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概要

声:花輪英司
  森下由樹子(幼少期)

TVアニメ『ドラゴンボール超』の登場人物。「宇宙サバイバル編」に登場。

第11宇宙の平和を守る正義のヒーローチーム『プライド・トルーパーズ』のメンバー。
宇宙人「グレイ」に似た容姿と筋骨隆々な肉体を持った戦士。
第11宇宙最強の戦士と評され、その戦闘力は破壊神、果てはその先の領域にまで達していると言われている。

名前の由来は電化製品のレンジ。

人物像

容姿

SFなどで有名な宇宙人「グレイ」に似た容姿で全身が厳つい筋肉に覆われている。
肌の色もグレイと同じ灰色で、その事から「灰色のジレン」と呼ばれている。
少し見にくいが特徴的な大きな目の中には虹彩が存在している。
身長は悟空と対峙しているシーンから2m弱と予測される。

服装は黒と赤を基調としたボディスーツに白い手袋とブーツという、トッポディスポらと同じプライド・トルーパーズ特有のユニフォームを身に着けている。生身での宇宙空間の移動も可能とする。

性格

馴れ合いを嫌い、口数の少ないクールな性格で表情をあまり変えない。一人称は「俺」。

正義の味方ではあるが「強さこそ正義」という独自の価値観を持っており、それを信念とし行動する。過去に起きたとある事件を境に今の考え方へと至り、同時に仲間との信頼関係は無価値な物だと捉えている。それ故に敵味方を問わず、容赦の無い言葉を浴びせたり、不愛想な態度を取ったりする。それは立場上は上司に当たるトッポや神であるベルモッドにさえ同じで、まるで対等か、もしくは見下してるかの様に接する。

またその事件以降何に対しても「失う」ことを恐れており、それもまた信頼関係を築こうとしない理由に繋がっている。その為自身のモットーである「強さこそ正義」に従い、これ以上なにも失う事の無い様、ただひたすらに強さを追い求めている。
第11宇宙最強の戦士と評され、その力は破壊神の領域、果てはその先にまで達していると言われている。最早人間の域を逸脱した強さを誇りつつも、未だ強さを追求し、その過程の中で感情を不要なものとし、それを表に出す事は少なくなったとされている。

強さを行動原理としている為か、弱者相手には自ら勝負を仕掛ける事はなく、チーム内で自分にしか手に負えない相手がいたと判断した時だけ戦闘に出向く。その際もあえて相手の全力の攻撃を受け、それを上回る圧倒的な戦闘力でそれを破り、周りの戦意まで奪うという特殊な戦法を取っている。ベルモッド曰く「これがジレンの芸風」。

自身の信念を捨ててしまう者を嫌い、逆にそれらを守りながらも更なる強さを求める者には彼なりの敬意を払ったりするなど、武人のような一面を見せる事もある。
悪人に対しては厳しく、殺し屋でありながら仲間達への優しさを見せたヒットに対し「殺し屋の矜持などくだらん」と存在そのものを否定し、残忍な行動に出ようとしたマジ=カーヨに対しても怪訝そうな表情を見せている。

この様な性格を形成させた自らの過去に異様な執着しており、そのトラウマを思い返すと怒りを見せる。怒りを見せ逆上した際には、どんな手段を使ってでも「強さこそ正義」という自らの信念を貫き通そうとし、もはや一般的な正義から外れ、それが証明出来るまで力の限り暴れ回る厄介者へと変貌する。声を担当した花輪英司氏はこの性格を「泣くとすごくつよいこじらせた子」と表現している。

来歴

幼少期、とある惑星の小さな村で両親の愛を受け平和な日々を送っていたが、ある日ジレンが村を離れていた間に村に高い戦闘力を持った悪人が現れ村を襲撃、ジレンは両親を殺されしまう。その後、ジレン自身も生死をさまようが、緑肌の老人に救われ一命を取り留める。

