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ブロリー(ドラゴンボール超)

ぶろりー

劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー(BROLY)』に登場するブロリー。
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この記事は劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー(BROLY)』のネタバレを含みます。

概要

CV:島田敏

2018年12月公開の劇場版『ドラゴンボール超 ブロリー(BROLY)』に登場するブロリー
ドラゴンボールZ』の頃はキャラクターデザインにしか関わっていなかった原作者鳥山明が、本作のために設定やストーリーを考え、リデザインした新たなブロリーの姿。
同じく鳥山明がリデザインした父・パラガスと共に登場する。

そもそもなぜ、今になって鳥山明がブロリー達に手を加えようとしたのかというと、劇場版の脚本を考えていた際、集英社の担当からブロリーの人気を聞き、さらに「ブロリーの新作映画」を提案され、試しに当時の映画を観てみたところ、アレンジ次第では、かなりおもしろくなりそうだと感じたらしく、『超』のシリーズに組み込んで話を作成したとのこと。

そして『超』は、(一部例外はあるものの)原作漫画の続きとして描かれているため、本作は、Z時代に制作された劇場版アニメ3作品『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』『危険なふたり!超戦士はねむれない』『超戦士撃破!!勝つのはオレだ』(通称「ブロリー三部作」。以下「旧作」と呼ぶ)と繋がりのない異なる時間軸での物語となった。

その為、本作の時空では悟空達もブロリーと出会うのはこれが初めてとなり、「悟空、ベジータ、ブロリー、それぞれ違う運命をたどってきた3人のサイヤ人がどのように巡り合うのか。」という点も注目すべき要素の一つとなっている。

また実際に『超』本編でも、宇宙サバイバル編で悟空達がブロリーそっくりの超サイヤ人になったケールを見た際、その姿を初めて見るかの様な反応をしており、そこから旧作がパラレルワールドである事が示唆され、公式でも本作のブロリーを【鳥山明先生が『ドラゴンボール超』の世界観で描く「ブロリー」】として紹介している。

ゲームやフィギュアなどでは従来のブロリーと区別する為に、映画のタイトル『BROLY』から取った『ブロリー:BR』の表記がなされている。

人物

本作のブロリーの性格について、旧作を見た上で鳥山明は「ブロリーファンをガッカリさせないように昔のイメージを意識しつつ、新しい一面も加えてリニューアルし、より魅力的なブロリーになったと思っています。」と語っている。

旧作では、伝説の超サイヤ人となり狂暴化した姿に焦点が当てられ、ノーマル時の性格が描かれることは殆ど無かったが、本作は一転してノーマル時の姿に焦点が当てられている。

性格

サイヤ人でありながら、あまり戦いや争いを好まない温和な性格をしている。
一人称は「俺」。父パラガスのことは旧作の「親父」呼びではなく、「お父さん」と呼んでいる。
パラガスからは強くなるべくスパルタ的な育て方をされてきたが、ブロリーは彼の事を恨むことなく、むしろ大事に思っている。しかし、パラガスの方はその育て方からブロリーが自分を憎んでいると思い込んでおり、制御装置が無ければ殺されると怯えていた。

とある理由からパラガス以外の人間と会った事がなく、その影響か、話し方は片言でたどたどしく、感情表現もぎこちない。行動や精神面はどこか幼さが残る感じになっている。
ただ一度怒ると自分でもコントロール出来ないほど暴走してしまう事がある。

悟空とは生まれた年代が違う(後述)為、彼との因縁は無くなり、お馴染みの「カカロット」呼びで異常な執着心を燃やすことはない。悟空の方もブロリー親子に対して同じサイヤ人同士仲良くしたいと思っている。

容姿

旧作に比べ、後ろ髪が短く、前髪が目にかかるほどの長さになった。
制御装置の位置は頭部から頸部に移動。デザインも円柱がついた銀色の首輪に変わっている。
左胸には大きな十字傷があり、左の二の腕、左肩、腹、そして左の頬にも傷痕が付いている。
肌の色は薄い褐色に代わり、これは第6宇宙でブロリーと同じ立ち位置にあるケールと共通する。

