CV:Monty Oum(初代)、Neath Oum(2代目)/斉藤壮馬
(※Monty氏はRWBYシリーズの原作者でもあり、Neath氏はMonty氏の兄である。)
概要
チームJNPRのメンバーの少年。
Lieは中国語で「烈」を表し「熱烈な」「激しい」といった意味を持つ。また彼のシンボルマークが蓮の花であることからRenは「蓮」であると思われる。余談だが、「猎人(Lie Ren)」とは中国語で「狩人」、すなわち「ハンター」に当たる語である。
シンボルマークは蓮の花。モチーフについては名前やMonty氏の発言より、中国の故事に登場する男装の女英雄「ムーラン(木蘭)」ではないかとファンからは推測されている(ムーランは高齢で病を患っていた父親の代わりに、男装して異民族との戦いに従軍したと伝えられている。また「木蘭」とは「モクレン(木蓮)」をあらわす言葉である)。
緑色の中国風の服装をした青年。髪はピンク色のメッシュが入った長い黒髪を後ろでまとめている。
ノーラとは幼なじみ。かつてクロユリで両親と暮らしていたが、グリムの襲撃にあい村は壊滅。両親も殺され、ノーラと共に辛くも生き残った。
物静かだが気配りの利いた器量のいい性格で、その性格ゆえマイペースで暴走気味なノーラに振り回されることも多く、同時にスルー力も培われている。
全体的にノリの軽いRWBYやJNPRの中では特に生真面目で、両チームが図書館にいた場面では唯一熱心に読書に取り組み、ボードゲームに興じるRWBYの面々にツッコミを入れたネプチューンに「Thank you!」と返すなど気苦労が絶えない。
実直そのものの人柄からジョーンに恋の相談を持ちかけられる場面もあったが、その手の話にはまったくもって疎い様子。
森での試験中には、ピュラがジョーンにオーラの講義を行う裏で大蛇型のグリム・キング=タイチートゥと戦い、オーラを用いた障壁(バリア)の展開や、発勁のような動きでオーラを送り込み、キング=タイチートゥの頭を吹き飛ばす技などを披露している。
オーラのセンブランスとして負の感情を抑制することができる。その対象は自分のほか、触れた相手もしくは地面や壁などの経由で接触している人物にも及ぶ。このセンブランスにより、負の感情に引き寄せられるグリムから身を隠すことができ、グリムの目の前にいる場合でも全く感知されなくなる。また、パニックを起こしている相手を鎮静化することも可能。
劇中では今のところ負の感情を抑制しているシーンしか見られないが、volume 5及びvolume 6でのノーラの発言から彼のセンブランスは全ての感情が対象であるとも考えられる。
武器
Storm Flower/ストーム・フラワー(嵐の花)
銃身下部にブレードがついた緑色の2丁拳銃。服の色と相まってさながらカマキリのような雰囲気である。グリップ部分には彼のシンボルマークである蓮の花が描かれている。普段はどこぞの第1級クラリックのように両袖の中に収納されている。Volume 4では改良され、ブーメランとしての使用もできるようになった。
Volume 7ではアトラスの技術でさらに改良され、ブレードを射出して敵に突き刺し(例えるなら立体機動装置のように)急接近できるようになった。また銃の方は連射力の高いマシンピストルだったが、この銃撃が敵に通用したことが少なかったためか、一発の威力を重視した大口径自動拳銃に変更されている。
レンの真価が体術のほうで発揮される様子から、武器としての活躍はやや地味だが、大型の敵にも一定のダメージを与えられるため、その俊敏さで敵に取り付く動きも見せるレンにとっては過不足のない相棒なのだろう。