概要
回想シーンもあるが、基本的には西軍からみた関ヶ原の戦いの物語である。
濃いキャラクター、オーバーなリアクション、相手に証拠を突きつけることで追い詰め、不利な戦局を逆転する、無関係の場所を調べると小ネタが挟まれるなど、カプコンの『逆転裁判』に似た部分が散見される。なお、これ以前にカプコンが、コーエーの看板シリーズに似たコンセプトのゲームを出した事との関連性は不明。不明といったら不明である。
ゲームシステム
「戦略パート」と「合戦パート」に分かれている。
戦略パートで武将の情報を得て、合戦パートでそれを元に説得することで指示に従わせるのが基本となる。
(この部分も逆転裁判の「探偵パート」と「法廷パート」に通じる)
戦略パート
マップを移動して、人物から話を聞いたり周囲を調べることで証言(言ノ葉)や情報・アイテムを集める。
合戦前の下準備となるパートである。
素直に話をしてくれる者ばかりではなく、癖のある人物も多いので、
そういった場合は鍵となる情報を見つけて話を聞き出す必要がある。
このパートで相手を説き伏せる「説得」を行う場合もある。
合戦パート
敵対する東軍を迎え撃つ。戦況は刻々と変化する。
敵や味方の位置などの情報を知らせてもらう「報告」、味方に指示を送る「伝令」、別の戦場を確認する「地図」、指示通りに動かない味方武将には「説得」といった操作を使い分ける。
なお、説得は敵武将に対して行うこともある。
不適切な伝令を出すと味方に考え直すよう言われる場合と、ミスとなる場合がある。
ミスを重ねすぎるとゲームオーバーになる。
説得は方法を5回間違えると説得失敗となるが、やり直しできる場合もある。
説得が一度しかゆるされず、やり直しできない場合はその場でゲームオーバーとなる。
最終的に味方を意図した通りに働かせ、敵軍を全滅させると勝利となる。
中盤になると敵味方の心が読める「天眼」を使えるようになり、そこから敵味方の武将の動きを読み解くことで、鉄砲射撃などの戦術を使って一網打尽にできる陣形に誘導する。マス目上の味方を動かして、その陣形を作り出すパズルのようなものになっている。
登場人物
西軍
東軍
その他
あれこれ
関連イラスト
関連タグ
外部リンク
采配のゆくえ - 任天堂