衣装は、バンパでの私服姿とフリーザ軍の戦闘服の2種類の姿がある。
どちらも共通して旧作のものから変更されているが、腰布など旧作を意識した部分もある。
配色は全体的に緑・青・紫といった寒色が目立つシンプルな出で立ちとなった。
バンパの原生生物の切れた耳が素材である腰布は表面及び裏面外側が黄緑色で、裏面内側が薄緑色になっている。結び目は右の結び目だけ裏返り、裏地の薄緑色が見えている。
今作ではこの腰布がきっかけでブロリーとパラガスの性格と過去が語られる重要なアイテムとなっている(後述)。

バンパでの姿は、全身ボロボロで野生児の様なスタイルで、下半身には紺のアンダースーツと白のブーツを履き、両手首には紺のリストバンドをつけている。これは作中では特に語られていないが、ビーツが着用していたものと同じデザインであり、彼の遺品を流用したものと考えられる。

もう一方の姿は、タゴマシサミが着ていたのと同じフリーザ軍の新型戦闘ジャケットを着用している。配色は黒と黄緑。当初は動きにくいとし着用を拒んでいたが、地球につく頃にはしっかりと着ていた。
籠手やブーツのデザインも彼らと同じだが、ブロリーの場合はブーツのの色が白になっている。下は紫色のアンダースーツを着用している。

経歴

旧作の、悟空と同じ日に生まれたという設定は無くなり、ベジータと同じくらいの時期に生まれたとされている。生まれて間もない頃から王子であるベジータをも超える異常な潜在能力を秘め、エリート戦士育成用の特別カプセルで育てられていた。

しかし、ある時ベジータ王がその存在を認知すると、ブロリーが将来その力を制御出来なくなり惑星ベジータはおろか宇宙そのものを破壊しかねないと予想し、独断で辺境の星「小惑星バンパ」への派遣という名の追放を決定する。ブロリーの父パラガスはこれをベジータ王がブロリーの才能に嫉妬し亡き者にしようとしていると反対するが、それも空しくブロリーは小惑星バンパへと飛ばされてしまう。

ブロリーが派遣されたバンパは人間はおろか水さえ無い過酷な環境で、唯一いるのは大ダニと緑の毛並みを持つ超巨大生物だけであった。それらは戦闘力1000程度の人間ではとても抵抗できず、当時戦闘力920と計測されたブロリーもそれは同じだったが、到着直後に大猿化した事で大ダニ達を圧倒し、パラガス達が助けに来るまでその体液を食べ生き延びていた。

その後、パラガスの宇宙船も壊れていることが発覚し、以後41年間、バンパでパラガスと2人で暮らしていた。不幸中の幸いではあるが、このお陰で惑星ベジータの消滅に巻き込まれる事を回避している。パラガスからは、いつか来るであろうベジータ王族への復讐の日に備え、戦闘力を上げるべくスパルタ修業を受けていた。

前述の超巨大生物を使った攻撃をかわす修行を受けているうち、次第に彼と仲良くなり「バア」と名付けて親しくしていたが、それではトレーニングにならないと判断したパラガスにバアの耳を切断されてしまい、以降ブロリーの下にバアが近づかなくなってしまった。それでもブロリーはバアの事が忘れられず、彼の耳の毛皮を腰に巻くようになった。

格闘面の修行はパラガスとの組手程度であまり行われておらず、その潜在能力を持て余していた。
一度パラガスがいる場でも大猿化し、その力をコントロール出来なかった事があり、以降尻尾が生えてこない様に処理された。またブロリーの力を制御するため、パラガスは電流が流れる首輪をブロリーに装着させていた。

このような過酷な環境の中でブロリーはパラガスと2人で41年間暮らしていたがある日、宇宙船の救難信号を受信したレモチライという2人のフリーザ軍兵士がバンパに降り立った事で、ブロリーの運命は変わっていく。

