概要
「ドラゴンボール」シリーズに登場するキャラクターブロリーのゲームオリジナル形態。
ブロリー独自の伝説の超サイヤ人の姿から更に超サイヤ人3へと覚醒した姿
ゲーム「レイジングブラスト」・「ドラゴンバトラーズ」で初登場。
当時稼働中だった「ドラゴンバトラーズ」のカードの内容によると、悟空たちに復讐を誓う思いがブロリーを蘇らせたらしいとのこと。PVでは悟空を圧倒し、とどめを刺そうとしているが同じく超サイヤ人3に覚醒したベジータに邪魔され失敗に終わっている。
「レイジングブラスト」ではVジャンプにて「ククク…すばらしいパワーだ…」「待っているぞカカロット…!!!」などこれまでのブロリーと比べどこか落ち着いたセリフを残している。ゲーム本編ではもしもベジータが超サイヤ人3になったら?というIFストーリーに登場。超サイヤ人3のゴテンクスに続きベジータに挑んでいるが敗北している。
後年では続編「レイジングブラスト2」を初め「ドラゴンボールヒーローズ」「スーパードラゴンボールヒーローズ」「フュージョンズ」「ドッカンバトル」など多数の作品に登場している。
ヒーローズシリーズではこの状態からバビディに洗脳を受けた破壊王ブロリーなる者も登場している。さらに2014年にはその上位形態である超サイヤ人4も登場。PVでは超サイヤ人3から黒煙の龍の力によって超サイヤ人4に覚醒している。
必殺技はブロリーがよく使うギガンティックミーティアやかめはめ波と似た構えのギガンティック・オメガなど。破壊王ブロリーの場合はフルチャージギガンティック・オメガになる。
ちなみにこの記事では伝説の超サイヤ人と超サイヤ人3が合わさったかのような形態から「伝説の超サイヤ人3」として扱っているが公式名称は基本的にはブロリーも普通の「超サイヤ人3」であり、現在のところ「伝説の超サイヤ人3」という表記が使われているのは「ドラゴンボールフュージョンズ」となる。
その他ゲームでの扱い
ドラゴンボールヒーローズシリーズ
伝説の超サイヤ人ブロリーの上位互換形態として旧7弾から登場。UR以上の初カード化は旧8弾だが、旧7弾でもSECの超サイヤ人ブロリーのCAAチェンジ大成功時の変身形態として登場する。
その後もバビディの魔術を物にした「破壊王ブロリー」、大猿への巨大化能力を得たブロリー等着実に派生カードを増やしていき、最近は超サイヤ人3の悟空と一緒に龍拳を撃った。
DBHシリーズの中ではSECカードの枚数が特に多い事で知られるブロリーだが、実はその形態は殆どが(変身前後を含めて)超サイヤ人3である。
また超サイヤ人3を主体としたCPにも必ずと言って良いほど登場し、大会限定のプロモーションカードや豪華仕様の再録カードも存在するなど、他の超サイヤ人3が単発で終わる事の多いDBHの中ではかなり厚遇されている。
ドラゴンボールZドッカンバトル
2017年6月末に最後のコスト58のフェス限定キャラクターとして実装。極技属性の120%リーダーで、気玉取得数に応じて高火力を発揮出来る性能となっている。
しかし初期のドッカンバトルにおける「ブロリーは高火力である代わりにDEFが低下する」と言う風習の犠牲者となっており、それ以降はカテゴリが初期に付与された2つ以降全く増えなかったり、相性の良いキャラクターの実装が皆無だったりと、その扱いは劣悪そのものである。
2020年7月に待望の極限Z覚醒が実装される(地味にコスト58フェス限最初の極限)もDEF低下が無くならず、その後の同じコスト58のフェス限定キャラクター達が環境首位争いに食い込むレベルの強化を貰っている事と比較すると最早理不尽とも言えるレベルの冷遇を喰らっている。
特に2021年3月に極限Z覚醒した超サイヤ人3ゴテンクスは同様のDEF低下のデメリットが完全撤廃されており、その待遇の格差から多数のブロリスト達の怒りを買った。
因みにあだ名は「ぺラリー」
一応(当時の)環境内では比較的上位レベルの性能ではあり、活躍できる高難易度イベントも少なくなかった点は事実である。とは言え「強いことは確かだが周囲の強さが異常」と言う状況であることは変わらず、心無いユーザーからは比較され馬鹿にされる事が多かった。
因みに2024年現在はどうなのかと言うと、4年もの間に凄まじいインフレを起こした敵の火力に到底付いていけず、無事倉庫番と化している。尤も「半端な防御性能なら無いも同然」とすら言える限環境において、同期のフェス限定キャラクターは皆一様にそうなっており、パンチマシンイベント等の変則的なステージの攻略要員や極技属性リーダーとしての一応の希少性を勘案して差別化点があるだけまだマシとすら言われている(何なら2023年にはこいつにすら劣る圧倒的残念極限が実装されたことで相対的にこいつの株が上がっている)。ソシャゲの宿命とは言えインフレとは恐ろしいものである。ただ現在は超極限Z覚醒と言う希望が追加されたことで微かに可能性が沸いて来た。
因みにイベント産のブロリーも3になる。最初期のイベ産らしくスペックは圧倒的に低く、影が薄すぎて多分誰も覚えていないだろう。こっちは一応DEF低下こそないがそもそも補正自体がないので結局ペラペラ。
ドラゴンボールフュージョンズ
伝説の超サイヤ人ブロリーの上位形態として登場。上述した通り公式側が「伝説の超サイヤ人3」と言うワードを使ったのはこのゲームが初。
悟空の超サイヤ人3とのフュージョンによる超サイヤ人3カロリーの登場も期待されたが結局無く、フュージョンを主体とした本ゲームにおいては少々宙に浮いた存在となってしまった。