「〝罪〟と呼ぶなら 呼ぶが良い!!!!!」
概要
TVアニメ『ドラゴンボール超』に登場した超サイヤ人の新たな形態。
『“未来”トランクス編』において未来トランクスが覚醒した姿。
作中では名称不明の形態だったがゲーム「スーパードラゴンボールヒーローズ」で名付けられた。
容姿は従来の超サイヤ人からほとんど変化は見られないが、超サイヤ人ブルーの様な青色のオーラが全身を包み、金色と青色二つのオーラと青白いスパークを放つようになる。また覚醒当初は白目の状態だったが、時間が経つにつれ瞳が現れ、それ以降は超サイヤ人と同じ水色の瞳をしている。
具体的な変身条件は不明だが、作中ではザマスとゴクウブラックが、トランクスが行ってきた時間移動を重罪とし彼を「罪人」扱いする2人に対する激しい怒りから覚醒した。
戦闘力
覚醒前の超サイヤ人2の状態では通常状態のゴクウブラックにすら敵わなかったトランクスだったが、この形態に覚醒してからは超サイヤ人ロゼとなったブラックともある程度戦り合えるレベルにまでパワーアップを遂げている。
フルパワーのブラックにはまだ及ばず、さらにザマスとブラック、2人の息の合った連携プレーに押される場面も見られたが、2人の猛攻を受けてもなお立ち上がり悟空達が過去から戻ってくるまでの長い間、2人とぶつかり合えるタフさを見せた。その戦闘力は神の次元に到達しており、神の気を持つ者でないと感知できない超サイヤ人ブルーの気も感知出来る様になっている。
また終盤の合体ザマスとの戦いでは、生き残った人々の気を元気玉の様に集め吸収し、さらに悟空やベジータから気を貰い、よりパワーアップ。オーラは金色が無くなり完全に青一色となり、戦闘力はベジットの猛攻すらしぶとく耐え抜いた合体ザマスを切り裂くまでに至った。
ゲームにて
ドラゴンボールZドッカンバトル
フェス限定版SSRなどに、この状態で実装されている。
ただし名義はすべて『超サイヤ人トランクス(未来)』となっており、同一キャラクター扱い。
ただし、バトルモーションで纏う気が通常の超サイヤ人の金色の気と区別され、内に青い気を内包した金色の気を纏うという細かい描写わけがされている。
同名キャラは多いが、バトルモーション的に「怒り」の超サイヤ人トランクスはフェス限定知属性SSR1体、通常レアガシャSSR2体(力属性1体・体属性1体)、イベント作成力属性SSR1体の合計4体。
とりわけフェス限定版は限界はあるものの青天井ともいえる火力上昇スキルを持っており、条件さえ整えば最大でATKを4.45倍できる。
(今現在無条件で上昇できる最大値は超サイヤ人4孫悟空の2.5倍)
レアガシャ力属性版は数少ない無条件でダメージ軽減スキルを有し、HPが減るにつれて最大でATKとDEFが2倍になるため長期戦に強い。
体属性版は味方のATKとDEFを上昇するスキルと、更に必殺技発動で味方ATKを上昇できる完全サポート型で強力。
余談
海外での名称
これまで超サイヤ人の名称には数字や英語などが多く使われてきたが、珍しく今回は「怒り」という日本語が使用された。そのため海外では名称が異なり、アメリカなどでは激怒の意味を持つ「rage」という英単語が使用され「Super Saiyan Rage」(超サイヤ人レイジ)と呼ばれている。
漫画版
漫画版『超』ではこの形態は登場せず、代わりに未来でのバビディ一味との戦いの際、トランクスは界王神に弟子入りしており、その事からキビトなどが使用する仲間の体力を回復させる『復活パワー』を習得していたため、それを使ってサポートをするという役回りになっている。