戦闘力

本作のブロリーは闘いの中で急成長し、どんどん強くなっていく。
それはまるでサイヤ人の本能に導かれるかのようで、その進化に終わりがあるのかは明らかとなっていない。

ノーマル時の時点でスカウターでは戦闘力を計測不能で、フリーザにも高く評価されていた。
最初こそ通常時のベジータに軽々とあしらわれるレベルだったが、戦いの中で急成長していき、更に怒り形態や超サイヤ人に変身していくことでどんどん戦闘力を上げ、最終的には悟空からビルス以上と言われるレベルにまで戦闘力を上げていた。

戦闘スタイルは、修行をつけてもらったり参考にしたりする人物がいなかった為、我流の力押しだったが、ブロリーはラーニング技術にも優れており、戦いの中でどんどん学習していき、魔人ブウの様に相手の技やテクニックを吸収していった。作中では超サイヤ人ゴッドに変身した悟空が自らにかけた金縛りの術を即座に覚え、悟空にかけ返した描写などが確認出来る。

ただ残酷ではあったが理性を保っていた旧作と異なり、戦闘中は狂戦士と化し、自分で自分の力をコントロールできない。制御装置なしではパラガスの命令も受け付けず、敵味方の区別すらつかず、ひたすら目の前の敵を攻撃するのみになってしまう。

形態

ノーマル

純血のサイヤ人の特徴である黒髪黒眼を有する。
色白で憂い顔だった旧作から一転、肌は浅黒く、目付きは鋭くなり、力強さが増した風貌となっている。首回りが太くなり、前髪は分け目がなくなりザンバラ髪となり、耳や首もとに髪がかかっている。

最初は、相手をしたベジータが楽勝そうな表情を見せるぐらいの戦闘力だったが、戦いの中で急成長していき、遂にはノーマル状態でありながら超サイヤ人のベジータと互角もしくはそれ以上の戦闘力を発揮していた。
ドッカンバトル」で先行登場した際には「メテオクラッシュ」というラッシュ技を披露している。「スーパードラゴンボールヒーローズ」UVM5弾のPVでは、旧作のブロリーの様に弱々しい表情で登場している。

最大の敵、サイヤ人。(ブロリー 2バージョン)
Broly



怒り

旧作では登場しなかった本作初登場の姿。
幼少期にパラガスに尻尾を生えない様処理された為なのか、人間の姿のままスピードを落とさずに大猿のパワーを引き出せるようになった姿。

緑色のオーラを発し、体中の筋肉が隆起、髪は黒髪のまま逆立っている。
瞳は金色に光り輝き、目元には黒いアイラインが入るようになる。
金眼にアイライン、逆立った黒髪など身体的特徴や人間の姿で大猿の力を解放したという点はGTに出てくる超サイヤ人4と似ている。

前述の戦いの中で成長していく特性も相まって、超サイヤ人でないにも関わらず、最終的に戦闘力は超サイヤ人ブルーの悟空と互角にまでなっていた。
その急激なパワーアップの代償として、変身すると自我を完全に保てなくなってしまう。

作中で口からエネルギー波を放っており、これを「ドッカンバトル」では「アンガーシャウト」、「スーパードラゴンボールヒーローズ」では「ギガンティックブレス」という名の必殺技として扱っている。

溢れる力
抱き枕 - ドラゴンボール超 - ブロリー



超サイヤ人

父パラガスを殺された怒りと悲しみで超サイヤ人に目覚めた姿。
髪の色は悟空達と同じ金髪だが、ブロリーの場合はオーラの色が黄緑色で、瞳は消え白目に変化し、上記の怒り形態同様、通常時より筋肉質な体型をしている。
髪型も旧作とは異なり、怒り形態からそのまま超サイヤ人になったような髪型をしている。またケール同様、超サイヤ人に変身すると薄い褐色だった肌色が、悟空達と同じくらいの明るさに変化する。

