CV:遠藤大輔
概要
本編中では名前が「エーギル公」と表記されており、フルネームは「ヒーローズ」で判明した。
非常に欲深い性格。他の有力貴族達と共に引き起こした「七貴族の変」により、エーデルガルトの父である帝国の皇帝・イオニアス9世から権力を奪って以降は彼が実権を握り、統治していたフリュム領の領民に重い税を課すなど悪政を敷いていた。
フェルディナントは父である彼の事を尊敬していたが、父がフリュム領で行っていた事については何も知らなかった(父に一切関わらせてもらえなかった為)他、内心では父の不正にも気付いていたようで、いつか自らの手で父を断罪するつもりでいた模様。
「風花雪月」の第1部終盤では、エーデルガルトが皇帝に即位した事で宰相を罷免、更迭を命じられ帝都アンヴァルに軟禁される。
第2部の紅花以外のルートでは、アンヴァルから抜け出し同盟領まで逃走しようとしていたが、彼に代わってフリュム領を統治していたアランデル公が、エーギル公の名の下で更なる悪政を敷いていた為、その事で不満を爆発させたフリュム領の領民達に囲まれ殺害されるという悲惨な末路を辿った。
無双
ある事情から帝国内で政変が起こる中、自身は逃走を図ろうとしたが、エーデルガルト側に付いたベルグリーズ伯とヘヴリング伯の妨害を受けて失敗。最終的にはエーデルガルト達に捕縛され、「風花雪月」と同様に更迭を命じられる事となった。
赤焔の章ではその後、セイロス騎士団がアンヴァル宮城を襲撃してきた騒ぎを利用して牢屋から脱走。反エーデルガルト派の貴族達や闇に蠢く者と結託して反乱を起こすが、最期はフェルディナントの手で粛清された。
青燐の章では、エーデルガルトがタレスによって文字通りの操り人形にされた事で、摂政として再び帝国のトップに返り咲き、悪政を敷き始める。しかし、実際は彼自身もタレスに利用されているだけに過ぎず、終盤では王国・同盟・教団による連合軍に追い詰められていく。自身はエーデルガルトを連れてガルグ=マク大修道院まで逃走するも、逃げる道中でエーデルガルトと逸れたところを王国軍に追いつかれてしまい、奮戦空しく討ち取られる事となった。
余談
演者の遠藤氏は、本作では他にマイクランの声も担当している。
なお、彼の容姿で特徴的なのが、その太った体型とハゲ頭。彼の容姿を見たプレイヤーの中ではフェルディナントの将来(特に頭髪)を心配する声も挙がっている。