「ちょーっと本気出すぜ?」
プロフィール
概要
『ファイアーエムブレム 覚醒』に登場する「傭兵」。
元はペレジアのギムレー教に雇われていた傭兵だが、教団がノノを殺害しようとしため、とっさにノノを助けようとその場にいた教団員を殺害したことにより、ノノともどもギムレー教に追われることになる。
しかしながら、そんなノノからも顔で悪人と決めつけられ、更には、泣きじゃくるノノを保護しようと追いかけてきたところをクロムたちに見られ、あらぬ疑いをかけられるものの、直後に二人を追ってきたギムレー教教団員が割って入ったため事なきを得た。
その後、ノノと共にクロムたちの仲間になり各地を転戦することになる。
面倒見がよくさっぱりした性格。言動は軽いが「傭兵」でありながら金銭だけではなく義理や道理で動くなど常識的な人物。
長年戦場働きをしていたため知識も豊富であり、マイユニの病気の兆候を発見したり、単調になりやすい戦場での食事を改善するために独自でブレンドした香辛料を持ち歩いたりしている。
壮年であるため自らを「おじさん」というものの、面と向かって「おじさん」と呼ばれてヘコんだり、若干悪人面なのを気にしているなど、センシティブな面を持っている。
剣の腕は確かであり、ロンクーの話によると、かつてバジーリオと唯一引き分けた男として、その名がフェリアでは知られているらしく、フェリア王候補にもなったことがあるという。しかし本人曰く「懐かしい話」とのこと。
軍で一番、筋肉痛が遅く来る。
ちなみに、医学的には筋肉痛が遅く来るかどうかは運動の種類によって変わるもので年齢とは関係ないらしい。
過去
「グレゴ」というのは本名ではなく、過去に山賊に人質にとられ殺害されてしまった弟の名前。助けられなかったことを後悔しており「名前だけでも生かしておこう」と思い、名乗っている。本名については不明。これについてはサーリャとの支援で判明する。
また、竜の爪を得る仕事を引き受けて飛竜の谷を訪れたこともあり、その際にセルジュの飛竜であるミネルヴァを助けたことがある。竜の爪を得る仕事は竜の命を奪わないことが条件だったが、仕事仲間は平然と竜を殺していた。
曰くグレゴの父親は彼を虐待していたらしく、それのせいでグレゴは高所に対しトラウマを抱いてしまっている。それでも、目の前でその親が殺されたことに強いショックを抱いており、自分と同じ想いをさせてしまったことに同情し、仕事仲間と敵対ししてでもミネルヴァを護ったらしい。
その事についてセルジュは泣きながら感謝していた。
ユニット性能
本作におけるいわゆるオグマ系のキャラ。全体的に安定した性能だが、素の状態ではやや速さの成長が鈍い。剣士系にもクラスチェンジが可能であるため補強は可能。魔防の伸びが悪い上に補強可能な兵種に自力でなれない事が唯一のネックか。
「勇者」になって「太陽」と「斧殺し」、「ボウナイト」になって「弓殺し」、他にも「ウォーリアー」になることで「カウンター」、「バーサーカー」で「斧の達人」など様々な有用スキルを獲得出来るため、ユニット性能は高い。
限界補正はそれぞれ
HP:0 力:2 魔力:-1 技:2 速さ:0 幸運:-1 守備:1 魔防:-2
前衛としてかなり優秀だが、やはり魔防の低さが辛い。
登場シーンでノノを保護しているため、ノノと支援を進めるというプレイヤーも多いかも知れないが外見年齢を考えると最もノノの相手としては危険な組合せである。
一方ミリエルとも結婚できるが、その、どう見ても尻に敷かれてるようにしか見えない。
ヒーローズ
不敵なる傭兵 グレゴ
属性 | 赤 |
---|---|
兵種 | 剣/歩行 |
武器 | 厚情の剛剣(専用) |
奥義 | 緋炎 |
A | 不壊4 |
C | 歩行の見切り追撃3 |
2022年10月からようやく登場。
ステータスは不壊補正でなんと攻撃67、守備50で攻撃は花嫁リリーナを抜いて当時全英雄トップだったが現在はアルフレッドに抜かされて二位。
専用武器「厚情の剛剣」はキラー武器効果に加え、自軍か敵軍のターン開始時、自身を中心とした縦横3列に敵がいる時、その敵に攻撃速さ守備-6と自分に攻撃速さ守備+6のバフデバフ。もう一つは自分から攻撃するか周囲2マス以内に味方がいる時、戦闘中、敵の攻撃速さ守備-5かつ敵が攻撃速さ守備のデバフを受けていれば、戦闘中、デバフの数値分更に減少。さらに同条件で最初に受けるダメージを40%軽減。かなり発動条件も簡単でデバフで余計に弱らせて自分はバフで有利に立つ、物理武器には全く動じないダイヤモンドの如き固さ。
新たなスキル「不壊」は死線や止水と似た能力値変動スキルで攻撃と防御が上昇し、魔防が低下する。
しかし魔防は全くの紙耐久で属性関係なく軽減を持っても大ダメージは喰らう。魔法攻撃はもちろん、マムクートや魔法武器にはどうしようも出来ないので注意。