作中では大猿抑制時から上乗せする形で超サイヤ人に覚醒するという超サイヤ人4の様な覚醒の仕方をしたが、ブロリーの場合、この超サイヤ人と大猿抑制が関連しているのかは作中では特に語られていない。
戦闘力も悟空達の超サイヤ人とは比べ物にならないくらい高く、ゴールデンフリーザを圧倒し、超サイヤ人ブルーの悟空とベジータ2人がかりでもものともしなかった。
悟空は超サイヤ人ブルー界王拳、ベジータは超サイヤ人ゴッド超サイヤ人・進化(漫画版基準だとすれば両者、完成版超サイヤ人ブルー)に変身する事はなく、フュージョンしゴジータにならなければ倒せないレベルだと判断した。

ちなみに旧作では、超サイヤ人の状態だと金色のオーラを放ち(制御装置を着けていた時は青)瞳があったが、本作ではこの姿の時点で既に黄緑色のオーラを放ち白目になっている。
パンフレットによると鳥山明はこの姿を通常の超サイヤ人ではなく旧作の伝説の超サイヤ人に位置付けており、それ故の変更と予想される。

「スーパードラゴンボールヒーローズ」では「ギガンティック・オメガストーム」というかめはめ波と似た構えの必殺技を使用している。

超サイヤ人ブロリー
ドラゴンボール超ブロリー



超サイヤ人フルパワー

旧作において伝説の超サイヤ人と呼ばれた形態。
上記の変身よりも、更にはち切れんばかりの筋肉と巨体を持つようになる。上半身は裸。
髪の色は上記の超サイヤ人と比べても黄緑色が強く出ている。旧作より髪の逆立ちが柔らかくなり、広がりも増えている。身長は3メートル程にまで巨大化し、1.7メートル前後の悟空やベジータと比べると非常に大きい事が分かる。

ゴジータとの最終決戦で覚醒し、超サイヤ人の彼にダメージを与えた。超サイヤ人ブルーのゴジータには流石に押されていたものの、最後まで彼の動きに付いていき致命傷となるダメージを貰うことはなかった。
また最後のシーンで理性を取り戻した際には、この姿で一瞬、瞳が現れた状態になっている。

この形態に関しては鳥山明の設定画は存在せず、作画監督の新谷直大が旧作の様に最後は半裸で暴れて欲しいという思いから独自に追加した。鳥山明はあまりマッチョにしたくないと話していたため、大きくなり過ぎない範囲で大きく見えるように調整されている。

Broly is coming
ブロリー



活躍

ベジータ王に小惑星バンパへと追放されて41年。大人の姿になったブロリーは相変わらず大ダニを食し生き延びていた。そんなある日、41年前から発信しているパラガスの宇宙船の救難信号を辿ってバンパにチライレモという名のフリーザ軍兵士が舞い降りる。

彼らはフリーザ軍の戦闘員となる人材(戦闘力1000以上)を探しており、パラガスとブロリーの数値をスカウターで計測すると、その戦闘力に驚き彼らをフリーザの下まで連れて帰る。その道中、チライから携帯食料を貰い少し親しくなった。フリーザの宇宙船につくとフリーザの元へ連れていかれ、そこでフリーザはブロリーの潜在能力の高さを見抜き彼らの正式加入を認め、更に彼らを地球へ連れていき悟空達と戦わせる計画を思いつく。

フリーザ軍の宇宙船の中では、粗暴な戦闘員がチライに絡み、止めに入ったレモが突き飛ばされてしまい、それを見たブロリーは怒りを見せる。そしてそのままその戦闘員を締め上げ、危うく殺してしまいそうになるがパラガスの制御装置の電撃によって正気を取り戻す。その際ブロリーはその電撃に苦しんでおり、チライはパラガスの隙をついて制御装置のスイッチを奪い破壊した。

