仙豆

せんず

仙豆(せんず)とは、漫画『ドラゴンボール』に出てくる不思議な豆。

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1 概要だ、食え

2 効果だ、食え

3 商品化だ、食え

4 使用場面

5 余談読まなかったらオラおっ死んでたぞ

6 セル!!そいつが関連タグだ。読んでみろ!

概要だ、食え

『ドラゴンボール』に登場する便利アイテム。初出はレッドリボン軍編。

一粒食べればたちまち空腹が満たされ、どんな傷もたちどころに治ってしまう。カリン様はたまにつまんで食べている模様。

数百年間育てても、取れるのは壺一杯分にしかならない程育てるのは困難であり、食糧危機解決にはなりそうにもない(というか、仙豆を育てる方法が不明なのも原因だったりする)。

元々は壺一杯分あったが、現在は数粒しか存在せず、以前より希少価値が高くなった。

そのため、サイヤ人編のナッパ戦で悟空が差し出した仙豆を見たクリリンが「まだカリン様もってたのか」と意外そうにしていた。

なお、激減した理由については作中で語られておらず一説にはヤジロベーが食べ尽くしてしまったためともされるが、後述の通り彼は仙豆の味を特に気に入っていないため可能性としてはあまり高くないネタ的な側面の強い説であることは留意しておく必要がある。

メタ的に考えるなら、食べただけで全回復できるアイテムを使い放題では緊張感もなにもあったものではないので希少品にした、といったところだろうか。

劇中にハッキリと登場はしていないで何処に有るのか・どんな形をしているのか一切謎だが、『仙豆の木』というモノがあって、カリン様はソコから収穫しているらしい………ベジータ戦で重症を負った悟空が入院した直後の病室でのカリン様のセリフ「あと１か月ほどすれば、あたらしい仙豆が、木にできあがるわい」

魔人ブウ編で悟空が仙豆をもらった際「ここんところは、つくってなかった」ともあるので、何らかの処置・世話をしてあげないと木に仙豆が成らない。ということか

アニメでこれを食す際のポリポリ音は美味そうと有名。殆どのゲーム作品では体力を回復させるという役割で登場する。

ゲーム作品でも回復アイテムや残機数としてたびたび登場している。

効果だ、食え

一般人なら一粒でゆうに10日は飢えをしのげるほどの栄養があり、大食らいの孫悟空も満腹になったほど。ヤジロベーが一掴み全部頬張った際にはパンパンに膨れ、「気持ち悪い」と漏らしていた(ちなみに味については、この時のヤジロベーの談では「てんでうまくねえぞっ!!」とのこと。まあ、悟空に言われて『ゴチソウ』を期待していたという側面もあるのだが)。

ただしあくまで栄養価はあるものの病気までは治らない。劇中では悟空の心臓病を治す事は出来なかった。

睡眠不足の解消にも効果はないらしい(ナメック星でのギニュー特戦隊撃破後、最長老の下へ願いの叶え方を聞きに行ったクリリンを待つ間、仙豆を食って回復してから間もないベジータが、「ここんところ、眠っていないから」と言って睡眠をとっている)。

余談だが、この満腹になるという設定はピッコロ大魔王編までしか登場しておらず、サイヤ人編以降は只の回復アイテム扱いと化している。

初代ピッコロ大魔王撃破後の悟空を治療する際には、何故かカリン様は仙豆を使わず、自作の薬草を使ったらしい(既に悟空が回復した場面から始まり、薬草のことはカリン様が一言セリフにするだけなので、詳細は不明。それ以降は完全に忘れさられた存在である)。単純に作者が仙豆のことを忘れていたのか、或いは当時はそこまで仙豆に回復アイテムとして出番を引っ張らせるつもりはなかった可能性もある。作者がそこまで考えていたかはさておき、貴重な仙豆を使わずとも薬草でどうにかなる怪我だったと考えれば自然ではある。

生で食べないと効果が出ないらしく、火を通すと駄目らしい(映画『とびっきりの最強対最強』)。