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ジルオール

じるおーる

コーエーから発売されたフリーシナリオRPG。主人公の作成は男女選択型。シナリオの進め方、育成要素ともに自由度の高いプレイスタイルにどっぷりはまり込むコアなファンが生まれた。また、本作の影響を受けた作品も少なくない。
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「自由な旅を!」

作品概要

ジルオール(ZillO'll)とは、光栄(コーエー)から発売されたコマンド入力式RPGである。
1999年にPSで発売され、2005年にはリメイク版がPS2で、更に2009年にはPSP版が発売された。
2010年には前史にあたるPS3でアクションRPG『トリニティ ジルオール ゼロ』が発売された。

中世ヨーロッパ風のファンタジー世界「バイアシオン大陸」を舞台に、プレイヤーは「冒険者」となって世界を冒険する。
冒険の目的や仲間、物語などがプレイヤーの選択により変化していく、フリーシナリオシステムと個性豊かな登場人物が特徴。
どのようなプレイを行ったかによって、エンディングが変化する。エンディングも仲間だけでなくNPCを含めたほとんどのキャラクターとの個別エンディングが用意されており、中には敵キャラとのエンディングまで存在する。
エンディングはPS版は24種、PS2版は48種、PSP版は53種用意されている。

今からプレイするならPSVitaでPSP版である『インフィニット プラス』のDL版を購入するのがオススメ。
PSP版は数々のイベントが追加されているものの、ロード時間や戦闘のもっさり具合といった部分で難があり、PS VitaでプレイするDL版ではその不満点が大幅に改善されている。UMDパスポート対応している。

イベント

イベントの数は非常に多く、物語の変化の仕方は非常に多彩。人物の好感度やイベント進行によるちょっとした会話の変化も行き届いている。また、特定のスタート地点でしか見れないイベント、エンディングがある。そのためこの手のゲームに多いマンネリが少なく済んでいる。

フラグ立てやイベントに失敗したりすると死亡してしまうキャラも多いため、イベントもなかなかの数。とはいえ、特定のキャラが死亡しないと発生しないイベントやセリフも豊富にあり、あえてキャラを見殺しにするといったプレイなどの楽しみ方も見出せる。

育成要素

成長の自由度も高く、仲間にできるキャラクターは、全員が個々の「ソウル」を宿している。
初期のパラメータや種族による成長補正、一部主人公限定のソウルはあるものの、どのソウルを宿すかによってレベルアップ時のパラメータ成長に大きく差が出る。
これにより、やたら高い攻撃力を持った脳筋エルフにしたり、攻撃から回復まで魔法を使えばなんでもできるドワーフを育ててみたりとキャライメージから真っ向から相反する成長のさせ方も簡単にできる。

主人公

性別、髪の色、誕生日、戦闘方法など、自由な形成が可能。
インプラの時点で7種類のスタート地点がある。選んだスタート地点によって境遇が変わり、それによって見られないイベントやエンディングが出てくることも。
「無限のソウルを持つ、成長の限界がない人間」であり、そのことで各国の要人たちや神から注目されていく立ち位置となっている。

ちなみに「Zill O'll」「Zillion of Will」の略称である。
直訳すると「無限の意志」になる。つまり無限のソウルとほぼ同義語。

王城のある大都市

性別: 開始地点:ロストール 初期パートナーアイリーン
物語:幼馴染のアイリーンと共に、ゴブゴブ団に奪われた「禁断の聖杯」を探す旅に出る。
幼馴染のアイリーンが主導権を握ってるせいか、ここの主人公はへたれキャラである。

穏やかな田舎町

性別:男 開始地点:テラネ 初期パートナー:ナッジ
物語:親友のヴァンに怪我を負わせた(自称)勇者を親友のナッジと共に追う。
その為か(自称)勇者がらみのイベントが多い。

旅先の小さな町

性別:男女選択可 開始地点:ノーブル 初期パートナー:ルルアンタ
物語:突然の悲劇をきっかけに、ルルアンタと共に冒険者の道を歩み始める。
父親がロストール王妃の密偵だった為か、ロストール王国とかかわり易い。

地図にも無い村

性別: 開始地点:ミイス 初期パートナー:セラ
物語:ミイスの村を焼き払った魔人を、兄の友人セラと共に追跡する。

黄金色に輝く畑

性別:女 開始地点:ノーブル 初期パートナー:チャカ(黄金畑限定キャラ)
物語:悪代官に反旗を翻す主人公と弟のチャカ。そのせいで村を出る羽目になる。

闇に閉ざされた塔

性別:男女選択可 開始地点:魔道の塔(エンシャント) 初期パートナー:イーシャ
物語:PSP版新規スタート。魔道の塔で目覚めた主人公はそれまでの記憶を失っていた。

