Neo Politan(Neo)/ニオ・ポリタン(ニオ)
日本版の声優は藤村鼓乃美。言語版の声優は下記の事情もあって不詳だが、後述の格闘ゲーム作品ではCasey Lee Williamsが声優を務める。
概要
Vol.2から登場したローマン・トーチウィックの右腕として活躍する少女。ローマンからは「ニオ(Neo)」(『RWBY Chibi』ではネオ)の愛称で呼ばれている。ウェーブのかかった髪は右半分がピンク、左半分が茶色に分かれており非常に特徴的な容姿をしている。さらに虹彩の色が場面によって異なり、まばたきの際に左右が入れ替わったりする描写がある (デフォルトはピンクと黒のオッドアイが多い)。
背が非常に低く、身長比較では主要キャラ中一番小さい。 設定資料集によれば、ハイヒールを履いた状態で4フィート10インチ (約147.3cm) しかない。
Vol.2-Chap.4ではチームRWBYとの戦闘で追い詰められたローマンを援護し、鏡が割れるような幻影を利用してローマンと共に撤退した。
Vol.3-Chap.1では黒髪のツインテールとゴシックパンク風のコスチュームに変装し、シンダー・フォールたちのチームの4人目のメンバーとしてトーナメントに出場した。
常に余裕の表情を浮かべているが、Vol.3終了までの時点で台詞らしい台詞が無く(短い悲鳴を上げたことはある)、スピンオフ作品である『Chibi』では 常にプラカードを使って会話している。
Vol.3-Chap.9でローマンを脱獄させ飛行戦艦を乗っ取り、Vol/3-Chap.11で戦艦に乗り込んだルビーと甲板上で交戦し優位に立つも、ルビーの機転でパラソルが開いた弾みで風圧により外に投げ出されてしまった。しかし、Vol.6-Chap.5で生きていたことが判明する。
センブランスの幻影は、戦闘で回避や逃走に使うほか、上記の変装にも用いられており、黒髪ツインテール、救急車の運転手、アトラス兵と様々な変装での潜入活動に役立っている。
武器
武器としてレース模様の傘を所持しており、攻撃を防ぐ盾として使用するほか、杖術の打撃武器として用いている。またシャフトの中に針のように細い刃が仕込まれており、持ち手から引き抜いたり、石突の先端から展開したりすることで刺突武器としても使用できる。
華麗な動作と体術を活かした格闘も得意で、ヤン・シャオロンとのタイマン勝負ではまともなダメージも受けず一方的な戦いを見せた。
戦歴は少ないが、Vo.2とVol.3の終盤で登場し、持ち前の身軽さ、傘による防御、センブランスの幻影を組み合わせた高い防御と回避により、対戦相手から一度もダメージを受けたことがない。
外部出演
格闘ゲーム『BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE』に参戦することが決定。『RWBY』からは5人目で、且つチームRWBY以外の面子では初。
センブランスで作り出した分身 (幻影) による幻惑が得意で、全く同じに見える技でも別の性能になっている。例えば「2人に分身し、片方が突撃する」という技でも、「本体がその場に残り、幻影を突撃させる」技と「幻影をその場に残し、本体が突撃する」技の2つがあるといった具合。これにより相手は択一を迫られ、読み誤れば叩きのめされる。
(1:37辺り~)
補足
- 彼女のキャラクターデザインは「ナポリタンアイスクリーム(バニラ・ストロベリー・チョコレートの3種類が1つになったアイスクリーム)」がモチーフになっている。
- 余談だが、バニラ・ストロベリー・チョコレートの3色が「精液・血・大便」を連想させることから、ナポリタンアイスクリームは「汚物まみれの食べ物」、転じて「まずい食べ物」を表すスラングになっている。
- 当初は「Neopolitan」で一つの名前であり、『RWBY』日本公式サイトでも「Neopolitan/ネオポリタン」となっている。ところが、公式ゲーム『RWBY: Amity Arena』のスタッフがアニメスタッフから聞いた情報では「Neo」が名前、「Politan」が姓とのことで、『BLAZBLUE』でも「ニオ・ポリタン」表記である。