概要
アメリカのプロダクションスタジオRooster Teeth Productionsが企画した3DCGアニメーションシリーズ「RWBY」の世界を舞台にした二次創作オリジナルキャラクターまたは二次創作オリジナルチーム(チームについては後述)のこと。
名付けに関するルール
「RWBY」のプロデューサーであるMonty Oum氏は、オリジナルキャラクター創作における名付けに関するルールを明らかにした。
RWBYにおけるキャラクターの命名法
- 色の名前
(作中における例:ワイス…Weiss=ドイツ語で「白」)
- 色の名前に聞こえるもの
(作中における例:メラニー…Melanie←暗褐色の色素を連想)
- 色を意味するもの
(作中における例:ピュラ…Pyrrha(Πύρρα)=ギリシア語「炎のように赤い」)
- 色を連想するもの
(作中における例:ルビー…Ruby=紅玉石)
RWBYにおけるチーム(4人1チーム)の命名法
もし当該オリジナルキャラクターがチームにいるならば、4人の名前の頭文字(アルファベット)を、一つの単語を意味するように並べる。その単語は以下のように名付ける。
- 色の名前
(作中における例:チームNDGO…インディゴ)
- 色の名前に聞こえるもの
(作中における例:チームCFVY…コーヒー)
- 色を意味するもの
(作中における例:チームCRDL…カーディナル「(枢機卿の衣のような)深紅」)
- 色を連想するもの
(作中における例:チームRWBY…ルビー=紅玉石)
キャラクターデザインのコツ
Monty Oum氏のRWBYのキャラクター命名法には以下のように記載されている。
- ある時はキャラクターデザインを考える際、色とチームが必要になってくる。
- ある時はまず名前だけ考え、それをチーム名に適合するためにほかに3つ名前を考える。
- ある時はチーム名を考え、それをスペリングするいくつかの方法を考え、キャラ名を当てはめる。
その他
ヴォリューム2チャプター8において、ビーコンアカデミー学長であるオズピン教授が演説した内容によれば、歴史上最大規模の戦争の最中から戦後、そして作中の時代にかけて、「色」を名前に盛り込むという風潮が世界規模で起こっており、当該戦争で抑圧された感情や芸術などの文化的な意識を、「色」という芸術そのものとでもいうべきものとして人名に刻んで繋いでいくことで願ったものなのだという。
当該命名法はこれを受けたものであると推測される。