その人物は武術の達人であり、以後ジレンはさらなる強さと正義の道を極めるべく彼に師事する。その間ジレンと同じく強さと正義を求め彼の元に人々が集まり、多くの同門の仲間達が出来ていた。だが、そこにまたしてもあの悪人が現れジレン達を襲撃し、抵抗も空しく仲間達は続々と殺されジレンを救い師匠となった老人もまた彼によって殺されしまう。

再度、生き延びたジレンは生き残った門下生達と共に反撃に出ようとしたが、門下生達は「力無き者は強者に従うしかない」とし正義の道を捨てそれを拒否。信頼していた仲間達に失望したジレンはこれを裏切りと捉え、仲間への信頼など無意味だと悟り、同時に「強さこそが正義」であり「強さこそが絶対」という考えに至る。

以降ジレンは感情を捨て、ただひたすらに強さだけを追い求めるようになる。そしてその信念を裏付けるかの様に、強くなった事で第11宇宙の英雄的存在であるプライド・トルーパーズのメンバーへと就任し、果てにはその渇望と孤独心からくる強さを破壊神であるベルモッドに認められるまでになっていた。

だが自身の望み通り強くなった今でも過去に執着しており、強さこそが絶対であり力は全てを許してくれるという思いから、勝ち続けることで自らの悲惨な過去も清算され、さらにこれ以上なにも失う事はないと信じており、未だに強さを追求し続けている。

力の大会においてはその過去に関するある願いを叶えるべくMVP報酬の超ドラゴンボールを狙っている。アニメ版ではその願いの詳細はジレンの口からは語られていないが、ジレンの過去からその願いを予想した17号は彼への評価を「殺人マシーン」から「人間臭い奴」に変えている。

戦闘力

前述の通り、戦闘力は破壊神、あるいはその先の領域にまで達している。
その強さは超サイヤ人ブルー20倍界王拳の攻撃を一切受け付けず一方的にダメージを与え、悟空が身勝手の極意”兆”の領域に達してもなお互角以上に渡り合える力を持つ。過去にはヒット合体ザマスが超サイヤ人ブルー界王拳の攻撃を受けダメージを見せており、その凄さがよく分かる。

他にも超サイヤ人ブルーの悟空のかめはめ波の中を進んできた暴走状態ケールをエネルギー弾一撃で倒し変身を解除させたり、悟空の気円斬を傷1つ負わずにパンチで破壊、元気玉を片手で抑え込むなど圧倒的な強さを誇る。また連続でパンチを放ち、その拳圧のみで空中を浮遊する荒技も披露した。

体外には膨大な気が圧力として現れてバリアになっており、生半可な攻撃ではダメージを与えるどころか肉体に触れる事すら出来ない。例え触れたとしても簡単にはダメージの通らない屈強な肉体を持っており、実例として、超サイヤ人2までの悟空の攻撃なら一方的に攻撃されようと気にも留めず、超サイヤ人ゴッドになって初めて動き出し、それを指だけで全て防ぎ、超サイヤ人ブルーの20倍界王拳のラッシュを食らってもなお平然と立ち上がっている。

その余りにも大きな気は「無の界」全体を揺らし、悟空達第7宇宙以外の面々にも衝撃を与えた。破壊神であるビルスでさえ冷や汗を流し、ウイスは破壊神の領域に達したか、あるいは凌駕する存在だと考えている。
かつて復活の「F」でウイスは超サイヤ人ブルーの悟空とベジータが手を組めば"なんとか"ビルスとも互角に戦えると評しており、ジレンも悟空とベジータに17号が加わってもなお圧倒出来る戦闘力を持つ。

チーム内で自身にしか手に負えないであろう相手にしか勝負を仕掛けないというスタンスを取っている為、事前に相手の状況や戦況についてよく観察しており、その影響か戦闘力だけではなく洞察力も磨かれている。力の大会開催前に破壊神リキールが武舞台の修理の為にいくつものブロックを飛ばしてきた際には、他の選手達が大きくかわしているのに対し、ジレンは最初から自身にブロックが当たらない事を見切り微動だにせずやり過ごしている。