始まりの地(2周目以降)

性別:男女選択可 開始地点:オズワルド 初期パートナー:レルラ=ロントン
物語:平穏な日常が、ある魔人の目覚めと共に追われる事に。

登場人物

※個別エンディング・イベント死・パーティ加入の有無が記載されているためネタバレ注意。

重要人物

ネメア・ランガスター・ディンガル 

ED  あり死亡  なし仲間加入あり(NPCのみ)
闇の力に堕ち、魔王となったディンガル皇帝バロルを討伐した勇者。バロルの孫でもある。
物語中盤で闇に憑りつかれていた皇帝エリュマルクを殺害し、ディンガル帝国皇帝に即位。四人の将軍を抜擢し、大陸統一を目指して、バイアシオン大陸のすべてに戦いを挑む。中盤以降、世界はネメアを中心に回る。
プレイヤーキャラクターである「主人公」がゲームの主役であるなら、ネメアは物語の主役と言える。
ゲーム中では基本的に一時加入のみであり、最終ダンジョンで仲間になる。
無双OROCHI2にゲスト出演した。


オルファウス
ED  なし死亡  なし仲間加入あり
運命に選ばれた者だけが辿り着くことが出来ると言われる場所「猫屋敷」の主人で、ストーリー全般を通して主人公の導き役となる。
女性と見紛うほどの美貌をもつ物腰柔らかい聡明な優男だが、不躾な者には慇懃無礼な節もある。
物語の終盤で必ず仲間になる。個別エンディングは用意されていないが違うキャラのエンディングに登場する事がある。


ネモ:名前を知るもの
ED  あり死亡  なしなし仲間加入なし
猫屋敷に住む魔人。 毒舌混じりの話し方をするが、根はやさしい
破壊神ウルグの円卓騎士の一人で、かつてバロルの下で魔獣の軍勢を率いていた。アキュリュース侵攻の際、先代水の巫女ルフェイの命がけの抵抗に敗れ、更にオルファウスによってにされてしまった。
ゲーム中唯一他のキャラクターの好感度を聞けるキャラクターで、PS2版以降は好感度を特定回数以上聞くと逆にネモエンディングが見れたりする。


システィーナの伝道師

破壊神ウルグの復活を目論む秘密結社であり、本作の敵キャラクター。
皆ウルグを復活させる為に行動しているが、真にウルグの復活を望むものは一人もおらず、各々の最終目的は異なる
「システィーナ」とはウルグが愛した女性の名であり、すべてのソウルの生みの親。


シャリ 

ED  あり死亡  あり仲間加入なし
ロストール宮廷に仕える伝道師の一人で、「虚無の子」と呼ばれる全てが謎に包まれた少年。
主人公とはある意味強い因果関係にあり、物語の中核を担う人物の1人である。


エルファス
ED  あり死亡  あり仲間加入あり(PSP版のみ)
各地で終末思想を説いてまわり、数々の奇跡を起こす「救世主」。 かつて最愛の姉をネメアによって奪われた。
世界各地で何度も出会うことになる。初めは主人公に無関心だが、展開次第では主人公に惹かれ始める。最終的には主人公と敵対しラスボスの一人として戦うことになるが、PSP版で途中で改心させる事が可能で仲間にできる。


ゾフォル
ED  なし死亡  あり仲間加入なし
元ディンガル帝国宰相。先帝バロルを闇に堕として魔王にした張本人で狡猾な性格。
予言の力を持っており、ネメアやザギヴに関する予言をことごとく的中させるが、不吉な未来しか垣間見られないのに加えてそれを変えられない自分の力に絶望している。
PSP版に於いてプレイ次第では魔王バロルの復活を望んでいるのを自分の口から明かす。


ジュサブプロス
ED  なし死亡  あり仲間加入なし
眼鏡とニヒルな言動が特徴の男性。生まれながらのダークエルフであり、次元を操る能力を持つ。
見る者全てを片っ端から容赦なく手にかける残忍な性格だが、「初めて太陽の下に出た6歳のときに、ダークエルフ狩りのエルフによって家族は全員惨殺され、自分も初めて命の危険にさらされた」という経験から「6歳未満の子供は殺さない」というポリシーを持っている。
実はウルグを軽蔑しており、自身が「あのお方」と呼ぶ神を復活させるのが目的。



