概要
インド半島の南西部に位置する島国。南北に26の環礁と約1200の島で構成され、うち200が有人島である。「インド洋の真珠」「インド洋の宝石」「最後の楽園」と呼ばれている。
基礎データ
面積 | 298km²(淡路島の約半分) |
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人口 | 55.7万人(2020年) |
首都 | マレ |
言語 | ディベヒ語 |
民族 | モルディブ人 |
宗教 | イスラム教 |
歴史
2000年前にインドやスリランカから住民が移住し、仏教の影響を受けていたが、1153年にイスラム教に改宗した。その後、ポルトガルやオランダの支配を受け、1887年にイギリスの保護領になり、1965年に独立。現在イギリス連邦に加盟している。
産業
主要産業は、漁業と観光業。特に観光業は最大の外貨収入源で、世界中から多くの観光客が訪れており、日本人にも人気の海外旅行先の一つでもある。
水没の危機
島の海抜が最高でも2mあまりしかないため、地球温暖化による海面上昇の影響をモロにうけており、海面が1m上昇すれば国土の80%が失われると言われ、国土消滅の危機にさらされている。そのためモルディブ政府は、海外に土地を購入して将来的に住民を移住させたり、盛り土をして水没を防ぐ対策が検討されている。
渡航
観光目的なら査証は不要。有効残存期間が1ヶ月以上で機械読取領域があるパスポート、航空券や滞在費用などの要件を満たせば30日までの観光査証が付与される。
日本の外務省は危険情報はないが首都マレで薬物取引が報告されているので注意してほしいとのこと。