スピード面でも非常に優れており、かなり大柄な体形ながら悟空やベジータですら目で追えない程の高速で動くことが可能。DBに登場するキャラクターによくある筋肉が邪魔してスピードが低下するなどのデメリットは持たない模様。

必殺技には朱色のエネルギー波や、目を赤く輝かせた後に超高速で放つラッシュがある。
気の色は赤を中心としたもので、気を解放すると炎の様なオーラを発する。

身勝手の極意 孫悟空 v.s. ジレン
ドラゴンボール超『力の大会』



トラウマを思い起こし憤怒した際には、潜在能力を解放し、上半身のコスチュームを破り捨てフリーザの最終形態の様に全身の筋肉を膨張させ更に戦闘力を上げる。その力は完成系の「身勝手の極意」にさえ匹敵、一時的には上回るほどの戦闘力を誇る。
身に纏うオーラも身勝手の極意のオーラに似た赤いものへと変化し、それは非常に高い熱量を持ち、その熱さで武舞台を焼き尽くし、ダメージを負い体内から体液を吐き出した際には蒸気を放つ程であった。
ゲーム『スーパードラゴンボールヒーローズ』ではこの姿を超フルパワーと命名している。

活躍

宇宙サバイバル編で登場。 第11宇宙代表として全王主催の『力の大会』に参加した。

その存在が明らかになったのは前哨戦である全覧試合終了後。盟友トッポの口から「自分より強い第11宇宙最強の戦士」として悟空達、第7宇宙の面々に知らされた。そして当の本人はトッポより力の大会開催を知らされると出場を決め、大会までの2日間を座禅を組み瞑想するという形で修行を行っていた。

修行を終えるとマルカリータらに連れられ同じく第11宇宙の代表選手となったチームのメンバー達と共に力の大会の開催場所である無の界へ向かう。そこでは力の大会が始まる前から、その気の大きさに悟空やベジータの顔色を変えさせ、挨拶に来た悟空の背後を取り「消えろ」と吐き捨てた。

力の大会開始後は武舞台の中心で戦況を観察。
途中第2宇宙のラバンラに戦いを挑まれるが気迫だけで撤退させ、第9宇宙が消滅しても目を向けるだけで動じなかった。

暴走化した第6宇宙超サイヤ人ケールによってチームのメンバー・ブーオンが落とされると動き出し、超サイヤ人ブルーの悟空のかめはめ波すら耐えきったケールをエネルギー波一撃で吹き飛ばし変身を解除させた。
しかし彼女を落とし切ることは出来ず、それを助けに来たヒット達といがみ合う形になるが、悟空が声をかけたのに気をとられこれを取り逃がしてしまう。

その後は悟空に戦いを挑まれるものの、トッポの命により試合後半まで体力を温存する為に後退。
その途中、愛の光で武舞台を混乱させた第2宇宙リブリアンを撃ち落とそうしたが、ベジータが彼女を攻撃したため未遂で終わる。

後退後も、第3宇宙の界王神エアの命令で自身を狙って来たマジ=カーヨと接触。一度はディスポが代わりに出るも、マジ=カーヨに拘束されてしまった為、ジレン本人が出向き拳圧だけでマジ=カーヨを吹き飛ばし脱落させた。

マジ=カーヨ撃破後は再び仁王立ちで戦況を観察するが、ベルモッドの指示により遂に悟空と激突。超サイヤ人から始まり超サイヤ人ゴッドにまでなった悟空の攻撃を一切受け付けず超サイヤ人ブルー20倍界王拳の攻撃ですら圧倒。更にこのままでは敵わないと判断した悟空の元気玉ですら跳ね返してしまう。

