もしかして→ブーダン
概要
ヒマラヤ山中にある王国。日本語による正式名は「ブータン王国」。国民はチベット系が多数を占め、ネパール系や、独自の文化をもつ少数民族もいる多民族国家。
面積は38984平方km(九州とほぼ同じ大きさ)、人口は約78万2千人。公用語は西部で使われるゾンカ語。首都はティンプー。由来はチベット語で”チベットの下”という意味。
歴史的経緯から、中華人民共和国には国土を侵食されるなど、なかなかシビアな環境で生き残りを図っている。
農業と水力発電が主力産業。国民全体の幸せを目指すべきだとする考えから、前国王が国民総幸福量(GNH)と呼ばれる国民全体の幸福度の指標を提唱した。
文化
伝統文化は衣食住の日本文化との共通点が注目される。
米や乳製品を好み、唐辛子を香辛料としてではなく野菜として大量に使う文化があり、ブータン料理は世界で一番辛い料理といわれる。宗教的に喫煙はタブーとされており、タバコの持ち込みは原則禁止である。
渡航
事前に許可証が必要だが大使館では取得できず入管のウェブサイトか指定の旅行会社を通じて申請が必要。(ちなみに日本にブータン大使館はなくインドが兼轄常駐)
日本の外務省によるとインド国境は治安が急変することがあるので注意してほしいとのこと。
また、過去に日本人がクワガタを密輸しようとした事案が発生したため、日本人に対する出国審査は厳しくなっているらしい。日本大使館はインドが兼轄。
関連タグ
トリニダード・トバゴ・・・トウガラシが有名で辛いものが大好きらしい