プロフィール
※無印では「登場」
概要
安芸の国を始め、中国地方ほぼ全土を統治する毛利家の当主。冷酷非情で生真面目な現実主義者。
その冷徹さは戦果を挙げられない自軍の将や自身に意見した斥候を処刑するなど徹底している。
しかしザビー教に入信した際は自らを「サンデー毛利」と名乗り、キャラクター崩壊を起こした。
日輪を篤く信仰し、自身を「日輪の申し子」と称する。
基本的に天下を取るのが目的ではなく、ひたすら安芸の国と毛利家の安泰の為だけに尽力する(ただ天下に興味がないわけではなく機会があれば天下取りを画策している)。
その為ならば手段を選ばず、自軍の兵士や自分自身の事すら捨て駒の一つとしか思っていない。
あの「三本の矢」に例えられた毛利隆元、吉川元春、小早川隆景の3人ですらゲーム戦闘中、頻繁に元就の輪刀に巻き込まれ斬られている。これはひどい。
またいつき率いる一揆衆に対し、「米がなければ、麦を食べるがよかろう」とマリー・アントワネット(実際マリーが言った言葉ではないが)さながらの台詞を言い放った。
しかし算段を乱されると「馬鹿な……計算してないぞ!」と慌てる人間らしい一面も、『戦国BASARA3』より以前までは見受けられた。
『3』では冷酷さもこれまで以上に磨きがかかり、人心を弄んだ皆殺し一人勝ちストーリーには「毛利マジ外道」「ブレないオクラ」などといった惜しみない罵倒と賞賛が贈られた。
ちなみにストーリーモード・「烏城の戦い」では、煮え切らない小早川秀秋に対し強烈なビンタを食らわせた後、倒れた上をハイヒールで踏み渡るSMの如き仕打ちを見せてネタを提供した(一応史実では義理の孫である)。
またこの頃から鏡を取り入れたソーラー兵器(照日大鏡等)を取り入れるようになった。
『戦国BASARA4』では将軍足利義輝の配下として行動をとってるが裏では天下を取るための陰謀を張り巡らしている。
鶴姫をはじめ周囲の人間の利用を目論んでいる様だ。
また超常っぷりにも磨きがかかっており鶴姫が天候を曇らせたら晴れさせる。まさに日輪の申し子である。
エンディングでは日食によって暗くなった周囲を自らの力で照らす、
長曾我部軍の移動要塞百鬼富嶽を強奪し「浮遊要塞・天空日輪」に改造するなどかなりぶっ飛んでる。
サンデー毛利としても大活躍。大友宗麟とのダンスを披露する。
サンデーじゃない時にも大友と関わるとサンデーの片鱗を見せたり割と危ない状態。
対岸の四国を統べる長曾我部元親とは対極にある思想故に長年対立している宿敵。
独特のフォルム(容姿)
奇抜なデザイン性のものが多い『戦国BASARA』の中でも、かなり独特の兜(歴史上でも使われていた)が、イメージカラーの緑色と相まって野菜のオクラに見えるが故、ファンからは「オクラ」と呼ばれている。
後に『ミニ戦国BASARA弐 錯覚!!月夜の片倉くん』にて「毛利元就=オクラ」はめでたく公式となった。オマケにゲーム中で放置しておくと、「ふむ、しばし呼吸を忘れていた……」とまるで光合成でもやっていたかのようなセリフをぼやく。
なお公式で兜を脱ぐ機会はほぼ皆無であり、『ミニ戦国BASARA』では入浴時も就寝時も兜を被っている。しかし、戦国basara4皇の長曾我部元親アニメEDでは、海に落下する際に脱げているのが見られる。
鎧も鳥が翼を広げたのような独特のデザインで、加えてカボチャ袴にハイヒールブーツである。
ただしメディアによってはウェッジソールや、ピンヒールの場合もある。
また理由は不明だが公式アンケートの「クリスマスツリーが似合う武将」「門松が似合う武将」の2部門で1位を獲得した。
その他、デフォルメ向きのデザインなのかpixivでは『戦国BASARA』のキャラクターの中でもミニキャラ化作品(『ミニ戦国BASARA』等)の占有率が高い。
バトルスタイル
元就自身は輪刀による流れるような攻撃をおこなう。
しかし、弓兵を召喚して射撃させる、敵を弾くバリアを設置する、自身の幻を設置して敵の注意をそらすなど、策士らしく罠のような設置型の技が多い。
遍歴
一作目『戦国BASARA』では炎属性のNPCであり、身長程もある長い采幣を武器として使用。
『戦国BASARA2』以降は使用武器が輪刀と呼ばれる独特の円状の刀に変更され、光属性のPCとなった。
戦国BASARA | 戦国BASASRA2以降 |
---|---|
格闘ゲーム版『戦国BASARAX』でも登場。
兵士を使った人海戦術を得意するバランスブレイカー。
自身の性能の高さも相まって、ダイヤグラムでは圧倒的上位に位置しており、登場から数十秒と経たずオーモーイーガーと敵(と捨て駒)を容赦なくぶちのめす様が全国のゲームセンターで見られた。