悟空が元気玉を浴び身勝手の極意の領域に到達すると、大会内で初めてダメージを与えられる。その後も悟空と互角に渡り合うが、悟空の身勝手の極意が強制解除されてしまうと「この熱さ…それがお前の限界だ!」と言い残し彼を吹き飛ばす。そして今度はその隙を狙って攻撃をしかけてきたヒットとの戦いに移行する。

ヒットとの戦いでは時飛ばしを難なく攻略し一方的に攻撃をしかける。が、ヒットの奥の手である連続の時飛ばしによって動きを封じられ武舞台から落ちるギリギリのところまで追いつめられる。ヒットが作り出したパラレルワールド(別世界)からの攻撃ですらも察知してまう。そしてヒットの捨て身の一撃でとどめを刺されたと思われたが、圧倒的な戦闘力で時さえも超越し、それを眼力で破り、遂にはヒットをエネルギー波で脱落させる。その後は「自身にとっての強敵はいない」と判断し、トッポとディスポに後を任せた後、自身は瞑想に入った。

瞑想中には第3宇宙のカトペスラとビアラに狙われるも気のバリアでそれを防ぎ、再びケールが超サイヤ人に変身した際や、そのケールとカリフラがポタラで合体しケフラとなった際には少し反応している。そして悟空が再び身勝手の極意に覚醒した事で、瞑想を止めて再び活動を再開させる。活動再開後も大きな動きは見せず観察を続けるが、悟空達が第3宇宙最強の戦士アニラーザを撃破し、遂に残ったのが自分達3人と悟空達5人だけになると彼らに戦いを挑む。

ディスポがフリーザと、トッポが悟飯と17号と、闘い始め、ジレンは悟空とベジータのコンビと対峙する。その途中ベジータが身勝手の極意と似た動きで自身の攻撃を見切ると驚きを見せるが、すぐに反撃。ベジータの拳を傲慢と語り、その言葉を受け、放った彼のファイナルフラッシュを真正面から受け倒れこむが、ダメージは見せず即座に立ち上がりエネルギー波でブルーの変身を解除させる。

その後、再び超サイヤ人ブルー界王拳の力を解放した悟空と、再度立ち上がり超サイヤ人ブルーの先の力を手に入れたベジータとぶつかりあう。これまでいつも優位に勝負を進めてきたジレンだったが、2人との戦いはダメージこそ見せていないものの大会内では自身としては最長となる戦いとなった。その途中には何度かトッポの事を気にかけトッポが破壊神化すると彼の覚悟を読み取り、さらに悟空とベジータ相手に放った攻撃が17号とフリーザに当たってしまったのを機にトッポと合図を取り、2人を分断させる作戦にでる。

だが、その作戦はベジータを引き受けたトッポの敗退により失敗。するとジレンは「無様だな、所詮この程度か。」と敗れたトッポとディスポを見下し、その態度に彼らや悟空から驚かれる。そして逆にこれまで見下していた悟空達への評価を一転させ、信念まで捨てたにも関わらず破れたトッポとは違い何一つ捨てずここまで勝ち残った彼らを、これまで見せる事のなかった笑みを浮かべながら評価する。

そしてその褒美と言わんばかりに、「いい物」として赤いオーラを纏った真の力を披露。その力でゴールデンフリーザをどこかへ吹き飛ばし、間接的に17号を自爆させ、ベジータの撃破に成功する。
そのまま悟空の撃破も試みるが、悟空は仲間達への思いから三度身勝手の極意へと覚醒し、それをかわしてしまう。突然の悟空の覚醒にジレンは対応できず、みぞおちにパンチを食らってしまう。

すぐに立て直し、身勝手の極意の悟空と互角に戦い、ついに場外寸前のところまで追い込んだ。しかしこの状況を打開され腹部に一撃をくらってしまう。ピンチに追い込まれてもなお諦めず自分に一撃を入れ、気を高め戦おうとする悟空を評価し、笑みを浮かべながら「答えねばなるまい。」と気を高め、強大な気弾を放つ。これで決着がつくと思われたが、その時悟空の身体が銀色に光り輝く。

