「は~っはっはっは~! わーたしが女王様! わーたしが女王様~!」
CV:Samantha Ireland/洲崎綾
概要
チームJNPRのメンバーの少女。
Noraは英語圏および北欧で用いられる女性名「Eleanora」の短縮形。語源とされるラテン語のHonoraは「名誉」「栄光」を意味する。
またValkyrieは北欧神話において、死せる戦士の魂を主神オーディンの宮殿ヴァルハラに運ぶ戦乙女のこと(北欧神話の戦士達からすれば彼女らに魂をヴァルハラに運ばれることはこの上ない「名誉」であった)。
シンボルマークは稲妻とハンマー。モチーフは、シンボルや武器、Monty氏の発言より、北欧神話に登場する雷神トールと思われる(トールは霧の巨人の王スリュムに盗まれたミョルニルを取り返す際に、スリュムを油断させるために女装したことがある)。
オレンジのショートヘアに緑の眼をした少女。レンとは幼なじみ。元はクロユリの浮浪児で、村の子供たちにいじめられていた。クロユリがグリムの襲撃で壊滅した際にレンに助けられ生き延びる。
お喋りで元気いっぱい。初登場時はビーコンでの生活について朝からレンを相手にずっと喋り倒し、レンになだめられてもその勢いは止まらなかった。森での試験中も神出鬼没に振る舞い、実力は未知数だったものの、デスストーカーとの戦いで高い順応性と、受けた指示への機敏な反応を見せ、チームJNPRでも高火力の持ち主であることを印象付けた。
また熊型グリム・アーサを死ぬまで乗り回したり、ジョーンやヴェルヴェットをいじめるカーディンを見て「We'll break his legs!(アイツの両脚を折ってやろうよ!)」と言い出したりするなどかなり過激な性格である。
一方では、レンとの関係の説明に口ごもり、ピュラの恋煩いを見守るといった繊細な面も持っている。図書館へ行くと居眠りするタイプ。
チームJNPRに愛着を持っていたようで、新チーム結成時は「数的にJNPRのメンバーが中心なんだから」とチーム名をJNRR(ジュニア)にすべきだと主張していた(ジョーンは乗り気だったものの、「やっぱりダサいかも」ということでRNJRに落ち着いた)。
長らくセンブランスが不明であったが、シーズン3にて電撃を受ける事でパワーアップする蓄電である事が判明。相手の武器から放たれる電撃で逆にパワーアップをして弾き飛ばすなどの活躍を見せた。
武器
マンヒルド/Magnhild(力強き戦)
ウォーハンマーと、ダネルMGLのようなリボルバー式のグレネードランチャーの2形態に変形する機能を持つ。ハンマー形態でも射撃が可能で、ルビーやヤンのように弾薬の爆発力を打撃力の強化や跳躍に利用している。ちなみにグレネードの弾頭にはハートマークが描かれている。
グレネードの爆発時やハンマー形態でのインパクトの瞬間には電撃が発生し、いずれの形態の攻撃でも破壊力は抜群に高い。
Volume 4で改良され、センブランスで生成した電気を付加させ、それにより雷撃も兼ねた強力な一撃を与える事が出来るようになった。
Magnhildという名称の由来は、古ノルド語の「magn(力強い)」と「hildr(戦い)」と思われる。余談だが、北欧神話には「ヒルドル(Hildr)」という名の戦乙女が登場するほか、雷神トールの武器として有名なハンマーミョルニルが存在する。