ディンガル帝国

バイアシオン大陸の戦乱の中心となる絶対王制国家。
能力があれば身分や種族、年齢や性別も問わず重要ポストに雇用抜擢し、バイアシオン大陸の北半分を支配する強力な軍事国家でもある。

大陸最大の都市である帝都エンシャントは東西南北の人や物資が集まる要所として栄えている。魔道アカデミーを初めとした教育機関が非常に充実しているのが特徴。
また冒険者としても活躍したネメアの援助により、冒険者ギルドがかなり充実している。

歴史区分2「ネメア、帝位につく」でネメアがザギヴ、ベルゼーヴァと共謀し、皇帝エリュマルクを殺害、帝位を奪う。
ネメアは「闇の力に抵するために世界を手に入れる」と宣言し、バイアシオン大陸のすべてに戦いを挑む。

エリュマルク・ディンガル
序盤のディンガル皇帝。ネメアの叔父にあたり、魔王バロルを倒した後にネメアらの推薦で帝位に就いた。ネメアが「我が友」と呼ぶほどの人物であったが、数年前から心に変調をきたしており、ネメアやアンギルダンといった功臣に無理難題を吹っかけたり、自分に意見したアンギルダンを処刑しようとしたほどの短気な性格もあって帝室から民心が離れる原因を作ってしまった。
後に心を闇に蝕まれていたことが発覚し、ネメアに討ち取られる。



ベルゼーヴァ・ベルライン 
※PS2版以降

ED  あり死亡  あり仲間加入あり
若干24歳にしてディンガル帝国の宰相で政権を統括している。 沈着冷静な物腰と個性的な髪型が特徴(カルラ曰く「ドリル頭」)。
PS2版以降では仲間になる。また、PSP版では「闇に閉ざされた塔」スタートの場合のキーパーソンとなり、エンディングも同地点のスタートでなければ到達出来なくなっている。
彼の出生には、古代の魔導士シャロームが深く関わっており、進行によってはシャロームに体を乗っ取られる。


カルラ・コルキア 
EDあり死亡なし仲間加入あり
ディンガル帝国の諜報部に属する密偵。主にロセン王国でのスパイ活動をしている。
ネメアの即位後、16歳にして将軍に大抜擢されディンガル帝国の青竜将軍となった。
砕けた口調で明るく強気で飄々とした性格のだが、ロセン国の侵略と略奪によって家族を惨殺されるという暗い過去を背負い、心から笑ったことがない。
部下になる、敵対する等様々な展開が用意されているが、何れの場合でも仲間にする事は可能で死亡することがない。


ザギヴ・ディンガル 
ED  あり死亡  あり仲間加入あり
魔道アカデミー首席卒業者であり、ディンガル帝国の官僚となった才女。
ネメアの即位と同時に玄武将軍として抜擢され、帝国の内務統括として内政を司る。
PS2版以降ではイベントが大幅に強化され、エンディングも男女別で用意された。


アンギルダン 
ED  あり死亡  あり仲間加入あり
よく酒場にいる老冒険者、ゼネテスからは「とっつぁん」と呼ばれ慕われている。
ネメアの即位と同時に朱雀将軍として抜擢され、南方の大国ロストールの攻略を命じられる。
主人公が介入しないと戦死したり処刑されたりと死亡イベントが多い。


ジラーク
EDなし死亡あり仲間加入なし
希少種族ゆえに弱い立場になっている同族の未来を案ずる初老のコーンス族(有角種族)。
ネメアの種族平等政策に共感し、白虎将軍としてディンガル帝国に参加。西方攻略軍総司令として任命される。
軍律に厳しく、理知的で生真面目な性格。しかしそれが災いして非常に頑固であり、他人の意見には聞く耳さえも持たない。
異種族間の共存の夢をネメアに託していたが、ストーリー進行により種族第一主義を掲げ反乱を起こす。主人公の行動で展開は変化するものの、何れにせよ最後は討たれる。


オイフェ
ED  あり死亡  あり仲間加入あり
妹を冒険者に惨殺された怒りと悲しみから闇におちたダークエルフの女性。復讐のために冒険者狩りを行っていたが、ネメアとの戦いに敗れ、後にネメア親衛隊の一員となり、彼につき従う。
PS版ではネメア同伴でのエンディングしか用意されていなかったが、PS2版以降ではイベントもある程度追加され(フェティが仲間になっている事が必要)、エンディングも単独のものが新規に追加されている(同時にネメア同伴のエンディングは無くなった)。


