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闇の円卓の騎士

やみのえんたくのきし

RPG『ジルオール』の登場する魔人達。破壊神ウルグに仕える12人の魔人。ゲーム中では全員登場しないが、設定は存在する。「円卓騎士」とも呼ばれ、堕落をしたものの、元は何らかの神や精霊であった。
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概要編集

RPG『ジルオール』の登場する魔人達。破壊神ウルグに仕える12人の魔人。

ゲーム中では全員は登場しないが、設定は存在する。

各々が「闇の神器」と呼ばれる魔導具を管理している。あくまでも管理しているだけであり、必ずしも自身の手元に置いているというわけではない。


「円卓騎士」とも呼ばれ、堕落をしたものの、元は何らかの精霊であった。

倒されても死ぬことはなく、しばしの眠りについた後に魔人達が各々持っている復活する為の条件(自分に適した依り代を手に入れる等)を満たせば復活する。

一様に皆肉体を失ったウルグの復活を望んでいるが、途中からそのことを諦めたり、やめてしまっている者も少なくない。 また、永遠に続く光と闇の戦いに疲れ果て本心では消滅を望んでいる者もいる。

彼らを完全に消滅させられるのはウルグのみとされている。


魔王バロルがバイアシオン大陸を支配していた時代に宰相ゾフォルによって数体の魔人が召喚され、バロルに従っていた。


ゲーム中では基本的に敵キャラクターとして主人公たちを苦しめるが、中には主人公の協力する魔人も存在する。


一覧編集

ED有り編集

ネモ:名前を知るもの

闇の神器「禁断の聖杯」の管理者。

猫屋敷でオルファウスと暮らしている魔人。 毒舌混じりの話し方をするが、根はやさしい。

魔王バロルの下で魔獣の軍勢を率いていたが、オルファウスによってにされてしまった。

本来は老いた白の姿をした老人星の精霊だったが、地上に興味を持ちすぎて天から落ち魔人になってしまった。かつてはオルファウスの師でもあった。

ゲーム中唯一他のキャラクターの好感度を聞けるキャラクターで、PS2版以降は好感度を特定回数以上聞くと逆にネモエンディングが見れたりする。



アスティア:告げるもの

闇の神器「焦燥の耳飾り」の管理者。ティラの娘など魔物を率いる軍団長だった。

PS2版の2周目以降から選択できるスタート地点『始まりの地』にのみ、主人公の養母として登場する。PS版でも設定は存在していた。

双子の兄・ヴァシュタール:開け放つものを復活させる役割を担う。

捨てられていた赤子(主人公)を拾い、16年の歳月を母として共に過ごすうちに安らぎの感情に目覚め、使命に対して疑問を持つ事となる。

かつては日蝕の神であり、兄と共に冥界を治めていたが、神々の争いでティラに味方して敗れ、冥界の女王を追われ魔人となった。




EDなし編集

バルザー:蘇らせるもの

闇の神器「破滅の槍」の管理者で「槍の主」とも呼ばれる。

闇の円卓騎士次席。ヴァシュタール:開け放つものに並ぶ力を持つ魔人で、ネメアの父親。

魔王バロルに仕えてた時、彼の娘であるエスリンと恋に落ち、息子をもうけるが、ゾフォルの予言を恐れたバロルに彼女を殺害されたことで袂を分かつ。

その正体は至聖神の作り出した人間のプロトタイプ。あまりに完璧であったため至聖神は後の人間に向上心、嫉妬心、愛憎等を与えて競わせることにした。

『始まりの地』スタートのオープニングイベントにも登場し、アスティア:告げるものに互いの境遇について話し合うのと同時に警告を知らせるために主人公の前に現れる。



アーギルシャイア:心をなくすもの

闇の神器「忘却の仮面」の管理者。

残忍な性格の魔人。人間の魔法行使によって命を奪われた精霊の断末魔が生み出した存在であり、それ故に人間に対して激しい憎悪・敵意を抱いている。

無限の英知を秘める闇の神器「禁断の聖杯」を捜し求めている。