そのあまりの単独一強のチートっぷりから、「戦国陸上部名誉顧問」「神の領域に至った武将」等と呼ばれている。
また、一部の上級プレイヤーの間では元就を選ぶ=「ゲーム終わらせてメシ食べに行こうぜ」の合図になっているとか。
そのスペックたるや素の状態であのMUGENでも凶キャラと互角に渡り合っている程である(このランクに入るのは何らかの強化を施したキャラが多く通常のキャラではほぼ太刀打ちできない)。
そして、更にAIが強化され狂ランクにまで達した。
そのリバウンドか『戦国BASARA3』では最弱と言われるほど扱い辛い性能に変更された。
なお『3』の時間軸は関ヶ原のため、史実で言えば103歳であり、とっくの昔に逝去している筈だが、老人の姿ではなく今まで通りの若い姿で参戦している。まあそれを言い出したらこの人が9歳になったり毛利より昔に若くして死んだ人がいたりするのだが。
戦国BASARAバトルパーティー
信じる者は己のみ。着実に敵を策のうちへ追い詰める。
バトルパーティーにて、いよいよ毛利元就が参戦! レアリティはSR。タイプは攻。なんとプレイヤー全員に配布という超豪華対応!配布時に付いてきた文面が妙にツンデレっぽいといわれたとか…………
しかも!毎日毛利軍から物資(毛利の武将魂とスタミナなど)が届き、8月8日からは毛利元就強化イベントまで開催! しかしそこは毛利元就…………なにか企みがあって…………?
学園BASARA
国語(古典) | 5 | 理科(生物) | 4 |
---|---|---|---|
数学 | 4 | 体育 | 3 |
英語 | 5 | 家庭 | 1 |
社会(政治経済) | 5 | 芸術(音楽) | 5 |
※あくまで「アンソロ版設定の成績表」であることは留意されたし。
※()内は選択科目で何を学んでいるかを記載。
2年4組(アニメ版では1年4組)。
吹奏楽部部長であり、同部の作曲担当でもある。
完璧主義者であり、演奏を失敗する部員にはCD-ROMを投げつけたりする。
こちらでも長曾我部のことを苦手に感じている(音楽堂の前で騒いでいて部活の邪魔になるため)。
一方で非常に貴重なCDを入手した際は嬉しさのあまり「部員達にも聴かせてやろう」と考えて笑うと言う意外な一面を見せたことがある。(直後に廊下を走っていた慶次とぶつかったせいでCD?落として壊れてしまったが)。
戦国で輪刀を使っていた影響か、上記のCD-ROM以外にも輪投げも得意。
文化祭ではゲームセンター荒らしの如く長曾我部の露店の景品を大量にかっさらって行った。
制服として、萌え袖の如く袖が長いカッターシャツの上からベスト(左胸に毛利家の家紋付き)を着用している。
ベストの下にはサスペンダーを垂らしており、靴はローファーを履いている。
ちなみに現代を舞台にしているため、当然ながらいつものオクラ兜は被っていない。
その上、フチなしの眼鏡をかけているため、初見では誰だか分かりにくくなっている。
成績は比較的良い方だが、家庭科では自分で作らず捨て駒に作らせているため「1」である。
アニメ版では、得意科目は「音楽」、苦手科目は「体育」。
余談
彼の一揆衆に対する科白である「米が無ければ、麦を食べればよいだろう」だが、実際に昭和の総理大臣である池田勇人も「貧乏人は麦を食え」と言う迷言で有名である。
関連イラスト
ネタ絵
関連タグ
個別タグ
毛利元就(史実)
戦国BASARAシリーズ アニバサ ミニ戦国BASARA 学園BASARA
グループタグ
瀬戸内 御子巫女コンビ 紅翠 州・д・)人川|∀^川 州・д・)人ζ・×・ζ 西軍なりなりコンビ 黒幕コンビ 知性派コンビ 太陽と日輪
蒼紅紫翠 瀬戸内トリオ 団子色トリオ 西軍ドSトリオ 三軍師
関連キャラクター
長曾我部元親 ザビー 竹中半兵衛 大谷吉継 尼子晴久 大友宗麟
ペット・ショップ:MUGENにおける同類
里見灯花:他者を捨て駒として見る者つながり。ただしある程度は友人関係のある灯花と違い、元就は正真正銘の孤独である。
トロワ・バートン…新機動戦記ガンダムWに登場する中の人繋がりの冷静沈着キャラ。こちらに比べ、上から目線ではなく、相手と同等の目線で話す。また、長宗我部元親の声を当てている石野竜三氏は同作の張五飛役を務めており、中の人的にも関係性が濃厚。
海辺みんく:少女☆歌劇レヴュースタァライト -Re LIVE-に登場するキャラ。意外にも使用する武器と戦闘スタイルが同じである。但し、性格は真逆で、生真面目である元就とは異なり、みんくはいつもふわふわしている人である(生真面目な性格を持っているのは幼馴染の方である)。