概要
ゲーム『ジルオール』の登場人物。フルネームは「レムオン・リューガ」。20歳。
ロストール王家の分家リューガ家当主で、王国で最高位のエリエナイ公の爵位を持つ。
冷たく陰のある、美形の優男。そのシャープな容姿と明哲な頭脳から「冷血の貴公子」の異名を持つ。
実は自らの出生にある秘密を抱えている。
現王妃エリスを嫌って対立しており、反エリス派の筆頭として暗躍している。但し、腐敗貴族達は利用しているに過ぎず、実際は蔑視している。
王女ティアナとは幼馴染で、報われぬと知りつつも密かに彼女を想い続けている。
考古学者のエストは腹違いの弟であり、レムオンが唯一心を許す人物。
『黄金色に輝く畑』スタートか街道で発生するイベントで、とある事情で主人公を弟(妹)に仕立て上げ、ノーブル伯に就任させる。最初のうちこそ主人公に「ただ利用しているだけ」と冷たく威圧的に接するが、やがて親密度を上げていくと軽いジョークを飛ばすなど、主人公に対する態度が徐々に軟化していく。
プライドの高い皮肉屋だが、実は主人公を信頼し甘えており、名セリフ「お前に見放されたら、俺は…」に落ちたプレイヤーも多いとか。
非常にモテるのだが、意外にも女性には奥手。
冷徹であるが、ティアナやエストなど一度大切に思った人間には惜しみない愛情を注ぐ人物でもある。
他のキャラの好感度に影響されるキャラであり、ゼネテスより好感度が低いと後半のレムオンのイベントが発生しなくなるので注意。
男女共通スタート『旅先の小さな町』の場合は、エリス直属の部下になる関係上レムオンの弟/妹になれないため彼のイベントは見れないが、PS2版以降ではこのスタートのみゼネテスの親密度を上げればレムオンも仲間にできる。
ゲームの終盤で「リューガの変」と呼ばれるクーデターを起こし、ロストール国王セルモノーにエリス処刑の執行書にサインさせた上で、私兵を使ってエリスを殺害する。
それだけに留まらず、自分にとって邪魔者でしかないゼネテスに無実の罪を被せて殺害し(進め方によっては回避可能)、ロストールそのものに致命的な打撃を与えてしまう。
無印(PS版)では一時加入のみで最後は必ず闇に落ちてしまうが、インフィニット(PS2版)以降では救出可能で、仲間にできるようになり、女性主人公限定のエンディングも追加された。
レーグやベルゼーヴァ同様、ダブルブレードのスキルを所持しており、二刀流を操る。
女性プレイヤーの人気を圧倒的に集めているキャラであり、二次創作などでは女主人公と一緒に描かれることが多い。
プロフィール
年齢 | 20歳 |
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誕生日 | 6月20日 |
身長 | 181cm |
異名・地位 | 冷血の貴公子 → 闇の侯爵(※進め方によって) |
人間関係
エリス・ファーロス:政敵。
ティアナ・リュー:好意、エリスの娘で王女
ゼネテス・ファーロス:敵意、ティアナの婚約者
エスト・リューガ:腹違いの弟
タルテュバ・リューガ:従兄
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ネタバレ注意
実母は人間ではなくダルケニスというバイアシオン大陸では迫害されている吸血鬼のような種族。
実母は冒険者によって殺されたらしい。そして祖母は・・・。
実母の死は、死の間際の義母(エストの実母)から聞かされた。
義母はダルケニスであるレムオンにもよくしてくれて、ずっと黙っていたのも彼が自信を無くさないようにという優しさから。しかし、レムオンにはそれが偽善に思え、心を閉ざすようになっていった。また、ダルケニスだからというだけで無条件に殺される世の中で、愛や正義を語る者が気に入らなかったという。
普段は人間として過ごしているが、新月の香を嗅ぐとダルケニスとして覚醒し、暴走してしまう。
仲間になるときは覚醒姿で戦闘に加わる。
ベストエンディング(未来への扉)では表舞台に復帰し、容姿も元に戻っている。
とある条件で女性主人公のみで起きる「吸血イベント」は人気のあるイベントの一つ。
また、親密度が高い状態で闇落ちしたレムオンに主人公が敗北し、最期の力で主人公を回復させ息絶える時の台詞も人気がある。
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