🇱🇰概要
正式名称はスリランカ民主社会主義共和国、インドの南東沖に位置するセイロン島(旧国名でもある)を主な領土とする。
面積6万5610平方km(北海道の約80%)、人口2218万人(2022年)。
首都は「スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ」と名前が長いことで有名。(実はバンコクの正式名称の方が長い)
インド神話における羅刹ラーヴァナの住むランカー島のモデルではないかと言われている。神々と敵対する羅刹の王が住む島という伝承の基になったのか、インド神話の神性や神獣が軒並み悪者として扱われていた。(ガルーダ→グルル、アイラーヴァタ→ギリメカラ)
多数派シンハラ人と少数派タミル人との間で1983年から内戦が繰り広げられたが2009年に終結し、復興が進んでいる。
🇱🇰特徴
アニメ「こどものおもちゃ」の中で、「スリランカは~インドのとなり~紅茶の美味しい国なんだよ~」という歌があり、紅茶が有名でインドの近くというスリランカの特徴を簡潔に表している。
しかし、品質向上のために化学肥料の使用を禁じた事で生産量が激減。
🇱🇰経済危機
中国の一帯一路に賛同する形で多額の融資を受けたが、もともとインフレ気味で貧困率も高かったため、返済する事ができず99年間港を貸し出すこととなった。
さらに、COVID-19により観光客が激減、追い打ちをかけるようにウクライナ侵攻によりウクライナはもとよりロシアからの観光客や食料、燃料も途絶え2022年に国家破産宣言。
その後大統領公邸が民衆により占拠され大統領は国外逃亡という形で辞任することとなった。
🇱🇰渡航
電子査証(eVISA)が必要。出発の7日前までに事前予約と申請が必要で30日以内の観光目的なら手数料は40米ドル(2024年8月現在日本人は無料)。バンダラナイケ空港到着時にも取得可能。(オンライン申請は2024年8月時点で停止中)。
入国条件はパスポートの残存有効期間が最低6ヶ月以上、出国航空券の所持、期間に応じた十分な滞在費用。
日本の外務省は経済危機による混乱は沈静化しつつあるものの、全域で置き引きやスリぼったくりが多発、北部州や北中央州、東部州は地雷の撤去が続いているため注意してほしいとのこと。
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