※シリーズ全体については『戦国BASARAシリーズ』の記事を参照。
概要
カプコンより2005年7月21日に発売されたスタイリッシュアクションゲーム『戦国BASARAシリーズ』最初のタイトル。
キャッチコピーは『戦場ごとぶった斬れ!』。
後にアニメ化もされており、アニメ(第1期)については『戦国BASARA(アニバサ)』の記事を参照。
毎日放送のドラマイズムにてドラマ化された。→戦国BASARA-MOONLIGHT_PARTY-を参照。
システム
戦国BASARAシリーズの第一作目ということで、
・扱いやすい8段構成の通常攻撃
・合戦前に2つまで装備でき、各武将の特徴が顕著にあらわれる固有技
・バサラゲージが溜めて発動する、発動中無敵の必殺技バサラ技
以上の攻撃方法に加え、ガード、回避、ジャンプなどのアクションを駆使して大軍をなぎ倒す基本的なコンセプトはここで確立させている。
しかし以降のシリーズで恒例となる「戦極ドライブ(または戦刻ブースト)」や小判を使ってアイテムを購入できるバサラ屋は無い。ストーリーも大まかな流れはあるものの、ちゃんとしたシナリオ仕立てではない。
※本格的にストーリーモードが導入されたのは次回作「戦国BASARA2」から。
敵武将の行動パターンが単純だったり難易度が比較的シビアであったりとアクションゲームとしては荒削りな部分もあるが、ぶっ飛んだキャラクターと世界観、そこに妙にマッチする主題歌のcrosswiseなど現在でも評価される要素もある。
- 天下統一モード…メインモード。指定されたルートを進んでいき、天下統一を目指す。今後のシリーズにも導入されている。
- 自由合戦モード…天下統一でプレイしたキャラクターを選んでステージを選び、自由に戦える。
- ギャラリーモード…コレクション・鑑賞要素。
属性
各キャラクターには属性があり、この属性によって攻撃時の付加効果が異なる。
2015年現在、全部で8種類あり、「火」・「氷」・「雷」・「風」・「光」・「闇」・「震」・「感」がある。
- 火属性…炎や火薬で攻撃する。付加効果は敵を火傷(しばらく身体が燃える)状態にする。
- 氷属性…氷や冷気で攻撃する。付加効果は一定時間氷漬け状態にして動けなくする。
- 雷属性…雷や電撃で攻撃する。付加効果は相手を感電状態(痺れて動けなくなる)にする。
- 闇属性…闇のエネルギーを使って攻撃する。付加効果は一定確率で兵卒が即死し、体力を少し吸収する。
- 風属性…『2』より登場。風のエネルギーを使って攻撃する。付加効果は敵を吸い寄せる、多段ヒット(追加攻撃)を発生させる。
- 光属性…『2』より登場。光のエネルギーを纏って攻撃する。追加効果は敵の防御を崩す、目をくらませて気絶状態にする。
- 震属性…『4皇』より登場。地震を起こして攻撃する。追加効果は一定確率で敵を尻もち状態にしたり、ひざまずかせたりする。
- 感属性…『4皇』より登場。攻撃時、敵の精神に影響を与える。追加効果は敵を錯乱状態にしたり、茫然自失状態にする。
登場キャラクター
プレイヤー武将(PC)
敵武将(NPC)
主題歌
「crosswise」
作詞 - 井上秋緒 / 作曲・編曲 - 浅倉大介 / 歌 - T.M.Revolution(Epic Records)
※アニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』挿入歌「vestige 」のカップリングシングル
余談
海外では「Devil Kings」というタイトルで初代が発売されている。
しかし、こちらは舞台が戦国時代の日本から異世界という設定変更がされており、織田信長が主人公格のキャラとなっている。
また、設定変更に伴ってキャラの名前も全て変わっており、例として織田信長はDevil King、本多忠勝はIron Ox、伊達政宗はAzure Dragonなど、日本国内版とはまた違う方向でぶっ飛んだ世界観となっている。
基本的なシステムは国内版と変わらないが、明智光秀(Reaper)や島津義弘(Zaan)が敵専用武将となっているなど、独自の調整が加えられている。
戦国BASARA3の海外版である「Sengoku Basara Samurai Heroes」というタイトルも存在するが、こちらは国内版の内容を純粋に英訳した内容なので、前者タイトルの世界観とは無関係。
関連イラスト
関連タグ
戦国BASARAシリーズ 戦国BASARA(アニバサ)←アニメ第1期用タグ