CV:楠大典
概要
アドラステア帝国の軍務卿にして、カスパルの父親。左肩に装備している熊の顔を模した肩当てが特徴的。
「風花雪月」では名前しか登場しなかったが、「無双」にてユニットとして登場する。兵種はウォーマスター。
素手で熊と渡り合える実力を持つ帝国最強の武人。カスパルからは親子の情を抜きに「親父とだけは戦いたくない」「魔物の方がまだ良い」と恐れられており、タレスですら「相手をするのは分が悪い」と強く警戒しているほど。作中でも(後述の紋章の効果もあるだろうとはいえ)巨大な岩壁をパンチ一発で簡単に破壊している場面が存在する。
リンハルトの父親であるヘヴリング伯とは犬猿の仲らしいが、実際は彼がヘヴリング伯を振り回しているだけな模様(ヘヴリング伯曰く「自分の言う事など聞いているようで全く聞いていない」)。
ダグザ=ブリギット戦役では彼が帝国軍を率いて勝利に導いた(この戦いで、ブリギットの王であるペトラの父と、シャミアのかつての相棒が討ち取られており、ペトラからは父の仇として強く憎まれている)。
「七貴族の変」に加担した当事者の一人でもあるが、皇帝に即位したエーデルガルトによる腐敗貴族一掃の際には、戦争開戦という情勢と有能な軍人であるという点から、更迭される事なく現職に留められ、後にヘヴリング伯やゲルズ公と共にエーデルガルト側に付いた。
「風花雪月」の銀雪及び翠風ルートでは、エーデルガルトの戦死後、部下達の命を助けてもらう代わりに自らの首を差し出した事が語られている。
紅花ルートでは、主人公達が所属する黒鷲遊撃軍とは別の部隊を率いて動いており、制圧した同盟領の事後処理などを担当している。
「無双」ではヘヴリング伯と共に登場。アランデル公の始末に動き出したエーデルガルト達の作戦に協力する。キッホルの紋章を持ち、ベルグリーズの武を象徴するものとしてキッホルの紋章に対応した篭手の神聖武器「ヤルングレイプ」を扱う。
関連タグ
ファイアーエムブレム風花雪月 ファイアーエムブレム無双風花雪月
ランドルフ=フォン=ベルグリーズ…前ベルグリーズ伯の後妻の連れ子で、カスパルにとって義理の叔父にあたる人物。前伯爵に気に入られたランドルフに家督を継がせる話もあったらしいが、レオポルトが父(前伯爵)を無理やり隠居させ自身が家を継いだため、その話はなかった事にされた経緯を持つ。