声:結城比呂
概要
タピオンは、漫画『ドラゴンボール』最終回後に起こった出来事を描いた、劇場版アニメ第16作『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』の登場人物。
1000年前、南の銀河・コナッツ星で暴れた幻魔人ヒルデガーンを封印した伝説の勇者。
二度とヒルデガーンが復活せぬよう、自身の体内にヒルデガーンの上半身、弟のミノシアの体内に下半身を封印し、自らの身体ごと封印したオルゴールを別々の銀河に流した。
しかしヒルデガーンの復活を目論む魔導師ホイにより、地球のドラゴンボールの力で封印を解かれ、現代の地球に姿を表す。
最初は周囲から人を遠ざけていたが、トランクスになつかれ、次第に心を開くようになる。しかしタピオンの体内に封印されていたヒルデガーンの上半身が目覚め…。
タピオンが背負っている勇者の剣は、最後には彼に憧れたトランクスに渡されており、未来トランクスがフリーザを一刀両断した剣はこの剣という解釈になっている。しかし、実際の未来トランクスはタピオンに会っておらず(ゲームでも自分のことを知っていたことに驚いていた)、また剣を貰った現代のトランクスは剣を使うことはほとんどなかった。
外見はほとんど色違いの界王神。また、キャラクターデザインを手がけた鳥山明つながりで、モヒカン頭にした「クロノトリガー」のクロノと呼ばれることもある(衣装もそっくり)。
ゲーム作品への出演
『ドラゴンボールゼノバース2』ではプレイアブルキャラクターとして登場。またDLC追加ストーリー「無限の歴史編」にも一度だけ登場する。ザマス&ゴクウブラックとの戦いに苦戦するトランクスたちの前に、フューの手によって連れてこられた。その際は、(次元は異なるものの)成長したトランクスを立派になったと称えた。そしてあの時の借りを返すためにザマスを自身の体内に封印しようとする。
ストーリーによっては主人公によって阻まれ倒されてしまうが、フューに協力するルートを選ぶとタピオンを援護する展開になる。フューの魔術によって強化されていたこともあり、ザマスを見事封印した。
『スーパードラゴンボールヒーローズ』ではウルトラゴットミッション『時の界王神編』に登場。
超時空トーナメントに出場し、かつての面影があるトランクス:ゼノと激突する。