アイリーン・エルメス
ED  あり※死亡  あり仲間加入あり
(※「王城のある大都市」スタートのみ)
ロストール生まれの騎士になることを目標とする少女。強気な物言いをするが心優しく正義感の強い性格。
父と同じ騎士を目指しているが、女は騎士になれないというロストール王国に不満を抱いており、後に旅の末に身分性別を問わずに能力を重視するディンガル帝国の青竜軍に入隊する。
男主人公限定スタート『王城のある大都市』では初期メンバー兼主人公の幼馴染となる。その他のスタートでは序盤から登場するものの、パーティ加入は終盤である。
なお、エンディングは『王城のある大都市』でのスタート以外では見られない。



ロストール王国

ディンガル帝国に並ぶ勢力をもった封建制国家。
王国内部では、ファーロス家とリューガ家による権力闘争が影に日向に繰り広げられており、腐敗した貴族の専横により貧民たちは傷ついている。
また、どんな有能な者でも生まれついた身分で就ける役職を制限され、要職は貴族が特権として独占し、騎士は女人禁制であるなど、男尊女卑及び差別主義の傾向が強い国家でもある。

首都ロストールは「王城のある都市」のスタート地点であり、貴族街、平民街、スラム街と三つに分かれている。他には港町アミラルや大陸最大の穀倉地帯を有するノーブルの町がある。


仲間加入有り

ゼネテス・ファーロス

ED  あり 死亡  あり(PS2版以降)仲間加入あり 
「剣狼」の二つ名を持つベテラン冒険者だが、過去のある事件で仲間を失って以来、誰ともパーティーを組まなくなった。
明るく気さくな人柄で、スラム街では多くの人に慕われる兄貴肌。また戦術家としても非常に有能。
ロストール王宮の情勢に通じているなど、その正体には何やら秘密がありそうだが…。
PS版では必ず最後まで生存したが、PS2版以降では死亡イベントが用意され、条件を満たさなければ生存出来なくなった。


レムオン・リューガ
※PS2版から
ED  あり死亡  あり仲間加入あり
ロストール王家の分家リューガ家当主で現在のエリエナイ公。
現王妃エリスを嫌って対立しており、反エリス派の筆頭として暗躍している。王女ティアナとは幼馴染で、密かに彼女を想い続けている。
また、実は自らの出生にある秘密を抱えている。
PS版は一時加入のみで最後は必ず闇に落ちてしまうが、PS2版以降では条件を満たせば仲間になる。女主人公限定のエンディングも追加された。


チャカ
(「黄金色に輝く畑」のみ)
ED  あり死亡  なし仲間加入あり
女主人公限定スタートである「黄金色に輝く畑」のみ、主人公の弟として登場。姉と共に悪代官ボルボラに立ち向かう。様々な場面で主人公に殴られるが、そのたびに頑丈さが1プラスされ、代わりに知力が1マイナスとなる。
他のスタートでは登場しない為、パーティー加入キャラ全員を仲間にすると見られるベストエンディングの条件にも含まれない。おそらく、他スタートだとチャカはボルボラに殺されてしまっているようだ。


ヴァイライラ
※PS2版から
エンディングあり(複数)イベント死ありパーティ加入あり
王妃エリスの密偵を勤める双子の姉妹の姉。冷静で礼儀正しい性格で、的確に任務をこなす。
「エリスの宝石たち」の中で上位に位置する構成員で、「雌狐のサファイア」の異名を持つ。
ヴィアリアリ同様兄ツェラシェルを慕っている。
PS2版以降で仲間になり、姉妹それぞれの単独エンディングと姉妹一緒のエンディングが新規で作られた(但し、姉妹一緒のエンディングは男性限定である事に注意)。


ヴィアリアリ
※PS2版から
ED  あり死亡  あり仲間加入あり
王妃エリスの密偵を勤める双子の姉妹の妹。ヴァイライラとは正反対に直情的で勝気な性格。
「雌狐のルビー」の異名を持ち、その実力は姉を凌ぐと言われ、「エリスの宝石たち」の中ではフリントに次ぐ実力を持っている。兄ツェラシェルを慕っており、兄の前では甘えん坊になったり、兄が居ないと夜中に泣きじゃくるほどの寂しがり屋な一面を持つ。
PS2版以降で仲間になり、エンディングもある。


フェルム 
※PSP版のみ
ED  あり死亡  なし仲間加入あり
平民街の酒場の看板娘。客から様々な話を聞かせてもらっているので意外に物知り。ガルドランに付きまとわれて迷惑している。
スタートが「王城のある大都市」の場合、主人公に恋心を抱いているが打ち明けられないでいる(PSP版ではスタートに関係無く、男性主人公に恋心を寄せる)。「王城のある大都市」スタート時に限り、主人公のレベルに応じて訪ねた時の台詞が変化する(PSP版を除く)。
チュートリアル程度しかイベントが無く、個別エンディングも存在しないキャラだったが、
PSP版では仲間にする事が可能となった。


