概要
- 仏教用語。無記・無利・無益の三つをいう。仏が認可しない、その理由について、善悪いずれでもなく、利得も利益もないと示したもの。
- 1920年代-1930年代前半に、官立横浜高等工業学校などが掲げた「無試験・無採点・無賞罰」の教育方針(三無主義教育)
- 1961年に三無事件を起こした川南豊作が掲げた「無税・無失業・無戦争」の三無主義の主張。「無は有に転じる」とし、「さんゆう」と読むとした
- 1970年代、日本の学生運動が沈静化した後のしらけ世代の「無気力・無関心・無責任」の風潮を評する語
- 1968年、プロ野球・東映フライヤーズの監督となった大下弘が掲げた「罰金無し・門限無し・サイン無し」の方針
- 中国共産党草創時代のスローガンの一つで、失業者・徒食者・乞食をなくすこと。
- 「無口・無表情・無感情もしくは無愛想」なキャラクターを指す用語。Pixivではほとんどこの意味で使用される。