日本では2008年2月1日よりディズニーチャンネルで放送。テレビ東京系列で地上波放送をしていた時期もある。
ママー! フィニアスとファーブが概要作っちゃってるー!
ダン・ポベンマイヤーの母の「夏休みだからと言って一日を無駄にしないように」という忠告が今作の根幹を成している。ジェフ・“スワンピー”・マーシュも彼と同じく毎日違うことをして過ごし、彼らは同じ趣味で意気投合。途中別れもあったが、ポベンマイヤーはめげずに各アニメ会社に企画を送り込んだところ、ディズニーで採用された。
物語は、創造力(×想像力)がずば抜けた兄弟とその家族や友達とのとりまきを描く「フィニアスとファーブ」パートと、世を忍ぶペットが悪の科学者と戦う「エージェントP」パートが同一話内で進み、最後に両者が相殺して終わるのが基本スタイル。たまに一方しか描写しないエピソードや、起承転結の転から始まるエピソードなど例外も少なからず存在する。
エピソードをよく見るとパロディやメタ発言などのギャグ要素も盛り込まれている。
ディズニー作品といえば主人公とその周りの人物が魔法のようなものでストーリーが進んでいくのが主流だが、今作は敢えてその要素を少なくし、メカニックものに寄せている(似たようなものにベイマックスがある)。脚本も「フィニアスとファーブの発明が魔法じみたものではならない」ルールがあるという徹底ぶり。
ファンタジーな要素はあっても、何のために登場しているかすら分からない生き物、妄想・夢・ホログラム・異次元オチ、体に含むとかわいくなる物質など本来の構想とはずれていたり、科学的な根拠で成り立たせていたりする場合が多い。
それでも、創作者ウォルト・ディズニーの「積極的に未知の世界をたずね自発的に学ぶことの楽しさ」を教え、夢と希望を全ての人に与える理念は忘れられていない。
ファーブ、今日やる事決まりだ! 主な登場人物を紹介しよう!
「フィニアスとファーブの登場人物一覧」の記事を参照のこと。
呪ってやるこの余談め〜!
- ほとんどの言語のOPで最後にリフレインを行っているが、日本語だけ全く別々の台詞を挿入している。英語の"So stick with us 'Cause Phineas and Ferb are gonna do it all(直訳:フィニアスとファーブが全てをやるので僕たちについていけ)"を訳しようとしたら1節で収まらなかったという説がある。
- また、ロゴでフィニファのシルエットをそれぞれ名前の最初と最後に付けているのも日本語だけである。中国語(台湾)は2つとも語末、アラビア語は語頭と2文字目、それ以外の言語は全て語頭に付けている。
関連動画
ご苦労エージェントP! 関連イラストを紹介してくれ!
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- フィニアスとファーブ100users入り/フィニアスとファーブ500users入り/フィニアスとファーブ1000users入り(ディズニーやピクサーでのusers入りタグがつけられる場合もあります)
ダン・ポベンマイヤー総督作品
- マイロ・マーフィーの法則:2作目。本作とのクロスオーバーエピソードもあり、ドゥーフェンシュマーツ博士(マイロ・マーフィーの法則ではタイム教授)はシーズン2からレギュラーになる…と思われる。
- ハムスターとグレーテル:3作目。こちらは逆にファンタジー要素が強い作品となっている。