概要
東西に長い面積で、街の南北を川に挟まれている州(=中の島)事が由来。
大阪市役所や日本銀行といったお堅い官公庁の他、中之島図書館やフェスティバルホール、中之島公会堂などの文化施設も立ち並ぶ。
また、島の東部にはバラ園が整備されている中之島公園など、大阪市民の憩いのオアシスといった側面もあり、景観条例が制定されて美しい街並みが維持されている。
このように、東側は明治時代から積極的な整備が行われてきたものの、西側は交通利便性の悪さなどから長らく開発が進まなかった。
しかし、2008年に京阪電車の中之島駅が出来たことでやや改善され、2031年には梅田・関西空港と繋がるなにわ筋線の開業が予定されており、それに合わせた再開発が始動している。
中之島公会堂
正式名称は大阪市中央公会堂。街の東部にあるアンティークな赤煉瓦の建物で、中之島のシンボル。
アインシュタインやヘレン・ケラー、ガガーリンなど歴史的に著名な人物もこの公会堂において公演を行った。