スタート地点『地図にも無い村』の主人公の故郷ミイスを焼いた魔人であり、ロイ・ミイスセラとも深い因縁がある。



ヴァシュタール:開け放つもの

闇の神器「魂吸いの指輪」の管理者。

円卓騎士の中でも突出した力を持つ魔人で、バルザーと並ぶ実力者。魔人たちを統べる存在。

魔人の中で唯一、ウルグの復活に必要な闇の門を開ける力を持つ。

かつては月蝕の神で、双子の妹であるアスティアと共に冥界を治めていた。

シャリの介入によって眠りから覚める。

『始まりの地』スタート限定のアスティアEDの条件に大きく関わる。



マゴス:棲みつくもの

闇の神器「貪欲の盾」の管理者。

ザギヴの中に巣食うスライム状の魔人で非常に陰湿な性格。10年前、バロルに召喚されてザギヴの家族を虐殺するが、ネメアに追い詰められ、彼女の胎内に逃げ込んだ。以来、ザギヴの肉体と精神を蝕みながら復活の機を窺っている。


ザハク:嘲笑うもの

闇の神器「色惑の瞳」の管理者。

美しい少年の姿をし、両肩から毒蛇を生やした魔人。

人々を徒労感、虚無感に陥れるのが行動目的で言葉に「徒労」を混ぜるのが癖。戦闘面において強烈な反撃で相手をねじ伏せ、HPをいとも簡単に全快させたり、作中で復活の条件が判明している魔人達の中で最も簡単に復活できる等、「嘲笑うもの」の異名に見合った力を見せる。

名前と外見の由来はペルシア神話に登場する魔王ザッハーク


サムスン:縛られしもの

闇の神器「束縛の腕輪」の管理者。

神々の争いの際に肉体を失った魔人。肉体を失った際、ある魔導師に憑り付いたがその魔導師の自縄自縛の精神に憑り付かれて一体化した。自暴自棄な人間に憑依することで転生を繰り返している。

PS2版以降ではロストール王セルモノーの自己嫌悪の感情に付け込んで出現するも主人公に倒される。しかしその場合でもラストダンジョンで復活する。

かつては太陽神アスラータの眷属神であった。体を縛っている黄色の布のような物は自身の髪の毛。


ダナン:打ち砕くもの

闇の神器「憤怒の鎚」の管理者。

最新参の魔人。初代ドワーフ王ボルキスとその座を争ったドワーフ族の戦士。邪竜シャンマを取り込んで力を得た。

作中では特に悪事を働く事は無いが、古城の奥に鎮座し、訪れると有無を言わさず襲い掛かって来る。



設定のみ・ゲーム未登場編集

イシュベノブ:復讐するもの

闇の神器「傲慢の首飾り」の管理者。

紫の鎧に身を包む魔人。巨大な鉈の様な大剣を武器に持つ。

ウルグが英雄であった頃から彼に仕えており、忠誠心は魔人の中でも随一。とある民間伝承により、復讐の神として人々から密かに崇拝されている。

主人公の父という設定の没シナリオが存在していた。


メイア:分かたれしもの

CV:庄司宇芽香(トリニティ ジルオール ゼロ)

闇の神器「虚無の剣」の管理者。

左半身が鎧で右半身が少女の姿をした魔人。もとは闘神ウルグに従ってティラの軍勢と戦った人間。戦いの中で致命傷を負うも、ティラの力によって命を取り留めた。それゆえにティラを母と慕う心と、ウルグを破壊神に貶めたティラを憎む心の二面性を持つ。

ジルオール本編には未登場だがアクションゲーム「トリニティ ジルオール ゼロ」にて初登場を果たした。

「虚無の剣」を求める主人公アレウスと対峙する。赤髪の少女のほうは他人を翻弄したり小馬鹿にする性格で武器はムチのようなものを使用し、鎧姿のほうはウルグに忠誠を誓う武人のような性格で槍を武器にしている。



ラハブ:ひとつにするもの

闇の神器「同化の髪飾り」の管理者。

詳細不明。公式設定資料集においても記述が無く、同書籍で円卓の騎士の人数が11人に減っている事から設定そのものが消滅しているのではと思われたが、PSP版にて名前のみではあるが新キャラであるイーシャのイベントに登場した。


関連タグ編集

ジルオール 円卓の騎士 魔人

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