概要
破壊神ウルグの復活を目論む秘密結社であり、本作の敵キャラクター。
皆ウルグを復活させる為に行動しているが、真にウルグの復活を望むものは一人もおらず、各々の最終目的は異なる
「システィーナ」とはウルグが愛した女性の名であり、すべてのソウルの生みの親。
関連人物
個別EDあり
シャリ
ロストール宮廷に仕える伝道師の一人で、「虚無の子」と呼ばれる全てが謎に包まれた少年。
アトレイアの目を治す依頼をしたり、モンスターを使って主人公の行く手を阻んだりと、その目的は不明。
主人公とはある意味強い因果関係にあり、物語の中核を担う人物の1人である。
最後まで敵対し、主人公によって倒されるが、特定のエンディングでは再び姿を見せる。
エルファス
天空神ノトゥーン施文院の大神官。施文院が封じてきたモンスターを大陸各地で放って社会不安を増大させる一方で、奇跡を行使する「救世主」として各地で終末思想を説いてまわる。
かつて最愛の姉をネメアによって奪われた末にエリュマルクに殺された事で全てを憎み、世界を滅ぼそうと目論んでいる。
世界各地で出会う主人公に初めは無関心だが、進め方次第では主人公に惹かれ始める。最終的には敵対しラスボスの一人として戦うことになるが、PS2版以降では個別EDは存在する。PSP版で途中で改心させる事が可能で仲間にでき、別EDが追加された。仲間になった場合は別のキャラが最後の敵となる。
EDなし
ゾフォル
元ディンガル帝国宰相。先帝バロルを闇に堕として魔王にした張本人で狡猾な性格。
予言の力を持っており、ネメアやザギヴに関する予言をことごとく的中させるが、心中では不吉な未来しか垣間見られないのに加えてそれを変えられない自分の力に絶望している。
序盤のうちは「いずれ殺し合うが、今はその時ではない」と、主人公を自分の住処に招き入れ、時には知識を授ける事もある。
PSP版に於いてプレイ次第では魔王バロルの復活を望んでいるのを自分の口から明かす。
ジュサプブロス
眼鏡とニヒルな言動が特徴の男性。生まれながらのダークエルフであり、次元を操る能力を持つ。
闇の神器を集め、死と絶望を広める仕事をしており、世界の滅亡を画策する。
見る者全てを片っ端から容赦なく手にかける残忍な性格だが、ある経験から「6歳未満の子供は殺さない」というポリシーを持っている。
実はウルグを軽蔑しており、自身が「あのお方」と呼ぶ神を復活させるのが目的。
破壊神ウルグ
最高神である天空神ノトゥーンと太陽神アスラータの3番目の子。
兄である大地神バイアスと共に、姉である聖母神ティラと戦った闘神。
人間の少女システィーナと恋に落ちるも、彼女が天空神の策略で「裏切り者」の汚名を着せられ、同じ人間に殺されてしまった事をきっかけに人間に絶望し、闇に落ちた。
ウルグはノトゥーンにシスティーナの復活を祈ったが拒まれたため、システィーナの復活を条件としてティラと盟約を結び、人間を滅ぼすための戦いを始める。闇の円卓の騎士がウルグに助力。システィーナは復活するがソウルを受け取らず、永遠にウルグを見守る存在となる。
その後、ウルグと闇の円卓の騎士は異世界から召喚された戦神ソリアスに敗れ、ウルグは深い眠りに就いた。
ゲーム中ではある条件を満たす事で主人公かネメアがウルグのソウルを手に入れる事ができる。戦闘では主人公かネメアの姿を取るが、ソウルとしてはPS版では日本の武将のような、PS2以降では西洋風の豪傑の姿で描かれる。ネメアとアスティアのエンディングに関わるキーパーソンでもある。