パラガスがフリーザに呼ばれ席を外した後は、先ほどの携帯食料を大量に食し、更にこれまで飲んだことがなかった水の味に驚いていた。そして落ち着くとチライとレモに腰布に関する自らの過去を語った。その話の中で、パラガスの行った行動を聞いた2人にパラガスの事を「ブロリーを出世や復讐の道具としか思ってない」と批難されると「お父さんの事、悪く言うのは、いけない」と否定した。

宇宙船が地球につくと、そこには悟空ベジータの姿があり、フリーザ同様、ブロリーの潜在能力に気が付いた。そしてパラガスがベジータに向けた怒りに触発され、ブロリーもまたベジータに敵意を向け、パラガスの命令通り、彼に襲い掛かった。

ベジータとの戦いでは最初こそ劣勢だったものの持ち前の成長スピードの速さから瞬く間にベジータを追い抜き、通常状態でありながら超サイヤ人の彼と互角に戦って見せた。その後ベジータが超サイヤ人ゴッドの力を解放すると圧倒され、彼のエネルギー波を正面からくらい海の底へと消えた。

だが次の瞬間ブロリーは緑色のオーラを放って舞い戻り、ベジータのパンチを受け付けず彼を弾き飛ばした。ブロリーは大猿の力を解放したのであった。そのまま全身筋肉質な体型になると、今度は標的を悟空に変え、通常時、そして超サイヤ人の悟空を圧倒した。しかし超サイヤ人ゴッドになった悟空が放った気を使った金縛りの術を受け動けなくなってしまう。

悟空はセルブウなど数々の強敵と戦ってきた経験からブロリーの本心は悪ではないと見抜き説得する。ブロリーもその言葉に一瞬顔を和らげたが、すぐにまた暴走し悟空の金縛りを学習し悟空にかけ返す。その後も超サイヤ人ゴッドの悟空を圧倒していき、彼に大ダメージを与え、超サイヤ人ブルーへの変身を決意させる。

それを遠くから見ていたチライとレモから憐れまれるが依然としてブロリーの暴走は止まらず、超サイヤ人ブルーの悟空と互角に戦っていた。ブロリーに秘められた更なる力を見たくなったフリーザはナメック星クリリンを殺害したことで悟空が超サイヤ人に覚醒した事を思い出しパラガスを殺害する。そしてそれを見たブロリーは怒りと悲しみで超サイヤ人に覚醒し更に強大なパワーを手に入れた。

超サイヤ人ブルーに変身したベジータも加わり二対一となるがそれでもブロリーは一歩も引くことなく彼らを圧倒していった。ブロリーが目に入ったフリーザを標的に変えると、悟空達はピッコロの下に瞬間移動し、その後フュージョンが成功するまでの間、一時間以上フリーザをボコボコにしていた。ほぼ偶然とはいえ、父親を殺された復讐とも言える。

悟空達について来ていたウイスが目に入ると彼にも襲い掛かるが楽々と攻撃をかわされてしまう。そんな中、彼らの間にゴジータとなって戻ってきた悟空達がが入り込み、今度はゴジータに標的を変えた。

ゴジータとの最終決戦においては2人のエネルギーが余りにも高すぎた為、時空の境界線が裂け、異次元へと突入した。その世界の中でブロリーは緑髪のフルパワーを解放し超サイヤ人のゴジータを押し、今度はゴジータも超サイヤ人ブルーとなりブロリーに対抗した。2人の全力のパンチがぶつかり合った時、今度は逆に異次元の壁は閉じ、元の世界へと戻っていった。

超サイヤ人ブルーとなったゴジータの戦闘力は凄まじく、ブロリーも抵抗を続け致命傷となるダメージこそもらわなかったものの、最終的には戦意を失っていた。そしてゴジータの全力のかめはめ波に死と恐怖を覚える。その時ブロリーを救う為チライが、フリーザがブルマから奪ったドラゴンボールを使い神龍へ「ブロリーを元いた星に返してやってくれ」と願い、ブロリーはバンパへとワープされ、ゴジータのかめはめ波が当たる間一髪で生き延びた。

