CV︰西谷亮
概要
レスター諸侯同盟の小領主。おかっぱ頭や口元の髭などが特徴的な童顔の男。一人称は「ぼくちゃん」。
兵種はメイジ→ウォーロック(紅花ルートではソシアルナイト)。
節操のない小物っぽい性格。同盟の領地とアドラステア帝国の領地を繋ぐミルディン大橋の北側に自分の領地を持つが、要地を押さえている強みもあってか、周辺諸侯とはよく諍いを起こしている。
情勢次第で簡単に敵側に寝返るなど、貴族としては色々と問題が多い人物であり、クロードやローレンツなどからは風見鶏という不名誉な通り名で呼ばれてしまっている。
2部の散策会話でアケロン領という発言があり、フォドラの領地は基本的に領主の姓で呼ばれているため、アケロンも姓と捉えるのが妥当である。
ところが、なぜか無双では上記の名前になっており、公式の説明もないことから、ミスなのか設定変更なのかは明らかになっていない。
作中の動向
第1部
ローレンツの外伝で登場。既に散々話し合ったはずの領界問題を蒸し返し、部隊を率いてグロスタール家の領地に侵攻してくるが、主人公達に撃退されると降参して撤退する。
この頃は嘗められてはいても実力は確かだったようで、アケロンの部隊の全容を目撃したローレンツが動揺する描写がある。実際、外伝が発生したその節でいきなり交戦しても騎士団持ちのソシアルナイトやペガサスナイトを数騎連れてきており、難易度によっては前々節のマイクラン盗賊団や前節の炎帝兵たちよりも手強い相手となる。
第2部
全ルートで登場。いずれもミルディン大橋で対峙する。
紅花以外のルートでは、アドラステア皇帝に自分の名前を売るべく帝国に寝返り、増援を率いてラディスラヴァの部隊と挟撃を仕掛けてくる。倒されると「帝国なんかに味方するんじゃなかった」と後悔しながら息絶える。
翠風ルートではそれに加え、反帝国派の同盟軍に自分の屋敷を燃やされる羽目に(この事はクロードと対峙した際の専用会話で確認できる)。
紅花ルートでは帝国に寝返っておらず、(スカウトしていない場合は)レオニーと共に同盟軍の増援として参戦。しかし本人はあまり乗り気ではなく、レオニーが倒されるとあっさり撤退してしまう。もちろん撤退する前に倒す事も可能。
なお、倒される際に「さっさと帝国に寝返っとけば」と後悔している事から、こちらでも帝国に寝返るべきかどうか考えていた様子。
無双
赤焔ルートのミルディン大橋奪取戦、黄燎ルートのミルディン大橋防衛戦で登場。
どちらでもマップ中央の大橋近くにいるが、最終的に敵となり、倒されると後悔のセリフと共に死ぬ。
赤焔ルートでは同盟軍の増援として登場し、手下を使って帝国から物資を持ち逃げしようとしていく。
黄燎ルートでは(前哨基地でリシテアが警告していた通り)帝国に恩を売ろうと寝返る。
また、前哨基地でのセリフやこの戦いの前に通る事になるサブステージで、この時点でのフレゲトン領の治安は滅茶苦茶になっている事が仄めかされている。