イーシャ ※PSP版のみ
ED  あり死亡  あり仲間加入あり
PSP版にのみ登場。元は携帯小説「テジャワの変」の登場人物。
ロストール下級貴族の娘だったが、家が没落。テジャワに庇護されてそのスパイとして働く。
テジャワの変でも活躍するが、実はアトレイア失明の原因に深く関わっていた。
「テジャワの変」でソウルを失ったものの、ウルグの円卓騎士“ラハブ”と融合してソウルを再構成し、魔人として復活。その後、十数年の歳月を経て最終的に“ジリオン”によって救われる。魔人と融合していた時の記憶はなく、現在は冒険者となって、消息を絶った“ジリオン”を探している

展開次第では終盤に消滅してしまう。また、彼女とジリオンにはそれぞれ個別のエンディングと、二人がペアになるエンディングが存在するが、どちらも個別のエンディングは二周目以降でのみ解禁される。また、個別のエンディングはどちらももう片方が仲間になっていない状態でのみ到達できる。


ジリオン ※PSP版のみ
ED  あり死亡  あり仲間加入あり
イーシャ同様、PSP版にのみ登場する「テジャワの変」の登場人物。
クールな性格で鋭い眼光を持つ人物。鍛冶屋の息子として育ったが、父親が紛争に巻き込まれたため孤児となり、冒険者になる。テジャワの変に巻き込まれるが、エリスに命を救われる。
「テジャワの変」で消滅した“イーシャ”を助けるため旅に出た。かつては無限のソウルの持ち主だったが、“イーシャ”を助けた代償として力を失い、現在はクリスタルに封印されている。

仲間になる過程は2パターン存在するが、彼のみを仲間にするにはイーシャに会わずにストーリーを進めなければならない。また、イーシャ同様に展開次第では永久離脱してしまう。


EDあり

エスト・リューガ

ED  あり死亡  なし仲間加入なし
ロストール貴族リューガ家の次男でレムオンの異母弟。兄想いで温厚な性格の少年で、レムオンが唯一心を許す人物。
学問のためなら、どんな危険な地にも飛び込む行動派の考古学者。闇の神器を含めた魔道器や魔道王国ラドラスについての研究をしており、その魔道技術を人類の生活向上に役立たせようと考えている。また、レムオンにノーブル反乱後の処理を任されていることからわかる通り、政治家としても有能。

アトレイア・リュー
ED  あり死亡  あり仲間加入なし
ロストール先王の遺児にして盲目の美女。本来は王位を継ぐ身であったが、父の弟・セルモノーが王位を継いだ後に生まれた為、第二王位継承者となる。
赤子の頃、テジャワの変による王宮の争いに巻き込まれ、政敵の仕掛けた策略で母と共に毒を飲んだために母と視力を失ったが、エリスの尽力により一命は取り留めた。以来暗い闇の中でたった1人生きてきたが、ある出来事をきっかけに視力を取り戻す。
物静かだが、不遇な生い立ちにも恨み言を言わぬ、気丈で健気な性格。また努力家でもある。反面、それゆえに一度傷ついてしまった時の反動も大きい。

物語終盤、彼女かティアナの一方(プレイ内容によって変化する)が、シャリの陰謀によって闇に落ち、「闇の王女」として世界を脅威に陥れる。
その為、エンディングもティアナとの二者択一である。PS2版以降ではゴブゴブ団エンディングのキーパーソンにもなる。


ティアナ・リュー
ED  あり死亡  あり仲間加入なし
ロストール王妃エリスの1人娘で第一王位継承者。
気取らない性格で、多くの人々を惹きつける魅力を持つことから「光の王女」と呼ばれる。
心優しいが少々ずれた面があり、身分の違う主人公に対しても物腰柔らかに接する。「女狐」と呼ばれる母エリスを嫌悪しており、自分のことも不義の娘ではないかと疑っている。
従兄であるファーロス家の御曹司と婚約が決まっているが、城から出たことのない窮屈な立場にうんざりしており、自由に憧れている。

ストーリーの進め方次第では闇に落ち、性格がアトレイア以上に見る影もなく変貌してしまう(顔グラフィックすら変わる)。
アトレイア同様、エンディングは彼女との二者択一。PS2版以降では男女で異なるエンディングも追加された。


