概要
「ふしぎの国アンフィビア」とは、2019年6月から放送を開始した、ディズニーチャンネルのオリジナルアニメである。
原題は「Amphibia」で、本作の主な舞台となる世界の名称でもある。
この「Amphibia(アンフィビア)」とは“両生類”という意味の単語であり、その世界の住人は本当にカエルやイモリといった両生類となっている。
原作・監督は『怪奇ゾーングラビティフォールズ』でディレクターを務めたMatt Braly。
日本では2019年8月2日に2話先行放送し、9月1日に本放送を開始した。
本国では2019年6月17日から放送を開始し、シーズン1が7月18日に終了。シーズン2が2020年7月11日から放送され、2021年5月22日に終了した。
現在、シーズン3の制作が決定している。
そして2023年1月21日で完結、最終回を迎えた。
あらすじ
13歳の少女アンは、ある日オルゴールを開け、まばゆい光を浴びる。
気がつくと、しゃべるカエルが住み、昆虫が襲ってくる不思議な世界「アンフィビア」に飛ばされていた。
アンは元の世界に戻りたいのだが、アンフィビアの出口に行くための山越えが2ヶ月間できないのだという。
アンはこの世界で最初にできた友達スプリグ、その家族のポリー、ホップポップの家でしばらく暮らす事になった。
それからアンはスプリグ達プランター一家と共に、様々な出来事に巻き込まれながら冒険をする。
登場人物
アン(アン・ブーンチョイ)
声:佐藤里緒(日)/ブレンダ・ソング
主人公。13歳のタイ系アメリカ人の女の子。
少々自分勝手ではあるが、スプリグがピンチの時は咄嗟に助けに入ったりなど、基本的に優しい。
ある日公園で、友達と盗んだオルゴールを開けた事により、アンフィビアへと飛ばされてしまった。
元いた世界ではセントジェームス中学校に通っていた。
スプリグ(スプリグ・プランター)
声:弘松芹香(日)/Justin Felbinger
アンフィビアの住人である、ピンク色の体をした10歳のカエルの男の子。
ベストと飛行帽のような帽子がトレードマーク。
モンスターとして警戒されるアンにも気さくに接する温厚さを持つ。注意力散漫な一面がある。
森に見回りに行った所、アンの仕掛けた罠に捕まってしまったが、アンとはすぐに意気投合し親友となる。
なかなか周囲に馴染めず友達がいなかったが、アンが初めての友達となった。
ポリー(ポリー・プランター)
声:吉田有里(日)/Amanda Leighton
おたまじゃくしの女の子。スプリグの妹。
大きな黄色い水玉のリボンを身に着けている。
気が強く戦闘好きで、よく武器を振り回している。
お菓子に釣られてしまう子供らしい一面もある。
ホップポップ(ホープダイア"ホップポップ"プランター)
声:宮崎敦吉(日)/ビル・ファーマー
スプリグとポリーの祖父。68歳。
昔からの伝統を頑なに貫こうとしたり、アン達の趣味をくだらないと言ったりなど頭が堅いが、アン達の考え方や気持ちにも向き合い理解を示す寛容さも併せ持っている。
家では農作物を育てている。
グライム
声:山橋和臣(日)/トロイ・ベイカー
悪役であり、ヒキガエル軍の隊長。
サーシャをトードタワーに監禁し、尋問をしていた。
サーシャ・ウェイブライト
声:北原沙弥香(日)/アンナ・アカナ
人間の女の子で、アンの親友の一人。
ポニーテールと左目下の泣きぼくろが特徴的。
アンと同じくアンフィビアに飛ばされ、トードタワーに監禁されてしまっていた。
なお彼女はディズニーチャンネル公式の「ThemeSong Takeover」シリーズの中でオープニングを独自の歌詞付きでカバーした事がある。
マーシー・ウー
声:伊達朱里紗(日)/ヘイリー・チュー
人間の女の子で、アンの親友の一人。
ヘアピンとパーカーが特徴的。
アン、サーシャと同じくアンフィビアに飛ばされた。
長らく消息が明かされなかったが、シーズン2では…。
関連イラスト
ふしぎの国アンフィビアに関するイラストを紹介して下さい。