「また…目覚めてしまったのか…?」
「我ら円卓の騎士は不滅の存在。人の力で我らを滅することはできぬ。我らに永久の眠りをもたらすことができるのはウルグ様のみであろう」
概要
RPG『ジルオール』の登場人物。
破壊神ウルグ配下の闇の円卓の騎士、ウルグの復活に必要な闇の門を開ける力を持つ「開け放つもの」。闇の神器「魂吸いの指輪」の管理者。
円卓騎士の中でも突出した力を持ち、バルザー:蘇らせるものと並ぶ実力者。
魔人たちを統べる存在で、アスティア:告げるもの、アーギルシャイア:心をなくすもの、ネモ:名前を知るもの、マゴス:棲みつくものを総括する。
オズワルド村の遺跡で眠りについていた。
本来は双子の妹であるアスティアが目覚めさせるのだが、人間として平穏に過ごす事を望んでいた彼女は役割を放棄しており、シャリの介入によって目覚める。
アスティアとオズワルドの村人たちのソウルを吸収して完全に復活し、ウルグを蘇らせるために行動する。
かつて月蝕の神で、アスティアと共に冥界を治めていた。
最高神である天空神ノトゥーンと太陽神アスラータは彼の兄や姉にあたり、2柱の娘であるティラは姪にあたる。
神々の争いでティラに味方して敗れ、冥界の王を追われ魔人となった。
アスティアに育てられた『始まりの地(オズワルド)』スタートの主人公と因縁があり、主人公のことを「アスティアの子」と呼ぶ。
『始まりの地』限定のアスティアED条件に大きく関わり、下記のイベントにおいても台詞が変化する。
独断で動いている部下のアーギルシャイア:心をなくすものを粛清しようとするが、人間であるサイフォスを庇う彼女の行動に見て、今は見逃すことを選ぶ。
ツェラシェルのイベントに登場する。
オズワルドにて行われるアイリーン個別イベントにも登場、行動によって戦闘及び回避が可能となる。
ネモ:名前を知るものからは「やる気をなくしている」と言われているが……?
「生きるとは意志すること。命とは意志して動くこと。価値、そして夢とはその道標を持つこと。それ以上ではない。」
闇の円卓騎士としての役割は忠実に果たそうとするものの、繰り返される光と闇の戦いが至聖神による世界を回すための茶番だと考え疲れきっており、本心では自分を滅ぼしてくれる存在を望んでいる。
それ故にウルグ復活に動く一方、アイリーンの叫びに応え、世の摂理の無情を教えると同時に進むべき道を示すといった事もしている。
アスティアEDを目指す過程において、ソウル「ウルグ」を宿し、地上最後の神(正確には神の代行者)とされる竜王を倒した主人公が最後に戦う仇敵となる。戦いの中で主人公に残されたウルグの断片を感じ取り、最期は主人公に礼を言い、穏やかに消えてゆく。