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エリス・ファーロス

えりす

RPG「ジルオール」の登場人物。ロストール王国の王妃。PS版では最後まで生存したが、PS2版以降では物語終盤に必ず殺害される。(画像一番右)
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概要編集

RPG「ジルオール」の登場人物。

実質的にロストール王国の実権を握っているロストール王妃

ティアナの母親で、王国の七竜家筆頭のファーロス家の出。

1つの手紙で二つの国を滅ぼしたほどの謀略家で、その才覚及び悪女的外見から「ファーロスの雌狐」と呼ばれる。

実際、政敵の排除、配下を捨て駒とする、邪魔な国を滅ぼすなど非道な行為を数多く行っており、恨みを持つ人間や王家の分家レムオン・リューガを筆頭に自身を亡き者にしようと目論む敵が少なくなく、国内においても反抗勢力と冷戦を繰り広げている。

デシャワの変以来、「エリスの宝石たち」と呼ばれる私的な特殊部隊を従えてる。





しかしその素顔は、無気力な国王である夫セルモノーと無能過ぎる宰相の兄ノヴィンの代わりに悪名を帯びてまで謀略を用いて国と家族を守ろうとする、料理上手で家族を愛する女性。

夫セルモノーは王位に就くために愛のない政略結婚をしたにもかかわらず自分を愛する妻エリスに対する後ろめたさと彼女のあまりの有能さから無気力に陥っており、

娘ティアナからは自分は王妃の不義の子であると思われ、嫌われてしまっている。



スタート地点を『旅先の小さな町』にするとエリス配下状態になり、他スタートでは冷徹な陰謀家でしかない彼女の温和な人柄が窺えるイベントが見られる。また、主人公の母親代わりの側面もある。

PS版では物語終了まで生存したが、PS2版以降では物語終盤にクーデターが起こり、王権を私物化した首謀者という名目でリューガ家の私兵に必ず殺害される。

彼女の本心を理解する者は少なく、夫を愛し、娘を愛していたが、生前その愛が伝わることはついになかった。



プロフィール編集

年齢37歳
誕生日7月15日
身長174cm
異名・地位ファーロスの雌狐 

人間関係(ネタバレ注意)編集

セルモノー・リュー:国王、夫。エリスは彼を愛していたが、セルモニーは彼女と娘に冷たい態度で接している。進め方次第ではエリスの死後、自分から彼女を愛そうとしなかった愚行に気づき後悔する。

ティアナ・リュー:娘。自分は王妃の不義の子であると思っており、彼女から嫌われていた。

アトレイア・リュー:セルモノーの兄であった先王の娘、姪。政変に巻き込まれ、実母から無理心中を図られた彼女をエリスは救った。


ノヴィン・ファーロス:ゼネテスの父にしてエリスの兄である現ファーロス家当主。力量や才能は全く無く、凡庸を通り越した無能者。妹が王妃である事を盾に、権力を笠に着て威張り散らしているだけに過ぎない。それ故に当のエリスからも「無能」と吐き捨てられた。

ゼネテス・ファーロス:甥。彼から好意を持たれていた。


ヴァイライラヴィアリアリ:配下「エリスの宝石たち」。施文院から抜けた彼女たちを保護した。

フリント:表向きは行商人だが、エリス直属の密偵。ルルアンタの養父で、男女共通スタート「旅先の小さな町」では主人公の父親。

男・女主人公(「旅先の小さな町」スタートのみ):フリントの子ども、配下。


レムオン・リューガ:政敵。クーデターを起こし、セルモノーにエリス処刑の執行書にサインさせた上で、私兵を使ってエリスを殺害する。

余談編集

没イベント

主人公がエリス配下でノーブル伯(レムオンの義理の弟・妹。ゲーム中では両立は不可能)、かつディンガル帝国側で戦争に参加した場合、リューガ家から反逆者を出してレムオンを陥れようとした捨て身の行動とエリスは判断する。

そんな主人公に「何も守れるものがない者は、強くなれぬ。」と叱り、「フリントの、そなたを守ろうとした気持ちを無駄にするな。そして強くなれ。」と励ます。

関連タグ編集

ジルオール 王妃

ロストール王国

エリス:タグ使用

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