遂に身勝手の極意を完成させた悟空に圧倒されてしまうジレン。そんな悟空を前にジレンは過去のトラウマを思い出し自らの信念を貫き通す為、全身の筋肉を膨張させ気を大幅に上げる。そのオーラで武舞台を焼き放ち、悟空のかめはめ波すら押し返すが悟空は幾度も立ち上がる。その間に悟空は身勝手の極意の力と仲間達への思いから更に成長を続けていき逆転されていく。

追い込まれ頭に血が上ったジレンは悟空の信頼によるパワーアップを否定する為、観客席にいる悟空の仲間達を攻撃。それは悟空の手によって防がれるが同時に彼の怒りを買い猛攻が始まる。そしてその猛攻の最後に放った悟空の二度目のかめはめ波をくらい、ついにジレンは倒れこんでしまう。

ジレンはとどめの一撃を覚悟するが、突如悟空の全身に稲妻と激痛が走り今度は悟空が倒れてしまう。なんと完成系の身勝手の極意は以前より更に身体への負担が大きかったのである。望まぬ好機にジレンは躊躇するも仲間に急かされ、不本意ながらもそのまま悟空を脱落させることを決断。ここまで死闘を繰り広げた悟空に称賛の言葉を送りながら武舞台から吹き飛ばす。

しかし次の瞬間、一筋の光が悟空を救う。それは17号の自爆から生き延びたフリーザによる衝撃波であった。さらに残り時間も少ない中、17号自身も命辛辛自爆から生き延びていた事が発覚。勝利を掴み取るべくジレンは決着を急ぐが悟空との戦いで気を大幅に消耗し、先ほど簡単に破ったゴールデンフリーザを前に苦戦。

さらにその間に割って入った17号の攻撃で大ダメージを負い、立つ気力も無くなり勝利を諦める。
だが観客席からトッポが自らにかけた信頼の言葉によりジレンは再起し、フリーザと17号に目掛けて気で出来た巨大な壁を放つ。

そこに復活した悟空が助けに入ると、悟空とまた戦える事に笑みを浮かべ、3人がエネルギー波を破ると彼らと衝突。ジレン1人で彼ら3人に善戦するも、最後の力を振り絞った悟空とフリーザの突進により場外まで道連れにされる。最後は第7宇宙の信頼の力を認めながら敗北した。観客席転送後はトッポらに礼を言われる中、悟空に再会を誓われ、それに笑みを浮かべると同時に全王の力により消滅するが、MVPとなった17号の「消えてしまった全ての宇宙を復活させる」という願いで第11宇宙内で蘇る。

悟空との再会に対し、長年過去だけに執着していた自分には他人との繋がりを持つことは出来ないと拒むが、大会終盤自身の呼びかけに反応した時点でチームメイトとは繋がりが出来ているとトッポに諭され、最後は2人で悟空との次なる再戦と勝利を誓った。

漫画版

トッポからは「戦闘力だけでいえば破壊神であるベルモッド様より上」とされ、そのベルモッドからは「正義の為に全てを捧げてきた男」「私利私欲では動かない」と評され、同時に悪人であっても命を奪わないと言う(ベルモッド曰くくだらない)信念を持っている事が明かされている。だが、1つだけその信念を曲げてでも叶えたい願いがあるのだという。

当の本人は第30話より登場。悪人のカニ型宇宙人の泡攻撃に手を焼いていたトッポ達の前に、前の仕事場であるトワレ星から颯爽と駆けつけそれを撃破し、光線銃で小型のカプセル状に変化させ無力化する。生身のまま宇宙移動をして来た事をディスポから驚かれるも、その方が早いと述べている。

