概要
RPG「ジルオール」の登場人物。フルネームは「アトレイア・リュー」。
ロストール先王フェロヒアの遺児にして盲目の美女。本来は王位を継ぐ身であったが、父の弟・セルモノーが王位を継いだ後に生まれた為、第二王位継承者となる。
赤子の頃、テジャワの変による王宮の争いに巻き込まれ、政敵の仕掛けた策略で母と共に毒を飲んだために母と視力を失ったが、エリスの尽力により一命は取り留めた。
以来暗い闇の中で王宮から忘れられた存在としてたった1人生きてきたが、ある出来事をきっかけに視力を取り戻す。
物静かだが、不遇な生い立ちにも恨み言を言わぬ、気丈で健気な性格。また努力家でもある。
しかし、引っ込み思案で自分に自信がなく、自分の殻に閉じこもってしまうことが多い。抑圧してきた心を解放してくれる人物を待っている。
そして、一度傷ついてしまった時の反動も大きい。
エンディングは男女共通だが、性別で台詞が異なる。
インフィニット(PS2版)以降ではゴブゴブ団EDのキーパーソンにもなる。
仲間にはならないが、生存している場合はベストエンディング(未来への扉)にも登場する
ネタバレ注意
もうひとりの王女ティアナが「光の王女」と呼ばれて皆に慕われているのに劣等感を感じており…。
プレイヤーの行動によって運命が大きく左右されるキャラクターの一人。
ティアナと2者択一。
何度も会って仲良くなると主人公は彼女をスラムへ連れ出す。
スラムの酒場で、文字を読み、歌を歌い、人々と接する楽しさを知り、世界の広がりや世界に対する理解を知るきっかけとなり前向きな姿を見せるようになる。
ティアナ闇堕ちルート
「私、今日、世界中に人がたくさんいて本当によかったと思います。」
アトレイアの親密度を上げ、「心の闇」戦で負けるとアトレイアの闇落ちを阻止できる(そしてティアナが闇落ちする)。
リューガの変以降、ロストール復興のための尽力する。復興団にはゴブゴブ団も所属し、住み込みで彼女を手伝う。
進め方次第では終盤にロストール王セルモノーが死去、アトレイアがロストールの王位を継承する。
アトレイア闇堕ちルート
「世界なんて…見えなければよかった…。」
「世界が受け入れてくれないんだったら、私たちがこんな世界捨ててしまいましょ?
すべて、何もかも塵に返して、あげるの…。」
「せっかく闇の中に光が齎されたのに、見せつけられたのは更に深い闇だった」という絶望とティアナへの劣等感を虚無の子シャリにつけこまれて闇に落ち、「闇の王女」として世界を脅威に陥れる。
最期は主人公に倒される。
ちなみにリューガの変でアトレイアが闇の王女になった場合のみ、ザハクが現れるのは色惑の瞳がザハクの管理する神器であるため。
プロフィール
年齢 | 17歳 |
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誕生日 | 9月9日 |
身長 | 163cm |
異名・地位 | 光を知らない少女 → 闇の王女・ロストール女王 |
人間関係(ネタバレ)
先王フェロヒア:父。ディンガル帝国に攻め込んで戦死した。
アトレイアの母:政変に敗れたことにより、娘を心中に巻き込む。
エリス・ファーロス:現在の王妃。アトレイアの命を救う。
ティアナ・リュー:エリスの娘。いとこ。
イーシャ:実はアトレイア失明の原因に深く関わっていた人物。
シャリ:闇に落とすため、色惑の瞳を与えられる。