プロフィール
概要
イーリス大陸の西にあるヴァルム帝国の皇帝でありストーリー中盤に於けるクロム達の敵となる存在である。
圧倒的な武力を以って覇道を突き進む覇王であり、ヴァルム大陸を瞬く間に制圧し、フェリアに侵攻してきた。
「外伝」のアルムとセリカの末裔である。外見はアルム、セリカ共にあまり似ていないが、先祖の一人とは「白髪」「大柄」「全身に赤い鎧を纏う」という共通点がある
野心家である一方、卑怯な戦いを嫌い正々堂々とした戦いを好んでおり、終盤では軍師であるエクセライが籠城作戦を提案したのに対し、自ら出陣している。
そうした彼の覇道にほれ込み、フェルスやセルバンテスといった名のある将が彼のもとに集ってきてさえもいる。
また、エクセライがインバースと通じていること(=結果的にヴァルハルトにとって不利益になること)も知っていた上でそれを受け容れていた。
実際覇王と呼ばれるだけあり実力はかなり高く、バジーリオを軽々と撃破してしまう(彼の一撃を受けて耐えたのはバジーリオとレンハだけらしい)。
そのバジーリオも、フラヴィアが加勢に入ったことで、ようやく勝負になるかどうかであったため、個の強さとしては、パリスと並び、作中トップクラスである。
クラスは彼専用の「オーバーロード」であり、「グレートナイト」と似たような性能であるが、
専用の「覇王」スキルを持っているため特効は受け付けない(余談だがこの影響からかご先祖様もリメイク作品でオーバーロードへとクラスチェンジ出来るようになった)。
また、彼専用の武器として「ヴォルフベルグ」が存在する。
最終的にクロム達の前に敗れた時も、敵ながら天晴、と言わんばかりの潔い死に様を残した。
ギャンレルと異なり、不利になった際にも兵が全く投降しなかったため、王に相応しいカリスマ性もあるようである。
とはいえ、仲間にした後の「みんなの部屋」の紹介文では恐怖政治という表現をされている。
これは、敵対した勢力を完膚なきまでに叩き潰すことで、反乱の士気や勝ち筋と言った、希望と呼べるものを根絶やしにしてきたことからだと思われる。
ファウダーとインバースのセリフによると、彼もまた彼なりにギムレーの復活を危惧していたとのこと。
ただし、クロム達が復活を阻止しようと考えていたのに対し、彼は復活したそれと直接戦い、打ち倒そうとしていたあたり、やっぱり只者じゃない。
…ところが、2012年5月17日に配信のマップ「覇道王道」において生存が確認。
本人曰く「心臓は止まったが炎は消えなかった」との事。
墓場の屍兵をねじ伏せていたらそいつらがいつの間にか従っていたという相変わらずの強さを見せ、クロムとの再戦を待ち望んでいた。
望み通りクロムと戦闘させた上で勝利すれば、最上の敵であるギムレーと戦い、聖王の王道を見届けるべく仲間になってくれる。
もちろんルフレ♀と結婚も可能である。その場合、子供であるマークは「オーバーロード」になることはできないが、「覇王」のスキルを引き継ぐことができる。
意外なことに菜食主義者らしく、DLCマップ「異伝 マミーの楽園」では異界の村の畑を荒らしていたマミーに対してマジギレしていた。
このため、プレイヤーからは「葉王」、または彼の二人称から「うぬ様」の愛称で親しまれている。
ユニット性能
兵種は上記の通り「オーバーロード」。
チェンジプルフによってドラゴンナイト系、アーマーナイト系になれる。
というか「オーバーロード」Lv20として参入するためそのままではEXPが入らない。
戦闘アニメにこだわらず彼を長く使いたいのであればチェンジプルフをさっさと与えて行ったほうがいい。
剣槍斧の武器レベルが全てAであり、それ以外を使う職種にはなれないため、武器レベルを考慮する必要がなく「グレートナイト」との相性が良いのも便利。
専用スキルである「覇王」の御陰で騎乗、鎧特効は受けないが、ドラゴンナイト系の竜・飛行特効は無効化できないので注意。
また使えるクラスの特性上魔法に対して相性は良いとはいえないため、その点にも気をつけたい。
「ドラゴンマスター」になって剣殺しを習得すると彼の専用装備である「ヴォルフベルグ」を扱う上で不利となる剣への対策ができる他、「ジェネラル」の「大盾」+「グレートナイト」の「月光」なども役に立つ。
追加マップで加入するキャラの中では長所と短所がはっきりしており、それでいて加入最初から強いため育てるのも比較的容易である。
専用の斧「ヴォルフベルグ」は「ファルシオン」と違い間接攻撃ができるが、耐久度無限ではないので注意。
本編中では「ヴァルハルト」の初期装備として1つだけしか入手できないが、DLC「無限の神器」で登場することはある。
ファイアーエムブレムヒーローズ
属性 | 緑 |
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兵種 | 斧/騎馬 |
武器 | ヴォルフベルグ(専用) |
奥義 | 月光 |
A | グラニの盾 |
B | 守備の封印3 |
2018年7月の大英雄戦で登場。これによってアルム、セリカと共演する事が可能となった。
ステータスは攻撃守備が高めだが魔防はかなり低い。
専用武器「ヴォルフベルグ」は守備3と周囲2マス以内の敵と味方の数が同じか敵の方が多い場合と戦闘中、全ステータス+4という効果になっている。
Aスキルは原作の専用スキル「覇王」を再現する形で騎馬特攻を無効化するグラニの盾。物理耐久は得意だが魔法には要注意。
2021年12月のアップデートで錬成武器対象に。自分から攻撃するか孤立している時に条件が変更され、敵の数指定が不要となった。もう一つはターン開始時に周囲四マス以内に敵がいると全ステータス+6が追加。特殊錬成効果はターン開始時に周囲四マス以内の敵に攻撃守備-7かつ反撃不可付与。もう一つは敵のHPが75%以上の時は戦闘中さらに敵の攻撃守備-5。これで自分の更なる強化と条件の緩和に敵の攻撃守備と反撃不可の弱化を扱える新たな個性を得た。