大阪の地名
大阪府大阪市北区の地名。大阪駅(JR西日本)・梅田駅(阪急・阪神・大阪市営地下鉄(御堂筋線・谷町線・四つ橋線))を中心とした「キタ」の繁華街の中心となっている。
地名の由来は、「埋め田」の変換。
江戸時代以前までこの一帯は広大な湿地帯であり、人々は湿地帯を埋め立てて田を起こし、稲作に励んでいた。
それにちなんで「埋め田」となり、「埋める」では縁起が良くないと考えて佳字(演技の良い文字)として“百花の魁”と称えられる春告げの花「梅」の字を当てたことで、現在の地名となった。
先述の通り、大阪市および関西全域の中心地の一つとして数えられ、繁華街はもちろんだが、オフィスビルも建ち並ぶ。
そしてなんといっても特徴的なのが地下街がリアルダンジョンであることである。初めて訪問した人に限らず、数回程度の訪問では必ず迷ってしまうほど中身が入り組んでいる。
その難易度たるや、首都圏のダンジョンこと新宿駅を我が物顔で歩けるレベルの人間がガチで迷うほど。
見方を変えると、有名どころの建物はほとんどは地下通路で結ばれているため、熟練者は雨の日でもほとんどの場所に濡れず目的地にたどり着けるという。
当然、その地下街の規模のでかさもハンパではない。本当に「街」を形成していると言っても過言ではなく、いろんなジャンルのお店が地下に店舗を構えている。
pixivでは勢力の強いアニメ・ゲーム系のお店も、大阪最大のオタ街である日本橋には及ばないもののたくさん居を構えている(この点は新宿駅の地下街には見られない傾向である)。
さらに、2011年の大阪駅の大規模改良でダンジョンが地上や橋上にも進出。そのうえ、新駅誕生によりますますカオスな状態になることが予想される。
一方で大阪駅から目と鼻の先にもかかわらずなかなか辿り着くことがことができないため「現代の真田丸」「リアル竜王の城」と称されたヨドバシカメラマルチメディア梅田は 2017年6月30日に空中通路で直結され、ようやく簡単に攻略することができるようになった。