海路のみ。往路は鹿児島港から竹島へ寄港し約4時間の航海となる。復路は運航ダイヤによって変わり、1泊2日運航なら往路と同じく約4時間。しかし日帰り運航だと黒島にも寄港するため約6時間かかってしまう。このため運航ダイヤを考慮した渡航計画が必要になる。
新日本航空により鹿児島空港から薩摩硫黄島飛行場への空路があったが、2023年6月以降は休止している。