概要
『マイロ・マーフィーの法則』(原題:Milo Murphy's Law)とは、ディズニー・チャンネルオリジナルアニメシリーズのタイトルである。
原作は『フィニアスとファーブ』のクリエイターとして知られるダン・ポベンマイヤーとジェフ・“スワンピー”・マーシュ。
2016年から2019年まで、2シーズン計40話が放映された。第3シーズンの製作は未定であるらしい。
登場人物
レギュラー
マイロ・マーフィー
巷間に言う『マーフィーの法則』の由来となったエドワード・アロイシャス・マーフィー・ジュニア少佐の子孫である主人公の男の子。おそらく中学生。
楽観的な性格でモットーは「思いっきり楽しまなきゃ損」。
マイロの周囲では例の法則が異常に働き、(本人には悪意も落ち度もないのに)物が壊れたりぶつかったりといった事象が頻発、連鎖反応で大騒動を引き起こす。
周囲にはあからさまに距離を置かれたりするが、本人はいたって前向きで、バックパックの道具でトラブルを楽しい冒険に変えてしまう。
SFドラマ『ドクター・ゾーン』シリーズの大ファンである。日本語版の担当声優は小松史法。
メリッサ・チェイス
クールでさっぱりしている女の子で、マイロの良き理解者であり、幼い頃からの親友。トラブルを楽しみながら切り抜けるマイロを信頼しており、一緒に冒険することが多い。頭が良くてしっかり者。
苦手なものはジェットコースター。理由は科学の課題が終わった後、空からジェットコースターが落ちて台無しにされたため。
ちなみに担当声優は英語版・日本語版ともに『ガールミーツワールド』のマヤ・ハートと同じである(日本語版:丸山有香)。
ザック・アンダーウッド
マイロ達の学校に転校生としてやって来た少年。性格は怖がりで慎重。また閉所恐怖症であり、コヨーテと魚が苦手。
1話Aパートで初めてマイロと出会い、最初は数々のトラブルに困惑していた。「ランバーザックス」というボーイズバンドでボーカルをしていたことがある。
ディー・オー・ジー
マーフィー家の愛犬で、マイロのことが大好き。マイロの行く先々に現れては「うちに帰れ」と言われている。稀にコスプレして登場する。
いたずら好きでよくマイロ達を困らせるが、事態の収束に一役買う事もある。
名前の由来はおそらく「犬」を意味する英単語である「DOG」と思われる。
マーフィー家
マーティン・マーフィー
マイロのパパ。町の安全検査官を勤めている。
息子のマイロと同様に、自身も「マーフィーの法則」の運命のもとに生まれた。なのでパパにはいつもハプニングが発生する。
ブリジット・マーフィー
マイロのママ。建築家。物事がうまく進まないマーフィー家を、おおらかな気持ちで優しく見守っている良妻賢母。
サラ・マーフィー
マイロの姉。金髪碧眼の女の子。SFドラマ『ドクター・ゾーン』シリーズの大ファンで、いつも仲間とチャットしている。所謂スマホ依存症。
担当声優は阿澄佳奈。
その他
アマンダ・ロペス
全て計画通りに物事を運ぶことが大事で、計画以外のことが起きるとパニックになる、完璧主義者。
ブラッドリー・ニコルソン
マイロの同級生で、マイロと正反対の超悲観主義者。マイロがみんなの注目を集め、そしてメリッサと仲良くしていることに対抗意識を燃やしている。
エリオット・デッカー
街の安全を守ることに情熱を注ぐ、自称「安全対策委員長」(実際は交通指導ボランティア)。
ハプニングを起こしては街の秩序を乱すマイロを要注意人物として、彼の行く手を阻もうとする。
キャベンディッシュ
燕尾服姿の男。ダコタと共に、ピスタチオのあるところに現れてはピスタチオを守ろうとするが、決まって近くにマイロがいるために『マーフィーの法則』に巻き込まれて失敗する。
その正体はタイムトラベラーで、ピスタチオを絶滅から救うために未来から派遣されてきた。やる気に満ちた野心家だが、空回りばかりしている。
英語版ではクリエイターの一人であるジェフ・"スワンピー"・マーシュが声を担当。
日本語版の声優は西村知道(『フィニアスとファーブ』のモノグラム少佐と同じ。ちなみにモノグラム少佐は22話で登場する)。
ヴィニー・ダコタ
ジャージ姿の男。キャベンディッシュの同僚で、同じくピスタチオを救うために派遣されてきたタイムトラベラー。
キャベンディッシュと違ってやる気はあまりないらしく、いつも彼の後をついていっている。
いつもなにかつまみ食いをしている。動物園が大好き。
英語版ではクリエイターの一人であるダン・ポベンマイヤーが声を担当。
日本語版の声優は多田野曜平。
ハインツ・ドゥーフェンシュマーツ博士/タイム教授
『フィニアスとファーブ』の登場人物。本作ではタイムマシンを作った偉大な発明家・タイム教授として出演。キャベンディッシュ曰く「有名な発明家で、とにかく発想が素晴らしい」、ダコタ曰く「レジェンド」、「何度も失敗を重ねてきて、それと似た名言を残している」。