概要なんて、宇宙の悪魔さ
『燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦』に登場した異星人。パラガスの支配する「新惑星ベジータ」の近くにある「惑星シャモ」に生息する知的生命体。
真昼間に新惑星ベジータの空から容易に確認できる(見かけ上は地球で言う所の昼の残月くらいのサイズに見える。もうピッコロが破壊したけど)ので、惑星シャモは新惑星ベジータより太陽に近い軌道を回っていることが分かる(この時はたまたま同じ向きを通る「内合」だったのだろう)。
シャモ星人は黄緑や緑の肌をしており、若い者は紫の、年老いた者は白い髪や髭をしている。若干ナメック星人っぽい特徴があるが他人の空似だろう。
彼らはパラガスとブロリーにより惑星シャモから一人残らず拉致され、新惑星ベジータの鉱山地帯で奴隷として扱き使われていた。
後にブロリーが伝説の超サイヤ人に覚醒した際には、巻き添えを食って何十人か殺された上、「いつか自分たちの惑星に帰りたいと星を眺めていたな…。いつかは帰れるといいなぁ……。」と吐き捨てられ、エネルギー弾をぶつけられて、あっという間に惑星シャモは宇宙の塵にされた。
(ちなみに、ここで塵にされなかったとしても、距離的にグモリー彗星に巻き込まれ、消滅する可能性があった)
その後はZ戦士と共に残った星人たちが全員宇宙船に乗り込んで地球に向かったようだが、その後どこで暮らしているかは不明。
なお、『ドラゴンボールZ』のTVアニメ本編て展開されたアニメオリジナル編であるあの世一武道会編には、天国に子供のシャモ星人と同じ姿で肌の色が異なる戦士が二人登場し(それぞれ赤色と青色の肌をしている)、二人で組手をしていた。
名前の由来は「軍鶏(しゃも)」からと思われる。
MAD動画での扱いなんて知るか
モブキャラの為か、ブロリーやパラガスらに比べると出番はあまり多くないが、老人の「シャモは悪くねぇ、わしのせいだ」という台詞を入れ替えて「わしは悪くねぇ、シャモのせいだ」と責任転嫁したりするネタが使われる。少年の方は、食べ物を求めて色々なところに出没し話を引っ掻き回すが、何を聞いても概ね「そんな事知るか」とはぐらかすので本格的に絡む事は稀。「俺たち宇宙の悪魔さ!」「サボってんじゃねえぞ!」などの攻撃的なセリフもよく口にする。動画によってはブロリー達主要キャラに反旗を翻す事もある。最終的にとばっちりでブロリーに一網打尽にされるか母星を破壊されるのがお約束。
2014年に劇場版本編の登場人物達が全員シャモであるという狂気のMADが作られている。
2022年、今度はなんとシャモ星が自我を持って攻撃してくるMADが作られた。
関連項目サボってんじゃねえぞ!
アンゴル:鉱山で働いていた奴隷に鞭打ってた人