その後トッポの重大な話を聞く前に被害にあった市民の誘導を優先し、それが終わると惑星バスにて力の大会について知らされる。当初は宇宙の平和を守るのが最優先で第11宇宙から席を外すことなど出来ず、また全王による消滅も運命とし他の宇宙を犠牲にしてまで自身の宇宙を守る気はないという考えを理由に参加を辞退したが、ベルモッドにMVP報酬の超DBで願いが叶えられると誘われると、“第11宇宙で何か問題が起きればすぐに引き返す”という条件を付け参加を決める。

マルカリータらに連れられチームのメンバー達と共に力の大会の開催場所である無の界へ向かうと、そこで悟空やベジータにその圧倒的な存在感を感じ取られる。そのまま近寄ってきた悟空に声をかけられるが、悟空の顔を確認するとすぐに顔を背け「消えろ、邪魔だ」と吐き捨てた。

大会が始まるとアニメ版とは異なり序盤から積極的に動き活動する。立ち向かってくる悟空の事など眼中になく、ディスポと何か合図を交わすと、第3宇宙のマジ=カーヨやパンチアを始めとした他の宇宙の戦士達を続々と弾き飛ばしていく。

そのままヒットのところまで出向き、アニメ版同様、彼を圧倒。途中、完成版ブルーとなった悟空が乱入するが簡単に弾き飛ばし、二人がコンビを組んでもなお圧倒する。ヒットは新技「時ずらし」で対抗するが、時をも超えるスピードでジレンはそれを破り、ヒットを脱落させる。悟空も界王拳と同じ原理でブルーの力を倍増させる作戦に出るが、それも瞬く間に鎮圧させてしまう。

そんな中、彼らより圧倒的に戦闘力が劣る亀仙人が乱入し、意外にも彼に攻撃をかわされてしまう。その後、ジレンが目つきを変えると亀仙人はあっさりと落とされてしまうが、実は彼の動きは神の御業『身勝手の極意』と同じ原理のものであり、悟空はこの一連の流れを参考に、身勝手の極意"兆"の力に目覚める。

だが悟空はすぐにその姿を保てなくなり、ジレンは未だに師匠に教えを請う悟空の事を志の低い人間と見なす。そのまま悟空に代わって戦いを挑んだブルーの限界を超えたベジータを怯ませ、フリーザと17号に追い詰められていたディスポとトッポの所に出向き、2人を殴り飛ばす。だが、ダメージを負ったトッポ達はジレンにとっては足手まといでしかなく、「お前らはベンチで見ていろ」と吐き捨て武舞台の瓦礫から落ちていく2人を助けることはなかった(ただし、武舞台は舞空術が使えないので翼を持たない以上は助けに行った瞬間に足元の瓦礫を破壊されたら3人とも落下による脱落の危険もあり、ジレンの意図とは別に見捨てる判断自体は一概に誤りとは言えない)。

今度は時間稼ぎを狙うゴールデンフリーザを落とそうとするが17号に止められる。そしてアニメ版と異なり彼の自爆を直接くらうが、それでも大きなダメージを見せることはなかった。だが17号への思いから、再度、悟空が身勝手の極意"兆"に目覚めるとジレンのワンサイドゲームだった状況は一変。

戦いの中で悟空が身勝手の極意の力を完成させるとジレンが今度は逆に圧倒されていく。力ではなく技で戦う悟空を否定し、全身にスパークが発生するレベルにまで気を増大させるとダメージ覚悟のカウンターを敢行。この肉を切らせて骨を断つ戦法が有効に働き、結果的に身勝手の極意の時間切れで悟空を破る。

その後、悟空とベジータのコンビネーションに一時苦戦するも耐えきり、ベジータを脱落させた。そのまま悟空の脱落も狙うが、突如として現れたフリーザのエネルギー弾をくらい、最後は悟空に羽交い締めされているところをフリーザに特攻され三人一緒に脱落した。優勝者は、実は自爆をせずに武舞台の瓦礫に隠れていた17号となった。

