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CV:Kara Eberle/日笠陽子

概要編集

白の少女。17歳。

シンボルマークは雪の結晶で、ボレロ風のバトルギアの背中に描かれている。


初出はシリーズの第2弾トレイラー『White』。大観衆を前に披露する美しい歌声をバックに、巨大な甲冑と一対一で戦い、魔法にも似た能力を用いたことで、物理攻撃一辺倒のルビーとは別の角度で戦いを魅せつけた。

上から下まで真っ白なバトルギアと細身の刺突剣を操る姿からも、正反対のコンセプトでのキャラクター造形が窺える(ブレイク曰く「振り振りのドレス」)。ドレスのような衣装は本人曰く「combat skirt(戦闘用スカート)」。

左目を跨いだ上下の瞼に傷跡があるのが特徴。一度巻いて垂らしたサイドポニーに乗せているティアラがチャームポイント。

ヒールの高いブーツを履いてなお同い年のブレイク、ヤンよりも目に見えて背が低く、身長はルビーといい勝負。左利きである。

日本語吹き替えでは、お嬢様言葉を使っている。


レムナント世界最大手のダスト企業「シュニー・ダスト・カンパニー(The Schnee Dust Company)」の令嬢。儚げな印象を与えたトレイラーから一転、高飛車で気が強く、ビーコンの入学式の際にルビーを怒鳴りつけたり、ブレイクの挑発的な言動に煽られたりするなど沸点の低さが目立つキャラに。思ったことはそのまま口に出すため何かと摩擦を生みやすい性格だが、単なるワガママなお嬢様ではなく、相手の心情に配慮して自分から歩み寄ることのできる聡明さを併せ持っている。

自分の親族の命や、カンパニーの商品であるダストが長年に渡ってファウヌスの過激派によるテロの標的にされており、ファウヌス全般、特に過激派組織「ホワイト・ファング(White Fang)」に対して強い嫌悪感を抱いている。大企業の跡取りという立場ゆえ、余人には窺い知れない苛烈な経験をしており、同時に自身の力を果たすべき責務のために使おうと鍛錬を積んできた。


不本意ながらも組んだルビーがチームリーダーに任命されたことを不服に思い、任命者であるオズピンの判断にまで不信をあらわにするなど露骨な態度を取っていたが、ポート教授の言葉を受けて自身の姿勢を省み、同じくオズピン教授にリーダーとしての姿勢を諭され努力するルビーを見守るようになる。

尊大だった態度も徐々に軟化し、チームメイトと対等な友人として接する一方、ただでさえ直截な言動がコミカルな方向へすっ転ぶなど、「氷の女王(笑)」としてはかなり丸くなった。

不慣れなゲームでカモられたり、ジョークに挑戦して酷評を食らったりと、残念系の風情さえ漂いつつあるが、それらがまとめて愛しくなる魅力的なお姫様。

高名な家の令嬢とあって、家名に寄ってくる男どもへの反応はすげないものの、意中の相手には積極的でとっても乙女。


ビーコンに入学する前から戦闘の訓練を含む英才教育を受けており、実戦ではまず姿勢を整えることを重視するなど経験不足な面も見られたが、すぐに支援や補助に秀でた戦い方を体得し、チームの中でもハードワーカーとなることに。「白雪」の名そのままに応用の利く氷結能力を自在に操り、戦術の要となる場面も多い。

オーラのセンブランスとして魔法陣の生成能力を持っており、生成した魔法陣を防御用の障壁に用いたり、フィギュアスケートのような高速での滑走、跳躍の補助、空中での軌道変更などに利用している。「ミルテンアスター」のシリンダーと組み合わせることで仲間に属性を付与することも可能で、戦いながら他の3人の支援もこなすため、仕事量が多くなりがちなところを視聴者に労われている。召喚術については当初はうまくできてなかったが、地道に鍛練を続けていった結果、Volume3エピソード11でついに「大剣を持つ騎士の腕」を召喚させる事に成功した。


Volume3エピソード12のビーコンアカデミー陥落の後、彼女を心配して自ら訪れた父・ジャックと共にアトラスへ帰郷、後にジャックの提案で慈善コンサートで歌姫として参加する事になる。だがコンサート後のパーティーで客の失言がきっかけで激高し、そのことでジャックと口論となり激しく対立。家督継承権を剥奪された上に邸宅に軟禁状態にされてしまう。しかしVolume4エピソード9でついに召喚術を完成させたことで、クラインの助けで邸宅を脱出。その際姉が任務でミストラルに駐屯していることを聞き、そのまま姉のいるミストラルへ旅立った。