その他

エリス・ファーロス

ED  なし死亡  あり(PS2版から)仲間加入なし
実質的にロストール王国の実権を握っているロストール王妃。
ティアナの母親で、王国の有力貴族のファーロス家の出身。
その才覚及び悪女的外見から「ファーロスの雌狐」と呼ばれる。しかしその素顔は、無気力な国王である夫と無能過ぎる宰相の兄の代わりに悪名を帯びてまで謀略を用いて国と家族を守ろうとする料理上手で家族を愛する女性。

スタート地点が『旅先の小さな町』の場合、主人公の母親代わりの側面もある。
PS版では物語終了まで生存したが、PS2版以降では物語終盤におけるクーデターにより王権を私物化した首謀者という名目でリューガ家の私兵に必ず殺害される。


セルモノー・リュー
ロストール王で先王フェロヒアの弟。
王位に就くために愛のない政略結婚をしたにもかかわらず自分を愛する妻エリスに対する後ろめたさと、彼女のあまりの有能さから無気力に陥っており、娘ティアナに対しても冷淡に接している。
PS2版以降ではリューガ家によるクーデター後、自己嫌悪から闇に堕ちることになり、円卓騎士サムスンに取り付かれてしまう。主人公によって発見されると戦闘になり、自分からエリスを愛そうとしなかった愚行に気付き、彼女への謝罪と共に娘ティアナの事後を託して死亡する。
その場合王位はアトレイアもしくはティアナに継承されることになる。


自由都市リベルダム

バイアシオン最大の商都。
商人ギルドや冒険者ギルドの本部、闘技場などを有し、商業と流通によって莫大な利益を上げている。直接民主制を採っており、市民権を持つ者であれば誰でも政治に参加できるものの、市民権を持たない非市民との貧富の差が問題となっている。

フゴー夫妻

ED  あり死亡  なし仲間加入なし
義賊ストラ=フゴーの子孫。バイアシオン一の財力を誇るホテル王。
リベルダムに美術館をもっており、世界中の美術品や骨董品を集めている。妻は夫同様の体型をしており何でも夫の言うことに追従する女性であるが、夫妻の馴れ初め話を聞いた者はその恐ろしさに皆気絶してしまうという。
ダイダロ
フゴー家執事兼ボディガードを務める壮年のボルダン族。かつては闘技場で鳴らした強者。屈強さと知性を併せ持つナイスミドル。



ロティ・クロイス
リベルダムの有力商人でクリュセイスの父。一見柔和な人物だが、裏では武器産業を手掛ける死の商人。後にアンティノの手によって暗殺される。因みに妻はロセン王家の血縁者だがゲームには登場していない。

クリュセイス・クロイス
ED  あり死亡  あり仲間加入なし
ロティの娘。母親がロセン王家の出身のため、ロセン陥落後は解放軍のシンボルとなる。
外見は美人だが性格は苛烈でプライドも高く、非市民を見下す。
解放軍のリーダーになってからは父親の仇である(とアンティノに思い込まされている)主人公を罠に掛けて誅殺しようと目論むが、解放軍で主人公と一緒に行動を共にしていくうちに、主人公や市井の人々に心を開いていく。

アンティノ・マモン
ロティと組んで武器の売買で財を築いている武器商人。主に戦闘用モンスターの開発を手掛けている。
ロティとは親友同士だったが、彼とは正反対の醜悪な容貌が災いしてロティにばかり人気が集中して自分がロティの分まで蔑ろにされる境遇から、次第にロティに嫉妬し、ワインを用いて彼を毒殺した。

魔道王国ラドラス

古代に魔法の力によって栄華を極めた魔道王国。
現在は竜骨の砂漠の下に封印されており、数百足らずの民が細々と暮らすのみである。
地水火風の4人の巫女は当時の巫女ズゥ、ネイ、ウル、エアの子孫にあたる。エステル以外の巫女には、それぞれが仕える神殿に行けば会うことができる。

エステル・ズゥ 

ED  あり死亡  あり仲間加入あり
自分のことをボクと呼ぶ、少年のような印象の少女。砂漠の民ラドラスの族長であり地の巫女だが、当初は自身に巫女としての自覚は無く、快活で好奇心旺盛な性格もあって、ちょくちょくラドラスを抜けだして冒険者稼業に身を投じている。
プレイ次第で生死が分かれる。最初はボーイッシュな服装だが、巫女として覚醒すると(正確にはラドラスのイベントの後)巫女服に変更になる。条件を満たせば巫女服のまま冒険に連れ出す事も可能。