ジレンが超DBで叶えたかった願いとは魔物に殺された敬愛する師匠ギッチンの復活であり、生前、彼に後継者として選ばれなかったのが心残りで、最強の力を得た今の自分を認めて欲しいというものであった。しかしギッチンがジレンを後継者に認めなかったのは、彼にはチームワークが欠けていたからであり、それを学んで欲しいという理由であった。

ジレンがプライドトルーパーズに入隊したきっかけもギッチンであり、それも彼にチームワークの大事さを教える修業の一貫だったが、それらを教える前にギッチンは魔物に殺され、ジレンはチームワークの大事さに気付かないまま力だけ蓄えていき、いつしか宇宙の秩序を守るまでの力を持ったジレンは何もかも1人で抱え込むようになってしまったのである。

そんな彼をトッポは「ジレンに唯一達成していない事があるとすれば、それは師匠からの卒業である」と語り、ベルモッドはジレンの願いは、ただ後継者として認めて貰いたいだけではなく、魔物からギッチンを守る事が出来なかった弱き自分への心痛から来るものだと考えていた。

観客席転送後は、メンバーに負けてしまった事を謝罪し、チームワークの力で自らを破った第7宇宙の面々を見て、自分に本当に足りていなかったものを実感し、師匠の復活は必要ないと語った。
全王によって消された後、悟空は一対一で戦いたかったと語っているが、アニメ版と異なり、ジレンは悟空個人から学ぶ事は少なく、また復活後の描写は描かれていない為、悟空の事をどう思っているのかは不明な終わり方となった。

単行本では超神龍の力で蘇ったページが追加され、アニメ版とは異なり観客席での復活となった為、第11宇宙に帰還する前に悟空に直接「また会おう」と一言残し去っていった。
        

ゲームでの活躍

スーパードラゴンボールヒーローズ

アニメで登場するのに先駆け、第3弾で宇宙サバイバル開幕編のゴッドボスとして参戦した。
必殺技は右手に気を溜め、その溜めたエネルギーを一気に放出させる『パワーインパクト』。
相手に当たると気弾が一気に巨大化し、超バースト効果でダメージをアップしてくる。
またガード値も高く、攻守共に強力なボスキャラクターとしてプレイヤーの前に立ちはだかる。

第5弾ではレアリティURとしてカード化。この弾で初登場した第7宇宙以外の宇宙のキャラは破壊神以外では彼のみ。
TAAに「正義の超エナジー」、通常アビリティに「プライド・トルーパーズの戦士」を持つ。

プロモーションアニメでの活躍

コアエリアの戦士達討伐のため、悟空達と共闘する。
第11宇宙戦では、復活したザマスにアッパーを入れるなど、その強さは健在である。

舞台は第7宇宙に突入するとザマスにやられる悟空のピンチに駆け付ける。そして、かつて力の大会で対決を交わったヒットと3人での共闘が始まる。しかし、宇宙の種を吸収して究極形態になった究極ハーツには歯が立たなかった。後に悟空とベジータのフュージョン、最強の合体戦士ゴジータに託すことになる。

漫画版での活躍

アニメと違い、第11宇宙戦開始の7話時点ですぐには登場せず、9話で初登場。

第11宇宙では、カンバー相手に宇宙を守る為破壊神モードに変身したトッポ超サイヤ人3に変身したカンバーの一騎打ちが行われていたが、宇宙の種を少し取り込んだ究極カミオレンが乱入し、手を一振りすることで両者を戦闘不能に追い込む。(カンバーは巻き添え)
初登場は、とどめを刺されそうになるトッポのピンチに駆けつける形で現れた。そして、直後に究極カミオレンを右フックと腹パンだけで倒し、本編同様別格の戦闘力を見せつけた。(本人は超ハーツの前で究極カミオレンのことを「雑魚」と称している。)