ルビーに続きRWBY枠で『BLAZBLUE_CROSS_TAG_BATTLE』に参戦することが第二弾トレーラーにて発表された


RWBY氷雪帝国編集

「言った筈です…ここに…ファウナスは要らないと!」


ネガワイスとして、まさかのメインヴィラン化

同作オリジナルのグリム・『ナイトメア』に取り憑かれ、昏睡状態になってしまう。

夢の中では壁に阻まれた城下町の様になったシュニー・ダスト・カンパニーの統治者となっており、人々に対して恐怖統治を敷いている模様。ルールを破った人間は『おバカさん』として檻に入れられて見せしめにされ、その中には(歌姫となったピュラを除き、何故か『ニャー』としか鳴かず、奮起しても同じ言葉を反芻するか現状終始無言の)チームJNPRの面々の姿も…あんまりである。更にその中には複数のチビワイスも閉じ込められて(檻の更に奥は遊園地になっている)おり、第七話にて(ルビー達と共に夢の中の自分自身に成り代わった)ジョーンによって全て解き放たれた…その直後の光景がカオス過ぎる

徹底的に追放しているため街の中にはファウナスはおらず、辺境の館に幽閉されている。しかし一方でホワイトファングは存在しており、彼らによって貨物列車が幾度となく襲撃されている模様。

また家族に関しても、ホログラムで指令を出すジャック(歌のギャップが凄い)、端末越しに違反者を裁いているウィンター、シルエットのみの姿で飲んだくれている母は未だしも、ウイットリーに至っては何故か言葉を喋る蝙蝠の姿に、執事のクラインも人格が分割され、檻を管理する扉やAI、アンドロイド等に変貌している…だからなんでこうなるよ

それでも一応正気は保っている様で、監視カメラに街中を探索しているルビー(※シオンのセンブランスで夢の中の自分自身に成り代わった。尚、夢の中のルビーとヤンは塔の中に閉じ込められている模様)の姿を見つけた際は驚愕していた。しかし己の職務から彼女を見逃すことは出来ず、警備ロボットを従えて捕らえようとした。その上ワイス本人がセンブランスに目覚めているためにかなり強力でルビー単体では立ち向かうことも出来ず、急いでシオンがセンブランスを解除してルビーを救出し、更にワイスを救うためとはいえ、ブレイクまでも自らの意思でナイトメア(ジョーンに取り憑いていた個体)に取り憑かれてネガブレイクに変貌する事態にもなっている。

何やら、とある人物を探しているようだが…。


夢の中のワイスは軍服調のコスチュームを纏っており、本心を隠そうとしているのかサングラスを着用する場面がある。また、特徴的な左目の創は無くなっているが、ナイトメアからの解放後は元に戻っている。


また、ルビーの得物であるクレッセント・ローズの機構を間違えて認識しており、本来鎌の方に付いている銃口の位置が持ち手の方に付いており、フレンドリーファイアの可能性が高まっている…つか危ねぇなオイ。使用したルビー本人も「後で訂正して貰おう」と困惑していた。しかしワイス曰くこれは意味がある事らしく、最終局面にてルビーがワイスに取り憑いているナイトメアを撃退する鍵にもなっている。因みにヤンとブレイクの武器にも同様に補正が入っており、ヤンの得物であるエンバー・セリカに至っては威力がかなり増していた…だから危ねぇっつの


そして、ワイス自身はナイトメアから解放された後、自身がグリムに取り憑かれてしまうという失態を犯していたという事実を知った際はあまりのショックで絶望、ジョーン含めた救出メンバーに堅く口をつぐむよう懇願するも、既にジョーン以外のチームJNPR処か、教師陣にまで知られていた事も知ると更にショックを受け、自室の即席二段ベッドに(間仕切り代わりの)シーツを貼り付けて引き籠もってしまった


武器編集

詳細はこちら→Myrtenaster


補足編集

モチーフは「白雪姫」。Weiss、Schneeとも独語で「白」と「雪」の意。

Monty Oum氏によると、白雪を意味する「white snow(ホワイト・スノウ)」をドイツ語風に考えて「Weiss Schnee」に決めたとの事。厳密に言えば「白い雪」は「Weisser Schnee」と呼ばれるであろうと述べている。

実在のドイツ語と、レムナントのドイツ語の相違によるものである。


テーマソングは『Mirror, mirror(鏡よ鏡)』。トレイラー『White』ではワイスの歌唱兼BGMとして流れている。

彼女の胸の内を吐露するような、孤独と悲しみに満ちた歌詞。詞の主人公は鏡に向かって問いかけているが、その鏡の後ろにも、鏡に映った自分の後ろにすら誰もいないことに気付く。


pixivでは編集

彼女の男性版であるワイズマン・シュニー/WisemanSchneeRWBYOCとして登場した。

White boy version


関連イラスト編集

WEISSRWBY2

Weiss

関連動画編集

別名・表記ゆれ編集

ワイス・シュニー

関連タグ編集

一般編集

RWBY 白雪姫

二次創作編集

WisemanSchnee

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