CV:Caiti Ward / 潘めぐみ
概要
ビーコン・アカデミーの生徒でチームCFVYのメンバー。シンボルマークはツギハギのされたハート。
獣人種族ファウヌスの少女で、自身の茶髪と同色のウサギの耳を持っている。
体格は小柄で、身長は耳の分を除けばルビーと同じくらい。チーム内では最も背が低い。
Volume1から登場し、カーディンにウサギ耳を引っ張られ、その様子を取り巻きの面々に笑われてしまうといういじめを受けていた(現時点、公式日本語吹き替えでは唯一喋っているシーンだがクレジットのCVは未表記のため不明)。Volume1ではその場限りでの登場だったが、Volume2ではオープニング映像中に登場。劇中でもチームCFVYの面々と共に学外での活動から帰還する様子が描かれた。ブレイクらとは顔見知り。
初登場時はアカデミーの制服を着ていたが、Volume1の全エピソード公開後の休止期間中にバトルギア(戦闘服)のデザインコンテストが行われ、Volume2の新オープニングではコンテストで決定した黒タイツのインナーに茶色のジャケットのバトルギア姿で、チームメンバーと共に登場している。
ウサギのファウヌスらしく接近戦ではキック主体の戦闘スタイルで戦う。
武器
Anesidora / アネシドラ(パンドラの別名)
武器は大きなコンテナボックス。中にはカメラとライトコピーの投影機能を内蔵している。
普段は腰に装着されているが、Volume2 epi12の戦闘で使おうとした際、ココに「折角作ったのだからもっと大事な時に使いなさい」と止められた。これは武器の具現化に必要なハードライトダストがダストの中で最も希少なものだからである。
volume3 epi8にてサンをカメラで撮影するシーンがあり(しかも本人ではなくサンの武器を撮っていたのでルビーと同じ武器マニアの可能性がある)、撮影後カメラをコンテナボックスに収めていた。
カメラで撮影した武器を、ハードライトダストによりライトコピーとして具現化し、それを一時的に使用する。ただし一度具現化した場合は再度撮影が必要。また武器自体の効果についても再現している。本編中ではルビーのクレセント・ローズ、ワイスのミルテンアスター、ブレイクのガンボール・シュラウド、ヤンのエンバー・セリカ、ノーラのマンヒルド、ペニーの剣及びビーム、サンのリューイー・パン及びジンクー・パン、ココのガトリングガンを再現して使用した。
各人の武器は各人の身体能力やセンブランスに合わせて設計・調整が行われているものであり、それを一時的とはいえ使用できるヴェルヴェットは、相応の才能があるといっても過言ではないだろう。
センブランス
センブランスは映像記憶。他者の動きを模倣し、ある程度まで実践できる(センブランス自体によるものは模倣できない)。コピーした武器を上手く扱えるのはこの能力を持っているからである。
捕捉
Velvetは英語で「ビロード(柔らかく光沢を持った織物の一種)」を表す。
Scarlatinaは英語で「猩紅(しょうこう)熱」を表す(小児に多く発症する伝染病で、全身に赤く小さな発疹ができるのが特徴)。ファミリーネームの日本語読みは長らく「スカーラティナ」と思われていたが、日本語公式ファンブックの記述によって「スカーレティーナ」であることが判明した。
モチーフは容姿や名前から童話『ビロードのうさぎ』とされる。ビロードでできたウサギのぬいぐるみが主人公の物語で、作中では持ち主の少年が猩紅熱を発症してしまう。
関連イラスト
別名・表記揺れ
ベルベット・スカーラティナ(和名表記が日本公式ファンブックにて判明する前の表記ゆれ)