カミンオレンの拘束をディスポに託したジレンはアニメ同様、悟空とベジータのピンチにヒットと共に駆けつける。重力の檻(グラビティゲージ)に取り込まれ、瀕死寸前だったブルーの二人を救出し、ヒットと共に超ハーツとの共闘に入る。カミオレン達を圧倒したことを理解したり、ジレンを封印した重力の檻を自力で突破した瞬間を目の当たりにしたりした際は流石のハーツも驚きを禁じ得なかった。ヒットと共に超ハーツを追い込む。

その後、ラグスの助けを得て、難を逃れたハーツ宇宙の種を吸収する。宇宙の種を取り込んだ究極ハーツにはアニメ同様歯がまるで立たなかった。グラビティフィナーレによる重力で身動きを封じられる。
しかし、フュージョンしか勝ち筋がないと踏んだジレンはフルパワー化し、気の増幅で重力を押し返す。重力による圧力で身動きができず、フュージョンのポーズを取ることができない悟空とベジータのサポートをした。また、究極ハーツが戦闘不能に追い込まれた後は、ゴジータの破壊した隕石の破片も対処した。

力の大会で悟空との出会いを経た結果、ディスポと掛け合う、強敵達を相手に奮戦したトッポを労う、悟空達との協力戦を厭わないなど、大会以前より精神面の成長や協調性の獲得がうかがえる。

ドラゴンボールゼノバース2

DLC第6弾より身勝手の極意状態の悟空、17号、フューの三人と共に参戦した。

ストーリーモードでは妹・トワ時の界王神陣営に殺され復讐に燃えるダーブラに洗脳され“未来”トランクス編の時空に送り込まれる。そこで同じく神々の正義を実行しようとするゴクウブラックザマスと共闘し超サイヤ人怒り状態のトランクスとフューによって送り込まれてきたタピオンと対立する。

ザマスの中ではジレンは、遥々別の宇宙から自分たちの理想に感銘を受け助力しに来た人物となっており、その労をねぎらい人間でありながら人間0計画を遂行する協力者として迎え入れられている(ただしゴクウブラックは「私とザマスだけで十分なのになぜ?」と疑問を抱き、主人公のパートナーのザマスに至っては「崇高なる計画に人間を加えるなどなんたる妥協」と激しく憤っている)。実験と称して戦闘を観察するフューにいら立つザマス達に対して「放っておけ、オレ達はなすべきことをするだけだ」と洗脳されているとはいえやる気を見せる。だが最終的にタピオンのオカリナで彼の体内にザマスは封印され、ジレンも彼らやタイムパトローラーとその師匠の4人を前に敗れた。
しかし老界王神によれば、この時のジレンは洗脳の影響により十全とは言えず、主人公たちが勝てたのもそのおかげだという。

余談

誕生秘話

東映アニメーションと原作者・鳥山明先生のやり取りの中で、一番最初の原作者原案の中にはジレンの性格が分かるような情報は一切なく、その為、東映側は前章のボスであるヒットザマスと違う方向性として、ジレンの性格をヒーロー戦隊のリーダーでよく喋るキャラクターとして構想していた。だが鳥山先生にそれを提案すると「ジレンはしゃべらないキャラです」という返事と両親や師匠が殺されたという設定が付けられ、それにより東映側が考えていたジレンの設定はトッポに引き継がれる事になったという経緯がある。

関連動画

【「ドラゴンボール ファイターズ」 ジレン/キャラクターPV】

※バンダイナムコエンターテインメント 公式YouTubeチャンネル『876TV』より転載
【SE差し替え】ドラゴンボール超 131話(最終回) 悟空・フリーザ・17号VSジレン(ニコニコ動画より転載)


関連イラスト

瞑想ジレン


身勝手の極意VSジレン



関連タグ

ドラゴンボール ドラゴンボール超 宇宙サバイバル編
プライド・トルーパーズ トッポ ディスポ カーセラル

ビルス ゴールデンフリーザ
ヒット ザマス ブロリー(ドラゴンボール超) モロ ラスボス

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