フレア・ウル
ED  あり※1死亡  あり  仲間加入あり※2
※1:PS2版以降
※2:PSP版のみ
ウルカーンで火の精霊神に仕える巫女。
ほとんど感情をあらわすことのない女性だが、それには闇の神器と関係したある理由が隠されている。
PS1版では必ず死亡してしまうが、PS2版では特定の条件を満たせば生存させる事が可能になり、また専用エンディングも追加された。更にPSP版では生存させると仲間にできるようになった。

エア
ED  あり※死亡  あり 仲間加入なし 
※PS2版以降
風の精霊神に仕える巫女。同時にエルズの支配者でもある。
強力な魔法の使い手で、千里眼の能力を使い天地千年の未来を見通すことができる。
初代エアの時代から単性生殖によって子孫を残し、記憶も受け継がせてきた。
見た目は子供だが中身が大人なのはそのためである。ストーリーの進め方次第では、魔法で子孫をのこすことに疑問を感じるようになる。
PS2版以降では男性主人公限定で単独エンディングも追加された。

イークレムン・ネイ
ED  あり※死亡  あり 仲間加入なし 
※PS2版以降
アキュリュースで水の精霊神に仕える巫女。極めて穏やかで優しい心の持ち主で、水の妖精ミズチと会話することができる。
若き日のアンギルダンが先代の水の巫女ルフェイとの間にもうけた娘だが、アンギルダン自身もルフェイが子を成した事を長らく知らず、生後間もなくルフェイが死んだ事もあって実の両親の顔を知らない。水の精霊神に仕える身ではあるが、妄信してはいない。
PS2版以降では単独エンディングも追加された。

シャローム
ED  あり死亡  あり仲間加入なし
エンシャントの魔道の塔に封印されている人物、来訪すると色々教えてくれる。
魔道王国ラドラスを建国した王の一人。神にも匹敵する「超人類」を目指すも、その力を恐れた竜王によって封印された。自分以外のものは敵、もしくは利用対象としか捉えない傲慢な性格。
ベルゼーヴァの出生には彼が絡んでおり、進め方次第では彼の体を乗っ取る。
「闇に閉ざされた塔」でのスタートの場合、主人公に関する出生の秘密を明かすイベントがある。

冒険者達

仲間加入有り

ヴァン・アユテラン

ED  あり死亡  あり仲間加入あり
テラネの宿屋の息子でナッジの親友。強気で熱い性格でダジャレが好き(但し、周りの人間は決して笑わない)。
ガルドランに大怪我を負わされるが、ストーリーの進め方によっては復活して仲間になる。しかし、終盤ではナッジを殺害する事によって闇に落ちてしまう事もある。
男主人公限定スタートである「穏やかな田舎町」では主人公の親友ともなる。
ナッジ
ED  あり死亡  あり仲間加入あり
コーンス族の少年。ネモからも評される純粋で穏やかな人のいい性格。
親友ヴァンの仇・ガルドランを追って旅に出る。祖父はエンシャントの魔道アカデミーで教鞭をとっていた高名な学者で、ジラークはその教え子だった。
男主人公限定スタートである「穏やかな田舎町」では初期メンバー兼主人公の親友となる。その他のスタートではガルドランに返り討ちに遭っている所を主人公に助けられ、仲間になる。
ストーリーの進め方によってはジラークと命運を共にする事もある。


デルガド
ED あり死亡 なし仲間加入あり
元冒険者で、当代一の刀鍛冶と称されるドワーフ
リューガ家当主レムオン、エンシャント宰相ベルゼーヴァの持つダブルブレードも彼の作品。
自分が鍛えた剣が民衆を虐殺するために使われたことで武器を作る意欲を失い、ドワーフ王国の酒場で飲んだくれていたところで主人公と出会う。序盤でも仲間にできる(酒場での選択肢次第だがレルラがいた場合はどちらを選んでも仲間になる)。あるイベントで最高レベルの武器を作ってくれる。

セラ
ED  あり※死亡  なし仲間加入あり
(※「地図にもない村」スタートのみ)
姉シェスターを取り戻すため旅をする冒険者。尊大で無愛想だが姉と親友ロイには心を開いている。女主人公限定スタートである「地図にもない村」では、兄ロイの親友として最初の仲間となる。最初はそっけない態度だが、次第に主人公に心を開いていく。
精神を斬るという妖刀「月光」と胸当てを装備し、腹部を露出した独特の服装をしている。
姉(正確には姉に憑依したアーギルシャイア)を追う関係から、禁断の聖杯を得るためのキーパーソンである。