ワープと同時に理性を取り戻したブロリーは、数日後チライとレモと一緒にいた。勝手にドラゴンボールを使用した2人はフリーザ軍から逃げる為、ブロリーの下にやってきたのだった(フリーザは、この二人がブロリーと接していれば、いずれブロリーをコントロールできると考え、当面は彼らを泳がせている)。道中にあらかじめ当分のまともな食料を買い込んだとはいえ、大ダニ以外の食料がないバンパの環境に困っていた2人だったが、そこに更に瞬間移動で悟空が現れる。警戒する3人だったが、悟空は彼らに住処や食料を提供する。怪しむチライに対し、悟空はまたブロリーと戦わせて欲しいと願い、ブロリーもそれに対し笑みを浮かべるのだった。

余談

胸の傷について

左胸にある十字傷は、奇しくも2作目で太陽に落とされた際に穴が開いた箇所と一致している。その為、本作のブロリーはその時死ななかったブロリーなのでは?という声もあるが、本作は旧作とは一切関係ないパラレルワールドであり、また3作目のエピローグでブロリーは地獄に落ちた事がはっきりと語られている。

ヤモシとの関係

本作のタイトルが明らかになる前、一部では今回の敵は以前、鳥山明が明かした初代の超サイヤ人「ヤモシ」ではないかと噂されていた。だが実際は今回の敵はブロリーであり、彼らの読みは外れる形となったのだが、その中には公式が嘘をついたなどという者もいた。しかし公式ではヤモシが劇場版に出るなどといったアナウンスは一度もなく、ネット上に広がっているヤモシの設定画とされる画像も全て偽物であり、全てファン達の妄想の産物であった。

旧作との性格の違い

旧作では0歳で超サイヤ人に覚醒し、更に青年期は力や感情を制御されていた為、悟空への異常な執着心以外はノーマル時の性格が描かれることは殆ど無く、長年その辺りが不明瞭で、ゲームなどでは超サイヤ人の時と同様に狂暴に描かれる事もあれば、制御されていた時の様に物静かな人間として描かれる事もあったりとバラバラな状態であった。そんな中、本作ではノーマル時の性格に焦点が当てられ、無口ながらどこか子供らしさが残る純粋な人間として描かれ、親や身近な存在に対して情を見せるなどこれまでのブロリー像からは想像出来なかった様なシーンも描かれている。

超サイヤ人の時の性格も大きく違い、旧作では凄まじい破壊衝動と残忍な性格を合わせ持ち、肉親すら容赦なく殺害し、果ては奴隷達の目の前で笑いながら彼らの母星を破壊する正に悪魔とも言える存在だったが、本作では喋る事はなく咆哮を上げただ力の限り暴れまわる狂戦士の様に描かれている。

加えて悟空およびベジータと戦ったのも全ては父の悲願のためで、覚醒のトリガーも他の誰でもない父の死であるなど、旧作以上に彼とパラガスの親子関係は歪ではあっても深かったという事が強調されている。そして戦いが終わった後も悟空を憎むことなく新たな仲間達と共に生きる道を歩むなど、その結末もただの極悪人として倒されてしまった旧作とは正反対と言える救いのあるものだった。

今後について

現在、漫画版「超」ではブロリー編のその後の話で、謎の囚人モロとの戦いが描かれる「銀河パトロール囚人編」が連載されている。ここにブロリーが出てくるのかは不明だが、作者であるとよたろうは「この映画は『超』の延長線上なので、いつか描く時は来ると思っています」と語っている。ただ漫画版はブロリー編自体がカットされている為、漫画版で映画の内容をやる可能性もあり、ブロリーのその後が描かれるのか、はたまたとよたろう視点で映画のブロリーが描かれるのか不明である。

関連イラスト

パラガス&ブロリー
Broly


無題
チライとブロリー



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ドラゴンボール ドラゴンボール超 
ブロリー(映画のタイトル) パラガス(ドラゴンボール超)
サイヤ人 ブロリー パラガス
孫悟空(ドラゴンボール) ベジータ
フリーザ チライ レモ バア
ブロチラ

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