『そこまでだ……興が過ぎるぞ、死神』
概要
CV:???
ガルグ=マク大修道院の周囲で暗躍する、仮面で素顔を隠した謎の人物。一人称は「我」。
セイロス聖教会を敵視しているらしく、何らかの目的で貴族の子弟を数人殺すよう盗賊達に依頼し、野営中だった修道院の生徒達を襲わせるも、主人公が所属するジェラルト傭兵団に邪魔された事で失敗。以降は主人公に警戒しつつ強い興味を抱くようになる。
クラスは炎帝。配下として死神騎士を従えている。
闇に蠢く者とも協力関係にあるようだが、炎帝自身は彼等を快く思っていない様子。
ヒーローズ
戦乱をもたらす者 炎帝
「我は炎帝と呼ばれる存在。
貴様程度に我を使う度量があるとは
思えんが…やれると言うならやってみせよ」
属性 | 緑 |
---|---|
兵種 | 斧/重装 |
武器 | キャンセルの斧+→炎帝の烈斧(専用) |
奥義 | 華炎 |
A | 金剛明鏡の構え2 |
B | 守備隊形3 |
2020年3月から大英雄戦でまさかの登場。死神騎士同様に声優も「???」と表記されている。
ステータスはHPと攻撃は高く、守備はやや高めで魔防は並程度。速さは低い。
斧で初のキャンセル効果が実装されたがハロウィンドルカスが持っていた「カボチャの斧+」と同じ効果である。
2023年11月のアップデートで専用武器「炎帝の烈斧」が登場。キャンセルの斧の上位互換かつ自分のHPが25%以上の時は戦闘中、敵の攻撃守備が15-敵の奥義カウント最大値×2分減少する。特殊錬成効果はターン開始時に自分中心とした縦横3列の敵に攻撃-7かつ混乱付与。もう一つは敵から攻撃されるか敵のHPが75%以上の時は戦闘中、敵の攻撃守備-5かつ絶対追撃。これで攻撃守備を下げられるようになり、混乱でのデバフと絶対追撃で速さをカバーする個性を得た。
セリフには原作で見られなかった一面が見られる。また公式4コマ「英雄たちの日常」第200話では、入浴時に赤いふんどしを薦められて青くなるという一幕があった。
炎帝と同じく作中で必ず正体が発覚する仮面マルスは、正体が英雄総選挙で入賞した翌年からは同一人物として投票不可になっている。ところが、炎帝は正体が入賞した次の総選挙でもなぜか投票対象に含まれており、その翌年の総選挙でようやく除外された。
2022年のおでかけヒーローズでは、原作のルミール村の惨劇に関して「(死神騎士による)意図せぬ惨劇に怒り 死神騎士と決別し(主人公との)共闘を申し出る」という実際の内容とまるで異なる記述がされており、訂正されないままイベントは終了した。
無双 風花雪月
一切登場しない。
ある人物とは違い、関係する装備や騎士団も存在しない。
関連タグ
ファイアーエムブレム ファイアーエムブレム風花雪月 ファイアーエムブレムヒーローズ
その正体はアドラステア帝国の第4皇女にして次期皇帝であるエーデルガルト=フォン=フレスベルグ。
闇に蠢く者と共謀し、様々な事件の裏で炎帝の姿で暗躍していた。ただ、エーデルガルトが闇に蠢く者たちを良く思っていないのと同じく、彼らも彼女の力は欲しているものの良くは思っておらず、クロニエを彼女の監視に付けていた時期もあった。
それのみならず、4年前の「ダスカーの悲劇」もエーデルガルトが仕組んでいたとディミトリに思い込ませ、2人を殺し合わせる策動まで行っている。
衝撃の正体バラシ展開であったが、よりによって三学級がポケモンの三犬と同じカラーの組み合わせかつ、名前が炎帝である等から発売前から冗談交じりで正体を当てられていた人もそれなりにいたようである。
主人公がどのルートを選ぼうとも初年度の2月に正体が露見するが、それまでの過程はルートごとにだいぶ異なる。
青獅子の学級のルートでは炎帝と闇に蠢く者の密会を主人公とディミトリが発見し刃を交えるが、その時炎帝が使った短剣がディミトリとエーデルガルトの思い出の品だったことから、主人公だけでなくディミトリも正体を悟ることになる。
黒鷲の学級のルート2つでは、エーデルガルトとの支援を深めるとエーデルガルトの方から正体を匂わせるような発言を行ってくるほか、炎帝の配下である死神騎士とエーデルガルト・ヒューベルトを交戦させると意味深な会話が交わされるため、このルートを選択したプレイヤーは9月や11月の時点でも正体を看破できていてもおかしくない。
逆に金鹿の学級のルートでは、大した伏線もなく唐突に炎帝の中からエーデルガルトが登場する形になる。モニカ(に化けていたクロニエ)がエーデルガルトにべったりだったことなどから推測は可能ではあるが。
ヒーローズでは初期装備の武器効果がハロウィンドルカスと同じであった点から正体はドルカスとネタにされていたが、武器錬成でこれまでに登場したエーデルガルトを彷彿させる効果が付与され、正体が暗示される事になった。