ロイ・ミイス
ED  あり死亡  あり仲間加入あり
セラの親友で、セラの姉シェスターの恋人。女主人公限定スタート「地図にもない村」では主人公の兄となる。
闇の神器の守護者で、魔人アーギルシャイアの襲撃により行方不明となる。セラの月光と対になる聖剣「日光」を装備。
PS2版以降で仲間に出来る。

フェティ
ED あり死亡 なし仲間加入あり
エルフの女性。
エルフ以外の種族を下等生物と蔑む高飛車な性格で傲慢と偏見の塊で、特にドワーフ族を完全に嫌悪している。そして自分の気持ちを素直に認めようとしないわがまま娘。弱冠1600歳。
博識だと言っているが自称しているだけで実際は殆ど無知なので、意見を聞いても全く参考にならない。が、いくつかのイベントでは必要なキャラクターとなっている。

ユーリス
ED あり死亡 なし仲間加入あり
魔道アカデミー史上最凶の劣等生。
追試の準備中にやっていた実験でアカデミーの校舎を爆破してしまった為にアカデミーを追放され、逃げるようにアミラルへ出ていた。更に潜伏先であったアミラルの宿屋を実験の失敗で爆破したりと何かと問題を起こすトラブルメーカー。研究熱心なのはいいのだが、爆破に留まらず、その責任を取る形で働いていた宿屋で料理をこぼしたり、皿を割るなど恐ろしく不器用――に見えるが、実際は視力が悪いのに人前では眼鏡を掛けないせいである。その人となりはネモをして「バカ女」と言わしめるほど。
無邪気であっけらかんとした性格で口調は丁寧だが、発言そのものは妙にシビアだったりと中々に現実的な性格である。VITに+、INTに-という独自のLvUP補正値を持つ。固有武器である「マジカルステッキ」を装備している。

ルルアンタ
ED あり※死亡 なし仲間加入あり
(※「旅先の小さな町」スタートのみ)
リルビー族(小人族)の踊り子の少女。幼い頃に両親を無くし、現在はフリントの世話になっている。男女共通スタート「旅先の小さな町」では初期PT加入メンバーであり、本編開始の10年前から主人公の義妹として共に過ごす。不幸な過去にもめげず、いつも笑顔を絶やさない、明るく健気な性格。
どのスタートでも初期から仲間にすることが可能だが、「旅先の小さな町」でのスタート以外ではエンディングを見る事が出来ないので注意。


レーグ
ED あり死亡 なし仲間加入あり
かつてネメアとともに魔王バロルを倒したボルダンの戦士。「剣聖」と称えられており、リベルダム闘技場で無敗を誇る王者。
非常にストイックな性格をした二刀流の使い手。愛用している二振りの剣「剛刃」「閃刃」はかつてリベルダムを建国した英雄イグザクスが使用していたもの。作中でも屈指の強力なキャラクターであり、闘技場に出てくる彼の二刀流は、プレイヤーを苦しめる。しかし見事倒せば、その二刀流をスキルとして習得する事が出来る。

レルラ=ロントン
ED あり死亡 なし仲間加入あり
キレイ探しをしているリルピー族の吟遊詩人。
本当はクリスピーという名だが、本名が美しくないという理由から詩人レルラと楽聖ロントンの名前を取って名乗っている。見た目は子供のようだが実年齢はけっこう高く、妻子を放ったらかして旅に出ているという放蕩親父。ルルアンタの実父だが互いにそのことは知らない。
アミラルの酒場には彼の弟子がいる。
PS2版以降では2周目限定スタート「始まりの地」の初期メンバーとなる。


関連イラスト

だから冒険はやめられない!
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関連タグ

コーエー 女主人公 男主人公 群像劇

重要人物:ネメア オルファウス ネモ シャリ エルファス
ディンガル帝国:ベルゼーヴァ カルラ ザギヴ アンギルダン オイフェ
ロストール王国:ティアナ・リュー アトレイア レムオン ゼネテス ヴァイライラ ヴィアリアリ フェルム
その他人物:エステル・ズゥ フレア・ウル ルルアンタ ナッジ セラ レルラ=ロントン イオンズ デルガド フェティ フェルム ユーリス ロイ・ミイス ツェラシェル クリュセイス


無双OROCHI2:メインキャラであるネメアがゲスト参戦した。

ファイアーエムブレム風花雪月:育成要素やクラス名等が本作の影響を受けている長寿S・RPGシリーズの一作。従来と違い、制作の大半がコーエーを占めている。


その他

何か追記希望などありましたら掲示板にお願いします。
気付いたらその都度対応します。

外部リンク

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