梔
くちなし
CV:茅原実里
「少女部隊」と呼ばれるシメオンの戦闘員の一人で未央、セツナと共に行動することが多い。アダム・ブレイドが付けた愛称は「靴下」。
無口過ぎるほどの無口で作中では1度だけしか発言したことがなく、会話は常に所持しているスケッチブックによる筆談で成立させている(但し、誤字脱字が多い)。
本人曰く「それほど男に興味ない」、「女装が似合う男の子ならオッケー」であるらしく、裸で抱きついたりと女装姿のクルス・シルトにかなり大胆な行動に出ており、相当のお気に入りである模様。
左腕にジェットガントレットを装備しており、「鉄火巻き」という名前を付けている。
普段は能力の香りを風で流すために使っているが、風速を上げてパンチの加速に使用していたりもする。
原作漫画版
第1部におけるブレイドとアークライトの戦いの後、任務失敗の責任を問われ(実際はある事件の調査のため)、セツナとともに聖ローズ学園に戻されていた。その際に女装したクルス・シルトと再会している。
その後、ブレイド一派のシティ襲撃の際にはセツナと共に本隊に復帰しており、再会したクルスを抹殺しようとするが、復活した照山最次と未央に妨害される。
最終決戦で左天の黒の引力でセツナと共に操られて楼閣寺離瑠を惨殺したが、その後の登場は無く、セツナと共に消息不明に。(後日譚作品である人物がブレイド一派に合流していた事実からブレイド一派の仲間に入った可能性も無くはない)
アニメ版
終盤において、第2のザ・セカンドと化したアークライトが「特殊な能力を持つ者は神(自分)以外に必要ない」としてブレイドだけでなく、部下である少女部隊とシメオン四天王のアルカ・シルトまで手に掛けようとしたため、クルスが立てた作戦にセツナ、未央、アルカと共に協力し、暴走したアークライトの打倒に貢献した。
最終決戦後は、生き残った少女部隊のメンバーと共に「喫茶サイコキネシス」を開店している。
香(フレグランス)
敵の脳や神経を麻痺させる香りを出すことが出来る能力。『ZERO』の能力で覚えれば効果を中和できるが、香りは体内ホルモンの調合・調節で無限定に調整可能なため、1つ覚えても防衛としてはすぐに意味をなさなくなる。
空気を伝うことで成立する能力であるため、炎や風によって遮断されるという弱点がある。
・メイデンリストリクション
香りで敵の身体を麻痺させ動きを封じる。
・クラウンマリオネット
香りで敵の身体を操り、自分自身を攻撃させたり、危険な場所へ向かわせることができる。
・リリステンプテーション
香りを嗅いだ者に最も望む幻を見せる。幻覚から覚めない限り、現実で何をされても一切察知できない。
梔はこの技をかける時のみ意図的に喋った(ツッコミで口を開かせるため)。
なお、現状が理想郷となっている者には一切通用しない。
・ジェットパンチ
自分の腕に着けているジェットガントレットでパンチ力を増強して、敵を殴り飛ばす。