シトリー=アイスナー
しとりーあいすなー
セイロス教の修道女。主人公の母親でジェラルト=アイスナーの妻。生年は帝国暦1139年。
温和で賢く、料理上手で花が好きな女性。ガルグ=マク大修道院で生まれ育ったが、生まれつき体が弱いため、ほとんど修道院を出ることなく生涯を終えた。同様に修道院で生まれ育ったアルファルドは幼馴染み。
名前や容姿はDLCのサイドストーリー「煤闇の章」で判明した。開眼している一枚絵がセピア調のため、瞳の色は確認できない。
先述の体の弱さがたたり、1159年に主人公を産むと間もなく息を引き取り、ガルグ=マクの墓地に埋葬された。
ジェラルトが所持している形見の指輪は、ふたつのイベントをこなすことで我が子の手に渡り、これがきっかけで主人公は自らの大切な人を思い定めることができる。
我が子同様、その名は恐らくソロモン72柱からで、序列12番目の悪魔シトリーに由来する。続く序列13番目の悪魔の名がベレトである。
大司教レアによって造られた12番目の人間であり、体内に異種族「女神の眷属」の神祖ソティスの心臓から創られた紋章石を宿すことで生きている。レアの悲願である神祖復活のための器としては機能しなかったが、彼女からは娘同然に可愛がられていた。
レア曰く出産の際、母子共に命が危うく、息のない我が子に紋章石を移すよう彼女に懇願したという。
普段は表情が乏しかったらしいが、このことや体の弱さが特殊な生まれに起因するものかは不明である。
レアは表向きは彼女の死を既に受け入れているような様子を見せているが、実は(かつて親族の身に起こった惨劇のトラウマゆえか)未だに引きずっており、周囲に無断で埋葬したふりをしていたシトリーの遺体に、時々会いに行っている。亡骸は死後21年を経ても生前の姿を保っており、レアに防腐処置を施されたのか、それとも元々腐敗しない肉体なのかは定かではない。
ガルグ=マクの地下「アビス」に隠されたこの遺体をある人物が偶然見つけてしまったことが、DLC「煤闇の章」の事件の引き金となっている。
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